75367 Venator 2023.10.2-2023.12.31
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代官山 蔦屋書店『スター・ウォーズ』40周年記念フェア 現地レポート!

スター・ウォーズ 代官山 蔦屋書店

 代官山 蔦屋書店にて6月8日(木)まで開催中の『スター・ウォーズ』40周年を記念したフェア「STAR WARS 40th Anniversary in DAIKANYAMA TSUTAYABOOKS」に行ってきましたので、その模様をレポート!

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メルセデス・ベンツ『スター・ウォーズ』
コラボレーション特別仕様車の展示

スター・ウォーズ 代官山 蔦屋書店

 私が代官山 蔦屋書店に行ったのは5月4日の「スター・ウォーズの日」で、2号館と3号館の間には先日発表されたメルセデス・ベンツ『スター・ウォーズ』コラボレーション特別仕様車「CLA 180 STAR WARS Edition」カルサイトホワイトが展示されていました。

スター・ウォーズ 代官山 蔦屋書店 ベンツ

 この車の詳細については、メルセデス・ベンツ『スター・ウォーズ』コラボ特別限定車を見た!発表イベントレポートのエントリーをご参照ください。

メルセデス・ベンツより、『スター・ウォーズ』とコラボレーションした特別仕様車「CLA 180 STAR WARS Edition」が発表されました。発表イベントにて見たメルセデス・ベンツ×『スター・ウォーズ』コラボ限定車の実車をレポート!

スター・ウォーズ 代官山 蔦屋書店 ベンツ

 このメルセデス・ベンツ『スター・ウォーズ』コラボレーション特別仕様車の写真を撮影してSNSに投稿すると、ナンバープレート型のステッカーがもらえました!ベンツを買うことは難しかったとしても、ノベルティをもらえるだけでもうれしいですね。

世界初公開!1000万円のダース・ベイダー木彫像

スター・ウォーズ 代官山 蔦屋書店

 蔦屋書店は3号館までの建物を持つ大型店舗ですが、「STAR WARS 40th Anniversary in DAIKANYAMA TSUTAYABOOKS」が開催されているのは1号館2階の映像フロア。

スター・ウォーズ 代官山 蔦屋書店

 1階からエスカレーターを昇るとまず目に入ってくるのが、ダース・ベイダーをテーマにした木彫作品「ORIAI -Dealing with Fate- Episode5 帝国の逆襲より」。

 これは仏像制作における伝統技法と古典技法を用いて、新しいモチーフとテーマを持った作品づくりを追求している彫刻家・淺野健一氏が、代官山蔦屋での本フェアのために作った作品。

 ダース・ベイダーの戦いの歴史を象徴するスター・デストロイヤー、タイ・アドバンスト、デス・スターを重ねた上に、瞑想室にいるダース・ベイダーをかたどった大胆で壮大な構図の彫刻!

スター・ウォーズ 代官山 蔦屋書店 木彫 ダース・ベイダー

 絶妙なバランスの上に、ベイダー卿が帝国軍のマークを後光のようにして鎮座している造形は仏像に近いものを感じます。また、ダース・ベイダーの背面の帝国軍のマークは、赤や青へと輝く色を変える照明になっています。

スター・ウォーズ 代官山 蔦屋書店 木彫 ダース・ベイダー

 作品の前では淺野健一氏が「ORIAI -Dealing with Fate- Episode5 帝国の逆襲より」について語る映像を放映。

 淺野健一氏の言葉から「ORIAI」は、『エピソード1』~『3』にて共和国軍、また共和国のジェダイであるアナキン・スカイウォーカーが使っていた宇宙戦艦や宇宙戦闘機の形が、帝国軍のそれと近いものであることから、対極の存在である帝国と共和国、そしてジェダイのアナキンとシスのダース・ベイダーも表裏一体であることを表現した作品であることがわかります。

スター・ウォーズ 代官山 蔦屋書店 木彫

 確かに、この作品のスター・デストロイヤーは帝国軍のインペリアル級ですが、船体に塗られている赤いマーキングは共和国軍のヴェネター級スター・デストロイヤーを、黄色く塗装されたタイ・アドバンストはアナキンのイータ2ジェダイ・スターファイターを思い起こさせます。

スター・ウォーズ 代官山 蔦屋書店 木彫

 共和国と帝国の意匠が混ざり合うことで、お互いが裏表の存在であること、そしてライトサイドとダークサイドの間で「折り合い」をつけようとするダース・ベイダー=アナキンの姿を感じることが出来ます。大胆な構図が印象に残りますが、繊細さとメッセージ性のある作品ですね。

スター・ウォーズ 代官山 蔦屋書店 木彫

 繊細さと言えば、メカの造形は木彫と思えぬほどの細かいディテールが!

