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ありがとう!スター・ツアーズ 最終日レポート

スター・ツアーズ

 ついにこの日が来てしまいました。

 東京ディズニーランドのアトラクション「スター・ツアーズ」が、2013年春にオープンする「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」へのリニューアルに伴ってクローズする前日。

 つまり、1989年から約23年(!)運営してきた「スター・ツアーズ」最後の日となります。万感の思いを込めて、朝から舞浜に向かいました。

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「スター・ツアーズ」最終日をレポート

 この日の朝の「スター・ツアーズ」前は、最終日だけあって外のキューラインを使うほどの行列が出来ており、オープン当時を彷彿とさせました・・・少し肌寒いですが、春らしくよく晴れていてディズ二ーランド日和です!

スター・ツアーズ アストロゾーン

 「スター・ツアーズ」と同時オープンだったアストロゾーン。「スター・ツアーズ」オープニングにルーカスも来日したのも今は昔・・・

スター・ツアーズ

 初春の青空に、白を基調とした「スター・ツアーズ」は映えます。

スター・ツアーズ

 スポンサー撤退後も、「スター・ツアーズ」のアンテナはパナソニック!そういえば、このアンテナは何を受信しているのだろうか・・・

スター・ツアーズ

 3ヶ国語のアトラクション搭乗時の注意書き。

スター・ツアーズ

 残念ながら、102センチに満たない方は搭乗出来ません。この他、キャストの方が持っているスティックで身長を図っています。

スター・ツアーズ

 海外の「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」では、キャストのコスチュームも変わってしまったので、反乱軍パイロットをベースにしたオレンジのコスチュームは見納めかもしれない・・・と思い、キャストの方にお願いしてワッペン部分を撮影させて頂きました。

スター・ツアーズ

 私は「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」のTシャツを着ていたので、また1年後もこれを着て来てくださいね、と声をかけてもらいました。

ハンガー

スター・ツアーズ

 「スター・ツアーズ」入口の待ち時間表示。最終日でしたが、毎回だいたい1時間以内で乗れました。

スター・ツアーズ

 ハンガーのスタースピーダー3000。青いカラーリングのスタースピーダー3000はかっこいいビークルだと思う。「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」では赤になりますが・・・

Star Tours (Original) Hanger Queue Line Tokyo Disneyland On The Final Day 旧スター・ツアーズ キューライン ハンガー 最終日

スター・ツアーズ

 行き先の惑星の現地の気象や運航情報などが表示されるモニター。『スター・ウォーズ』でおなじみの惑星名を見かけることが出来ます。

スター・ツアーズ

 宇宙港のインテリアにマッチした水飲み場は、ディズニーランドにある他の水飲み場と同様に大人用と子供用が一緒に並んでおり、ディズニーならではの心遣いが感じられます。

スター・ツアーズ

 ハンガーのキューラインも、一時はスタースピーダー3000が整備を受けている場所の真下の、傷跡が残る柱の方まで並ぶこともあり、オープンした頃を思い出させます。

メンテナンスベイ

スター・ツアーズ

 R2-D2とC-3POがスタースピーダー3000を点検しているメンテナンスベイ。

Star Tours (Original) Maintenance Bay Queue Line Tokyo Disneyland 旧スター・ツアーズ メンテナンス・ベイ 東京ディズニーランド

スター・ツアーズ

 頭上で作業しているモン・カラマリ。メンテナンスベイでは、「THX-1138の赤と黒のランドスピーダー、駐車違反です」という、ルーカスの商業映画デビュー作へのオマージュが感じられるアナウンスが流れます。

スター・ツアーズ

 スター・ツアーズ社のCMが流れる巨大モニター。モニターで流れている、タトゥイーン、ホス、エンドアといった観光地や、スタースピーダー3000の先進性を謳うCMが、旅行会社らしい雰囲気で大好きです。

Star Tours (Original) Hoth CM Tokyo Disneyland 旧スター・ツアーズ ホスCM 東京ディズニーランド キューライン

スター・ツアーズ

 手よりも口を動かすことが多い仕事ぶりのR2-D2とC-3PO。今は亡き野沢那智氏の声が聞ける貴重なアトラクションでしたが、もう「スター・ツアーズ」ではその声を聞けなくなってしまい、非常に残念・・・

スター・ツアーズ

 レーザーキャノンのディテールもかっこいい。この一部だけじゃなく、スタースピーダー3000は映画に登場したビークルに勝るとも劣らない、デザインがかっこいい宇宙船だと思います!

