世界的な着せ替え人形のバービーと『スター・ウォーズ』のコラボレーションドールが、12月6日(金)より限定販売されます。
バービーは、今年2019年で60周年を迎えたマテル・インターナショナルの着せ替え人形。マテルの『スター・ウォーズ』商品といえば、ホットウィールシリーズにて劇中のビークルや、キャラクターがデザインされた車のシリーズがありましたが、バービーまで『スター・ウォーズ』の商品化を展開するとは…
この「バービー/スター・ウォーズ」は、『スター・ウォーズ』の世界観をバービーの洗練されたファッションに落とし込んだコラボレーションドールとなっています。
「バービー/スター・ウォーズ」は全部で3種類で、いずれもただバービーが『スター・ウォーズ』キャラクターのコスチュームを着ているというだけではない、おしゃれなアレンジが施されたドールです!
目次
「バービー/スター・ウォーズ」コラボレーションドール
バービー/スター・ウォーズ プリンセス・レイア
「バービー/スター・ウォーズ プリンセス・レイア」は、『エピソード4/新たなる希望』劇中でのレイアの印象に近いバービーとなっており、レイアの白いコスチュームを裾の長いガウンで表現し、銀色のベルトやブーツでアクセントを付けてコーディネートされています。
レイアの特徴的なヘアスタイルも、ボリューム感のある編み込みを加えたお団子ヘアで表現。その表情も、王女としての強い意志を感じさせるアイメイクとなっており、確かに顔立ちはバービーでありながら、レイアのエッセンスも感じさせてくれます。
バービー/スター・ウォーズ R2-D2
「バービー/スター・ウォーズ R2-D2」は、R2-D2にインスピレーションを受けた青い髪に、レーダーアイを表現したアイメイクが特徴的!
そのコスチュームも、ドームスカートとボンバージャケット、銀色のタイツといった幾何学的なアイテムが組み合わせられており、R2-D2を面白い形で表現しています。R2-D2の見た目をそのまま再現するのではなく、ファッションドールとして適したコーディネートになっているのが、バービーらしいです。
バービー/スター・ウォーズ ダース・ベイダー
「バービー/スター・ウォーズ ダース・ベイダー」は、真っ黒で光沢のあるワンピースとブーツ、そして黒いマントでコーディネートした、ダース・ベイダーをモチーフとしたバービー。ダース・ベイダーとバービーのコラボとは、なかなか思いつかない発想ですね…
ダース・ベイダーの生命維持装置をコントロールする胸部プレートは、なんとセカンドバックにアレンジ。
ダース・ベイダーらしくサングラスを着用しているバービーですが、サングラスを外すと目元がくっきりとしたインパクトのある強いアイメイクが。黒髪と相まって、これまでのバービーのイメージとはまた異なる魅力を持つドールとなっています。
「バービー/スター・ウォーズ」販売ショップ
「バービー/スター・ウォーズ」コラボレーションドールは、パルコにて12月より開催される「映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』公開記念 STAR WARS POP UP STORE in PARCO」にて、池袋、名古屋、福岡、仙台、広島の店舗で販売されます。
また、Amazonのほか、バービーパートナーシップストアにて発売。
多様性を表現するバービーとのコラボレーションは象徴的
価格はいずれも15,000円(税抜)。この価格からわかるように、「バービー/スター・ウォーズ」は大人向けの商品ということです。
近年、バービーは従来のイメージだけではなく、多様性(ダイバーシティ。性別、人種、職業、体型など)を表現するファッションドールとなっています。この観点から考えると、同じようにあらゆる人々がファンとなっている『スター・ウォーズ』と組むことは、意外そうに見えて実はしっくりくるコラボレーションであることがわかります。
『スター・ウォーズ』の人形といえば、やはりアクションフィギュアの印象が強いものですが、『スター・ウォーズ』が公開されてから42年でついにバービーとの商品化が実現することは、ただのグッズというだけではなく象徴的な出来事にも思えます。
2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。