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『スター・ウォーズ エピソード7』監督はJ・J・エイブラムスに決定と公式発表!J・J過去作品を振り返る

 starwars.comより。

 『スター・ウォーズ エピソード7』の監督に、TVドラマ「LOST」や映画『M:i:III』、『スター・トレック』などで知られるJ・J・エイブラムスが決定したことが正式に発表されました!

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監督辞退したんじゃなかったの?

 まず、驚いたのは『スター・トレック』シリーズに携わっているので辞退したんじゃなかったの?ということ!

 昨年末の時点で『スター・ウォーズ エピソード7』の監督辞退についてのコメントがあったので、候補から外れているものと思っていたところに、まさかのどんでん返し!

 昨年末から、『スター・ウォーズ エピソード7』製作総指揮にしてルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディの口から1月に『スター・ウォーズ』の新作について話せることがあると明言されていたので、時期的にはそろそろかと思っていましたが、これは予想外!

 ABC News Radioより。  『スター・ウォーズ エピソード7』製作の現在の進捗状況と、今後のスケジュールが判明しました! ...

J・J・エイブラムス フィルモグラフィ

 J・J・エイブラムスは脚本家としてデビューし、ハリソン・フォード主演の『心の旅』、『フォーエヴァー・ヤング 時を越えた告白』、『アルマゲドン』などの脚本を手掛け、TVドラマ「フェリシティの青春」の製作総指揮でTV界に進出。

 その後、製作総指揮を務めた「LOST」が大ヒット。そういえば「LOST」では『スター・ウォーズ』ネタもありました・・・

 2006年にはトム・クルーズの『M:i:III』でいきなりブロックバスター映画で監督デビュー!過去のTVドラマで培ったスリリングな展開は、『ミッション:インポッシブル』シリーズによくマッチし、次作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』もプロデュース。こちらも快作!

 そして、若き日のカークの活躍を描いたリブート作品ではあるものの、ファンにもしっかり仁義を切り、見事に新しい「スター・トレック」を描き切った2009年の『スター・トレック』!

 TVシリーズが製作されていない停滞した「スター・トレック」シリーズに、新たな地平を切り開いた作品で、個人的に大好きな映画!この作品には、なんとR2-D2も一瞬登場しています。

 また、スティーブン・スピルバーグ製作の『SUPER8/スーパーエイト』も監督し、21世紀版『E.T』とも言える、スクリーンのあちこちから映画への愛情を感じる作品に。『スター・ウォーズ』ネタでは、主人公の部屋にダース・ベイダー専用タイ・アドバンスドが吊るされています・・・

 人生、どうにもならない悲しい出来事や、誰にもわかってもらえないひとりぼっちな気持ちを抱えることがままある。  多くの人にとっ...

 そして、直近の監督作では『スター・トレック』の続編『スター・トレック イントゥ・ダークネス』が世界で今年5月、日本は9月に公開予定。

 その他、製作した作品はPOV+怪獣映画という斬新さが話題を呼んだ『クローバーフィールド/HAKAISHA』、ハリソン・フォードも出演しているロマコメ『恋とニュースのつくり方』があり、フィルモグラフィーを見ると基本的にSF要素のある作品が多いです。

『エピソード7』にバッド・ロボットが参加

 J・J・エイブラムスに監督が決定した事とともに、『スター・ウォーズ エピソード7』はJ・J・エイブラムスのプロダクションのバッド・ロボットが製作する事と、J・J・エイブラムスの長年のパートナーであるブライアン・バークもプロデュースに参加する事も発表。

 『スター・ウォーズ エピソード7』のオープニングでは、ディズニー、ルーカスフィルムに加えてバッド・ロボットのロゴまで登場するのか!もしかして、20世紀フォックスロゴも継続するかも知れないし・・・

ローレンス・カスダン、サイモン・キンバーグが
『エピソード7』をコンサルティング

 さらに、『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』と『ジェダイの帰還』の脚本を担当したローレンス・カスダンと、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の脚本家であるサイモン・キンバーグが『スター・ウォーズ エピソード7』のコンサルティングをすることも正式発表。

 昨年11月に、この2人が『スター・ウォーズ エピソード8』、『エピソード9』の脚本執筆契約を締結したという話がありましたが、やはり新しい『スター・ウォーズ』に関わるわけですね。

 The Hollywood Reporterより。  なんと『スター・ウォーズ エピソード8』、『エピソード9』の脚本執筆について...

2大シリーズ『スター・ウォーズ』と
『スター・トレック』を監督した初の人物!

 スピルバーグ作品を敬愛するJ・J・エイブラムスが、数々のスピルバーグ作品をプロデュースしてきたキャスリーン・ケネディと組むことは腑に落ちる気がします。

 また、過去の作品ではILMやスカイウォーカーサウンドといったルーカスフィルム関連会社はもちろん、デニス・ミューレン、ベン・バート、マシュー・ウッドといった『スター・ウォーズ』に携わった名スタッフとも仕事をしており、ルーカスフィルム関連スタッフとこれまで築いた関係性を、より良い作品作りに活かされることが期待されます。

 ジョージ・ルーカスも、「映画製作者、作家としてJ.J.には一貫して感銘を受けてきた。彼は新しい『スター・ウォーズ』の監督として理想的な選択」と太鼓判。

 『スター・ウォーズ』と『スター・トレック』という2大シリーズを跨いだ初の監督が誕生したことは、世界中の両作品のファンがどうリアクションするか気になるところ!『ファンボーイズ』の連中はなんて言うかな・・・

 『スター・ウォーズ』ファンを公言し作品愛には溢れているというJ・J・エイブラムスが、観客へのサプライズという持ち味を活かして『スター・ウォーズ エピソード7』をどう監督するのか?

 面白い人選だと思うので、ますます『スター・ウォーズ エピソード7』から目が離せなくなった!