ドロイドノ・スティックノセンター

スター・ツアーズ G2-9T

 次はドロイドノ・スティックノセンター。G2-9Tは延々とR5-D2を修理し続けています。

Star Tours (Original) Droidnostics Center Queue Line Tokyo Disneyland 旧スター・ツアーズ ドロイドノ・スティックスセンター

スター・ツアーズ

 通路の下には、プロトコルドロイドのボディのパーツなどが散乱しています。また、この付近ではマウスドロイドが不定期で登場。この日は残念ながら見かけることが出来ませんでした・・・

スター・ツアーズ

 こちらのG2-4Tも延々とおしゃべりを続けています。近くでは、バードドロイドが巣を作っていたり、足だけのプロトコルドロイドのパーツの関節が動いたりと、細部まで楽しませてくれます。

ボーディングコンコース

スター・ツアーズ

 いよいよスタースピーダー3000に搭乗するボーディングコンコース。全部で6つのゲートがあります。

スター・ツアーズ

 キャストの方が使う操作パネル。どんな仕組みになっているのでしょうか・・・

Star Tours (Original) Boarding Video Tokyo Disneyland 旧スター・ツアーズ 搭乗案内ビデオ(アジア人女性) 東京ディズニーランド キューライン

 そして、噛みしめるように「スター・ツアーズ」に搭乗。今日で最後かと思うと、これまでの思い出が「ライトスピード!」で流れていく星のように、輝き駆け巡っていくかのようでした・・・

 確かにライドの映像は23年前のものと言わざるを得ませんが、それがいいんだよ!CGが本格的に導入される直前の時期のミニチュア・合成技術の高いクオリティを体感出来ます。フライトシュミレーションの挙動との連動と相まってではありますが、この迫力は改めてすごい。

 ここまでリアルにデス・スター破壊が体験出来るのは、「スター・ツアーズ」だけ!

搭乗後も見所がいっぱい!

スター・ツアーズ

 無事に到着すると、タラップを渡り入口と反対側へ。スタースピーダー3000の機体が紫色に染まっています。

スター・ツアーズ

 出口へ向かう通路では、「スター・ツアーズ」の世界観を感じる様々なサインが見られます。乗り換えが出来るらしい。

スター・ツアーズ

 「スター・ツアーズ」の通路には、各惑星の観光ポスターが飾られています。こちらはベスピン。

スター・ツアーズ

 ホス。『帝国の逆襲』のコンセプトアートを流用しているようです。

スター・ツアーズ

 「スター・ツアーズ」の行き先、エンドア。

スター・ツアーズ

 ダゴバはどこを観光するのか・・・宿泊出来るのだろうか・・・

スター・ツアーズ

 ヤヴィン。ヤヴィンはガス惑星の母星なので、反乱軍の基地がある惑星は正確にはヤヴィン4ですね。

スター・ツアーズ

 タトゥイーンはジャバの宮殿。エキゾチックな雰囲気です。

スター・ツアーズ

 出口へ続く廊下。アトラクションの後も、楽しみは続きます。

スター・ツアーズ

 レンタル・ランドスピーダーもある!

スター・ツアーズ

 キャスト専用口は、「スター・ツアーズ」の世界観に合わせた表示に。

スター・ツアーズ

 こちらは非常口。

スター・ツアーズ

 乗客の荷物を管理するバゲージクレーム。

Star Tours (Original) Baggage Claim Tokyo Disneyland Tokyo Disneyland 旧スター・ツアーズ バゲージクレーム 東京ディズニーランド

スター・ツアーズ

 スターマップには、タトゥイーン、ホス、ダゴバ、エンドア、ヤヴィン、ベスピンの星図が。

Star Tours (Original) Tour Scan at Tokyo Disneyland 旧スター・ツアーズ ツアースキャン 最終日 東京ディズニーランド

 ツアースキャンというモニターでは、他の惑星のツアー紹介をしています。スター・ツアーズがリニューアルする時は、この映像を使うのだと思っていた時期が私にもありました・・・

Star Tours (Original) Star Link Tokyo Disneyland 旧スター・ツアーズ スターリンク 東京ディズニーランド

 公衆電話のようなスターリンクでは、F-29-PSKxがホームシックのためガールフレンドと通信しています。

スター・ツアーズ スタースピーダー3000

 間近で見られてうれしい、スタースピーダー3000。

スター・ツアーズ スタースピーダー3000

 やっぱり青いカラーリングがいいな~!

スター・ツアーズ スタースピーダー3000

 背面もよく作りこまれています。

スター・ツアーズ スタースピーダー3000

 後ろをよく見ると、次のスタースピーダー3000が待機していることがわかります。

スター・ツアーズ

 出口付近のエスカレーターでは、ドロイドの親子のシルエットを使ったディズニーらしい遊び心のある標識が。

スター・ツアーズ

 トゥモローランド・スターポートの出口へ。

スター・ツアーズ ズズィーックス

 コンコースを抜け、トゥモローランド・アストロゾーンへ着くと管制官のズズィーックスがゲストに話しかけます。

スター・ツアーズ

 机には、今ではパーク内で売っていない「スター・ツアーズ」のマグカップが!「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」がオープンしたら、こうしたグッズを豊富なラインナップで売り出して欲しい・・・

スター・ツアーズ

 「スター・ツアーズ」のエントランスの右手側、ショーベースとの間にはギャラクティックブレイクステーションという施設があります。ここは、ホテルとパークチケットが付いたバケーションパッケージを利用すると入れます。以前は「スター・ツアーズ」のスポンサーラウンジとして、スポンサー企業関係者がひとやすみ出来る場所でした。

スター・ツアーズ

 入口には「スター・ツアーズ」のロゴが入ったパネルが。

パーク内での「スター・ツアーズ」関連の見どころ

スター・ツアーズ

 この他、パーク内での「スター・ツアーズ」関連の見どころをご紹介。ワールドバザールの入口の左手側には、「スター・ツアーズ」のアトラクションポスターがまだ残っていた!

