『スター・ウォーズ』の日である5月4日(月・祝)に、NHK総合で放送された番組「まるごと STAR WARS」が、今週5月14日(木)午前1:30~午前2:30に同じくNHK総合にて再放送されます。
本放送からわずか10日程度での再放送ということで、見逃した方にはうれしい機会ですね。
NHK 番組表 | まるごと STAR WARS | 今年12月に10年ぶりの新作が公開されるスター・ウォーズ。世界中で愛される理由を、Hey!Say!JUMPの中島裕翔が、アメリカ西海岸に探る!
「まるごとSTAR WARS」の再放送が決まっていました!世界中からSWファンが集うイベント「スターウォーズ・セレブレーション」を徹底リポート。JJ・エイブラムス監督インタビューも。ナビゲーターは中島裕翔さん。総合14(木)午前1:30からですよとコーホーします。
— NHK広報局 (@NHK_PR) 2015, 5月 11
目次
「まるごと STAR WARS」の見どころ
私は「まるごと STAR WARS」を見ましたが、自身も『スター・ウォーズ』の大ファンというHey! Say! JUMPの中島裕翔さんをナビゲーターに、『スター・ウォーズ』の魅力に迫る番組です。
『スター・ウォーズ』の魅力を1時間でまとめるのは大変ではありますが、ライトからコアまで幅広いファンがある程度楽しめる構成になっていたと思います。
ここからは、番組の内容に触れてご紹介しますので再放送で見たい方はご注意ください。
ライト層向けに、『スター・ウォーズ』の概略をおさらい!
『スター・ウォーズ』六部作をかなり駆け足で追うストーリーのダイジェストや、ジェダイとシスを中心とした簡単なキャラクター紹介、ライトセーバーやフォース、ドロイド、また日本文化の影響など、『スター・ウォーズ』を楽しむためのポイントを紹介するあたりは、『スター・ウォーズ』をそこまで深く知らない方々へのおさらいになっています。
『スター・ウォーズ』コアファンも楽しめる!
「セレブレーション」、ルーカスフィルム潜入レポート
もちろん、コアな『スター・ウォーズ』ファンにとっても貴重な映像が多いです。
まずはカリフォルニアのディズニーランドにある「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」のレポートがあり、日本の東京ディズニーランドの「スター・ツアーズ」とは、少し違う内装を見ることが出来ます。「スター・ツアーズ」が好きで、キャストになった方のインタビューも!
日本では見られないイベントは、他にもドジャースタジアムで行われたメジャーリーグの『スター・ウォーズ』ナイトの模様も取り上げられます。
インタビューされたアメリカのファンの話からは、「善と悪の戦い」、「家族で楽しむ」というキーワードが多く、『スター・ウォーズ』は世代を超えたアメリカの神話であることを実感。
そして、アナハイムで開催された「スター・ウォーズ セレブレーション アナハイム」の模様も。ジェダイ・トレーニング・アカデミーでのちびっこジェダイとダース・ベイダーの戦いをはじめとした、熱気に包まれる会場全体の様子が映し出されます。
もちろん、初日の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ティーザー予告編第2弾が公開されたトークパネルの模様も紹介!ハン・ソロとチューバッカがスクリーンに登場した瞬間のどよめきと歓声が、リアルに伝わりました…
「スター・ウォーズ セレブレーション アナハイム」の模様は、情報番組で数多く取り上げられてきたものの尺が短かかったのですが、「まるごと STAR WARS」ではある程度の時間を用意してくれたので、PC画面では伝わらない臨場感のあるレポートになっています。
さらに、J・J・エイブラムスの独占インタビューも!
日本のイベントでは、「スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。」の初日の模様が流れており、筒状になったカレンダーを元に青い手作りライトセーバーを持った男の子のインタビューが放送されましたが、当時の入場への行列で私の前に並んでいた子でした!
あの時は新聞紙のように見えましたが、カレンダーだったのか…いや~、こういう男の子心は必要!平成生まれでも、こういう事をする子がいて見掛けた時うれしかったなぁ…それこそ、世代を超えた感がありました。
『スター・ウォーズ』のコアなファン向けの見どころは、何と言ってもルーカスフィルム内部のレポート!社内に飾られている数々の映画のプロップや、かの有名な従業員向けのジャバ・ザ・ハットカフェに、社員食堂まで!
スタッフへのインタビューも、ILM創設メンバーでモデルメーカーのローン・ピーターソンが、ミレニアム・ファルコンなどのモデルに日本のプラモデルの部品を使用してゴチャメカを作ったことを話したり、ILMのマットペインターの上杉裕世さんが『スター・ウォーズ 特別篇』のモス・アイズリーのシーンについて語ってくれるので、必見。
特に印象深かったのは、20年以上証券会社で働いてからILMに転職してCGモデラーとなった成田昌隆さんのお話!40歳を過ぎてからCGアーティストになるとは、その行動力に感服します。
その力の源に、『スター・ウォーズ』があったということから作品の強い影響力を改めて感じると共に、夢をかなえられたことが本当にすごいと思います。
「まるごと STAR WARS」では、個人的に成田昌隆さんのお話が一番グッときました。再放送でご覧になる方はお見逃しなく!
2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。