スター・ウォーズ 代官山 蔦屋書店 木彫

 スター・デストロイヤー船体のゴチャメカ感や、後部のスラスターは非常にリアルで、淺野健一氏ご自身も『スター・ウォーズ』ファンであることがよくわかります。

スター・ウォーズ 代官山 蔦屋書店 木彫 ダース・ベイダー

 また、「ORIAI -Dealing with Fate-」のベースとなったドローイングの複製原画も50枚限定で販売されています。価格は6万円(税別)。

スター・ウォーズ 代官山 蔦屋書店 木彫 ダース・ベイダー

 構想から約2年の歳月をかけて作られたこの「ORIAI -Dealing with Fate-」。これが世界初公開である本作を見ることが出来るのもすごいですが、購入すれば自分のものに出来ます。価格は1000万円(税別)!店外にあった『スター・ウォーズ』コラボベンツが2台も買えちゃうほどのお値段です。

 今後、代官山 蔦屋書店では淺野健一氏によるストームトルーパー像も追加されるということなので、こちらもどのような作品となるのか楽しみなところです。

武人のベイダー&トルーパーが水墨画に!

スター・ウォーズ 代官山 蔦屋書店 水墨画 ダース・ベイダー

 武人画アーティストのこうじょう雅之氏による、ダース・ベイダーやストームトルーパーを武人として描いた水墨画作品も販売されています。

スター・ウォーズ 代官山 蔦屋書店 水墨画 ダース・ベイダー

 武人としての覚悟と気迫を感じられる、ダース・ベイダーの水墨画。仁王立ちしたその姿は、荒々しくも風格があります。

スター・ウォーズ 代官山 蔦屋書店 水墨画 ダース・ベイダー

 こちらは、ライトセーバーを振りかざして迫ってくるかのような構図の1枚。代官山 蔦屋書店限定先行展示作品ということもあり、早速売約済みに!

スター・ウォーズ 代官山 蔦屋書店 水墨画 ダース・ベイダー

 「星間大戦絵巻 暗黒卿 堕悪巣俾荼(だあすべいだ)」、「星間大戦絵巻 帝国風暴兵」という題もユニーク。日本のアーティストならではの筆致の作品です。

 こうじょう雅之氏が店舗で作品を描くライブペインティングイベントも開催され、店頭展示が出来ないほどの大きさの作品が出来上がったそうです!

世界先行・最速公開!ロイヤルセランゴール
『スター・ウォーズ』コレクション

ロイヤルセランゴール スター・ウォーズ ミレニアム・ファルコン

 マレーシア王室公認の錫(すず、ピューター)ブランドであるロイヤルセランゴールによる『スター・ウォーズ』コレクションの数々も販売。

 中でも、代官山 蔦屋書店にて世界最速公開された新コレクションは必見!『スター・ウォーズ』40周年を記念したミレニアム・ファルコンは、24金メッキ加工を施した限定バージョンです。黄金に輝くミレニアム・ファルコンは、アニバーサリーにふさわしいゴージャスさ。

 価格は15万円(税抜)、5台限定販売です。

ロイヤルセランゴール スター・ウォーズ ミレニアム・ファルコン

 この展示されているミレニアム・ファルコンは、シリアルナンバーが「000」という貴重な一品!

ロイヤルセランゴール スター・ウォーズ タイ・ファイター

 ミレニアム・ファルコンと並べたいタイ・ファイターもあります。こちらの価格は2万5000円(税抜)。

ロイヤルセランゴール スター・ウォーズ ライトセーバー ドキュメントフォルダ

 飾るだけではない、実用性のある商品も。高級感のある輝きを放っているのは、「ライトセーバー ドキュメント・フォルダー」。

ロイヤルセランゴール スター・ウォーズ ライトセーバー ドキュメントフォルダ

 その名の通り、このライトセーバーは筒状になっており中に書類などを入れることが出来ます!デスクに飾って楽しみつつ、実用に使用することも出来る商品。ライトセーバーのピューターの中に書類が入っているとは、一見するとわからないでしょうね…

ロイヤルセランゴール スター・ウォーズ

 他にも実用性のある商品として、重厚感のあるデス・スターやサンドクローラーのトリンケットボックス(小物入れ)が。

ロイヤルセランゴール スター・ウォーズ

 さらに、お茶の葉を入れられるR2-D2キャニスターや、16GBの容量を持つミレニアム・ファルコンUSBメモリーなんて商品も!日用品としてこれらのアイテムを使えば、色々と一目置かれそうです。

スター・ウォーズ 代官山 蔦屋書店

 「STAR WARS 40th Anniversary in DAIKANYAMA TSUTAYABOOKS」の売り場では、この他にも様々な『スター・ウォーズ』商品が販売されています。もちろん書店なので、各種の『スター・ウォーズ』関連書籍も揃えられています。