R2-D2 イースターエッグ

 東京ディズニーランドでは、スペシャルイベント「ディズニー・イースターワンダーランド」を開催中のため、トゥモローランドにR2-D2のイースターエッグが置かれています。パン・ギャラクティック・ピザポート近くにいました。「スター・ツアーズ」が一旦クローズする明日からはあるのでしょうか…

スタースピーダー3000貸し切りフライト!

スター・ツアーズ

 そして、14時30分にパークエントランスの右奥にあるフォトガーデンに総勢約30名余りもの『スター・ウォーズ』ファンが集合し、記念写真を撮影!

 この日のために、フィール・ザ・フォースのローグ中隊さんがこしらえた「LAST TOUR TO ENDOR」の横断幕の前で、修学旅行生のように全員集合!

 集合写真を撮ったところでさらに、「スター・ツアーズ」でスタースピーダー3000を1台、『スター・ウォーズ』ファンで貸し切りフライトへ!

 キャプテンレックスと一緒に「ライトスピード!」し、帝国軍との戦いではR2に助けを求め、デス・スターが破壊されれば拍手と歓声を上げるという、これまでにない一体感!全員が『スター・ウォーズ』ファンという空間で、普段のフライトでは出来ない大騒ぎをした幸福な時間でした!本当に楽しかった!

 あ、燃料タンクにぶつかりそうになるラストシーンで「ルーカス!」と歓声が上がりましたが、Wookieepediaによると、あれはルーカスではなくILMのモデルメーカーのアイラ・キーラーです。

「スター・ツアーズ」、エンドア最終便終了
23年間、ありがとう!また1年後に…

スター・ツアーズ

 日が沈み、夜になってライトアップした「スター・ツアーズ」。

スター・ツアーズ

 同じ場所でも、昼間とはまた違った雰囲気になります。

スター・ツアーズ

 そして21時30分頃に「スター・ツアーズ」は終了し、約23年の運営に一区切りを打ちました。

 扉が閉ざされたエントランス付近で、キャストの方々は「スター・ツアーズ」によるエンドア最終便の受付を終了した旨を告げ、ゲストの方々は名残惜しくアトラクション内を見つめていました。

 この日、「スター・ツアーズ」には5回乗り、これまで1日に乗った回数としては最多でした。

 約23年前から何度も、東京ディズニーランドに行く度に乗ってきた「スター・ツアーズ」が、今日限りということが信じられません・・・

 「スター・ツアーズ」は、ディズニーランドに行った家族や友人など、様々な大切な人達と一緒に乗ってきたアトラクションで、改めて振り返ってみるととてもたくさんの思い出をもらってきました。

 そんな中でも、今回はじめて『スター・ウォーズ』ファンで定員40名のスタースピーダー3000を貸し切りフライト出来たのは、最高の「スター・ツアーズ」体験でした!

 エンドア行きの「スター・ツアーズ」が本当の最終便になってしまったのは、さびしいことです。ただ、ウォルト・ディズニーが「ディズニーランドは永遠に完成しない」と言うように、人は常に新しい夢を見ることが出来ます。

 そう、「スター・ツアーズ」オープン時の東京ディズニーランドのキャッチコピーは「好奇心がワープする 未体験スペースアドベンチャー」。そして当時のスポンサーのパナソニックのコピーは「いつもSomething New」。

 春は出会いと別れの季節。まったく新しい宇宙体験を期待して、「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」を1年間楽しみに待ちたいですね。

 ありがとう「スター・ツアーズ」!そして、1年後に帰ってくるのを待ってるよ!

スター・ツアーズ

 また春に会いましょう!

コメント

  1. summer2005 より:

    投稿者:summer2005 2012/12/1 2:03
    >daidatさん
    私もディズニーランドの中で大好きなアトラクションでした。
    来年春のリニューアルが楽しみです!

    http://star.ap.teacup.com/summer2005/

    投稿者:daidat 2012/11/30 13:48
    さびしぃ~ 大好きでした~

    投稿者:summer2005 2012/9/18 22:40
    >りゅっぴーさん
    さびしいですが…
    あと半年ほどで新しい「スター・ツアーズ」に乗れますよ!

    http://star.ap.teacup.com/summer2005/

    投稿者:りゅっぴー 2012/9/18 18:54
    ほんとに淋しいです(>_<)