美術品・収集品オークションハウスであるヘリテージ・オークションズが2025年7月15日(火)~18日(金)に開催する「ハリウッド/エンターテイメント・シグネチャー・オークション」にて、『スター・ウォーズ』、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』の撮影小道具が出品されます。
ヘリテージ・オークションズは、アメリカで設立された最大の美術品・収集品オークションハウスで、最も高いオンライントラフィックと取引額を誇る世界最大の収集品オークショニア。ケナーのボバ・フェットのフィギュアのプロトタイプが、52万5,000ドルで落札されたことも話題となりました。
「ハリウッド/エンターテイメント・シグネチャー・オークション」では、『007/ユア・アイズ・オンリー』の黄色いシトロエン 2CVや、『十戒』の石板といった撮影に使用されたアイテムが出品。
『帝国の逆襲』Xウイング、「セレブレーション ジャパン」でも展示のライトセーバーが出品
「ハリウッド/エンターテイメント・シグネチャー・オークション」の出品アイテムのひとつである『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』Xウイング・スターファイター撮影用ミニチュアは、ルーク・スカイウォーカーのコールサインであるレッド5の通り、5本の赤いストライプが入った12インチのモデル。
『エピソード5/帝国の逆襲』にてダゴバとベスピンのクラウド・シティへと航行するシーンで使用されたもので、ILMのサンラファエルモデルショップで製作され、ケン・ラルストンが撮影。ILMの視覚効果スーパーバイザー、ブライアン・ジョンソンによる詳細な真正証明書にも、撮影で使用されたことが記載されています。
また、「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」のヘリテージ・オークションズのブースにも展示されていた『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』のライトセーバーも。

『エピソード3/シスの復讐』の撮影でヘイデン・クリステンセンにより使用されたアナキン・スカイウォーカーのライトセーバーは接写撮影用のもので、精巧に加工された金属に高密度ラバーのT字型グリップが装着されています。
さらに、ユアン・マクレガーが演じたオビ=ワン・ケノービのライトセーバー(ブレード付き)と、ヘイデン・クリステンセンが演じたアナキン・スカイウォーカーのライトセーバー(ブレード付き)は、ムスタファーでの決闘シーンで使用され、アクション撮影用に軽く、シンプルなつくりとなっています。
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』のブルウィップ(鞭)は、1989年にロンドンで開催されたロイヤル・チャリティー・プレミアで、映画の制作陣から当時のチャールズ皇太子に贈呈され、後にダイアナ妃から譲渡されたもの!
手編みのカンガルーレザーで作られたこの鞭は、インディが聖杯を守る最後の試練に直面する中でハリソン・フォードの側に登場。専門家の分析により、その独特なカーブ、柄の形、革の編み込みが、インディが負傷した父親を救うためにひざまずくシーンで見られる鞭の市松模様のグリップと特徴的な結び目と一致することが確認され、ルーカスフィルムにより真正証明されています。
ヘリテージ・オークションズのエグゼクティブバイスプレジデントのジョー・マッダレーナは、「これは当社にとって過去最大級のエンターテインメントイベントであるだけでなく、エンターテインメントオークションの歴史においても、最も重要なイベントの1つです。ルーク・スカイウォーカーのXウイングやインディ・ジョーンズの鞭は、単なる小道具ではありません。まさに”神話的な存在”です。それぞれのアイテムがハリウッドの最高の瞬間を物語っており、記憶や名演、そして伝説と深く結びついています。私たちはこうした品々を、次世代へと受け継いでくださるファン、コレクター、そして文化機関の皆様へご紹介できることをを光栄に思います」と語っています。
「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」でこの目で見たあのアイテムたちも、ついに出品です。感慨深いところですが、その落札価格も気になるところです…
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