スター・ウォーズ 代官山 蔦屋書店

 TSUTAYAでの『スター・ウォーズ』フェアとなると、ブルーレイ・DVD、書籍、音楽といったエンタテイメント関連の商品が並んでいるというイメージがありますが、代官山 蔦屋書店はこれらだけではなく、ジャンルを越えてセンスある商品を並べた売り場になっています。

 ライフスタイルと文化の提案の場というコンセプトの通り、アート作品なども含めたクオリティの高い商品が並んだ『スター・ウォーズ』フェアは、代官山 蔦屋書店ならでは。

「スター・ウォーズの日」ピンバッジ、
40周年記念ステッカー キャンペーン

スター・ウォーズの日 ピンバッジ 40周年 ステッカー

 来店した5月4日(木)には、1000円以上の『スター・ウォーズ』グッズを購入すると先着で「スター・ウォーズの日」ピンバッジがプレゼントされました。

 2017年の「スター・ウォーズの日」ピンバッジは、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のロゴがデザインされた台紙が封入されています!

 さらに、対象商品を購入すると『スター・ウォーズ』40周年記念ステッカーがプレゼントされるキャンペーンも。

「祝、40周年!スター・ウォーズが歩んできた道」
トークイベント

スター・ウォーズ 代官山 蔦屋書店 河原一久 トークイベント

 さらに、「スター・ウォーズの日」であるこの5月4日(木)は代官山 シネマトーク VOL.7「祝、40周年!スター・ウォーズが歩んできた道」として、『スター・ウォーズ』関連書籍の著者であり『スター・ウォーズ』の字幕監修も務めた河原一久氏と、代官山蔦屋書店映像フロアの吉川明利氏によるトークイベントが行われました。

 トークイベントでは、1977年に『スター・ウォーズ』第1作目が公開され、1978年に日本公開されるまでに、インターネットがない時代においてどのように『スター・ウォーズ』の熱が日本に上陸してきたのかというお話が中心に語られました。

 海外での公開から1年後となった『スター・ウォーズ』の日本公開。初期の頃は、C-3POとR2-D2がタトゥイーンの砂漠にたたずむ有名なスチール写真を見て、2体は巨大ロボットなのではと思ってしまうほど情報不足だったそうです。

 そして年明け頃からテレビで特集が組まれはじめ、『スター・ウォーズ』のノベライズを翻訳した野田昌宏氏、映画評論家の石上三登志氏といった、今で言うところのインフルエンサーが持ち込んだ海外での熱狂が日本に伝わっていく過程のお話は、その頃を生きた方ならではの当時の生の空気を実感することが出来て、とても興味深いものでした。

スター・ウォーズ 代官山 蔦屋書店 河原一久 トークイベント

 このほか、『スター・ウォーズ』吹き替え版のお話(当時ではめずらしかった劇場での吹き替え版上映、渡辺徹・大場久美子・松崎しげるといったキャスティングは今の芸能人吹き替え映画のはしりだったのではなど)、映画を手元に所有することが高価で貴重なものだった時代の『スター・ウォーズ』パッケージソフトのお話など、今振り返るからこそ味わい深さを感じるエピソードも。

 また、当時の常識を覆した『スター・ウォーズ』の成功に対して、現代において増えている知名度の高い原作・人気のあるキャストにGOサインを出すだけの映画企画からは革新的な作品は生まれないであろうという提言も印象的でした。

代官山 蔦屋書店だけで楽しめる
『スター・ウォーズ』体験を

 これまでも『スター・ウォーズ』関連のイベントをコンスタントに行ってきた代官山 蔦屋書店。

 代官山 蔦屋書店の方にお話を伺うと、今後も『スター・ウォーズ』ファンの「聖地」となることが出来ればと考えており、この場所でしか体験出来ないイベントなどを展開していきたいということでした。

 今年の9月には『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』グッズの販売解禁イベントである「フォースフライデーⅡ」、そして年末は『最後のジェダイ』の公開が待機していますが、代官山 蔦屋書店はこうした盛り上がりのタイミングに、ファンが集う場所になりたいという意向があるそうなので、今年の後半の催しにも期待しましょう…

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の関連グッズが、9月1日(金)に「スター・ウォーズ フォースフライデーⅡ」として全世界一斉発売されることが発表されました!『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』グッズのパッケージ画像も公開です。

 まずは、この「STAR WARS 40th Anniversary in DAIKANYAMA TSUTAYABOOKS」が6月8日(木)まで開催中です。

 代官山 蔦屋書店は幅広いジャンルの書籍とその関連商品に加え、カフェなども併設された雰囲気ある空間なので、『スター・ウォーズ』以外も一見の価値ありの店舗です。

記事作成ご協力:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社