starwars.comより。
『スター・ウォーズ エピソード7』の脚本家がマイケル・アーントから、J・J・エイブラムスとローレンス・カスダンに交代されることが発表されました。
Master Filmmaking Team Announced for Star Wars: Episode VII | StarWars.com
脚本家の交代の影響は
ローレンス・カスダンは『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』と『ジェダイの帰還』や、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の脚本を担当しており、『スター・ウォーズ エピソード7』では既にコンサルティングをすることが発表されていましたが、ここに来て脚本も担当することに!
J・J・エイブラムスは、『SUPER8/スーパーエイト』、『M:i:III』などにて監督と脚本を兼務したことがあります。
旧三部作の2作目、3作目である『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』と『ジェダイの帰還』の脚本を担当したローレンス・カスダンは、旧三部作の未来を描くストーリーであり旧三部作テイストが強く残るはずの『スター・ウォーズ エピソード7』に適任かと思いますし、J・J・エイブラムスのストーリーテリングは周知の通り素晴らしいと思います。
ただ、この時点での脚本家交代はやはり不安・・・『リトル・ミス・サンシャイン』、『トイ・ストーリー3』といった素晴らしい作品を書いたマイケル・アーントの力も見たかったです。
2012年11月にマイケル・アーントが脚本を担当することが発表されてから約1年、作業時間はあったと思いますが、マイケル・アーントの要素がどこまで完成版に反映されるか気になりますね・・・
合わせて、『スター・ウォーズ エピソード7』の撮影開始は2014年春にイギリスのパインウッドスタジオにて行われる予定であり、ロケハン、プロダクションデザイン、キャスティング、コスチュームデザインは現在進行中であると発表されています。
その他の『エピソード7』スタッフも正式発表!
また、一部スタッフも正式発表されました。
撮影監督は、『スター・トレック』や『M:i:III』などJ・J・エイブラムス作品の撮影を務めたダン・ミンデル。
プロダクションデザイナーには、リック・カーター(『アバター』、『リンカーン』)とダーレン・ギルフォード(『オブリビオン』、『トロン:レガシー』)の2人。
衣装デザイナーは、『スター・トレック』や『M:i:III』などのJ・J・エイブラムス作品の他、『ブレードランナー』や『ファイト・クラブ』なども担当したマイケル・カプラン。
スペシャルエフェクトスーパーバイザーには、『インセプション』、『ダークナイト』、『007』シリーズのクリス・コーボールド。
サウンドデザイナーにはベン・バート!『スター・ウォーズ』シリーズの音を作り上げたこの人しかいない!
そして、スーパーバイジング・サウンド・エディターにはグリーヴァス将軍の声としてもおなじみのマシュー・ウッドが参加!
録音は、ベン・バートと良く組んでいるゲイリー・ライドストロム(『ジュラシック・パーク』、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』)。
VFXスーパーバイザーには『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』、『スター・トレック イン・トゥ・ダークネス』のロジャー・ガイエット(ILM)。
プロデュースは、キャスリーン・ケネディとブライアン・バークに加え、トミー・ハーパー(『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』、『スター・トレック イン・トゥ・ダークネス』) とジェイソン・マクガトリン(『宇宙戦争』)がエグゼクティブプロデューサーとなります。
また、既報の通りですが音楽はジョン・ウィリアムズ。
制作スケジュールは間に合うのか…
それにしても、2014年春に撮影開始してポストプロダクション含め約1年で『スター・ウォーズ』が完成するものなのか・・・スケジュールがなくて心配です。
元々、製作されるとは思っていなかったぐらいなので、ベストな『スター・ウォーズ エピソード7』が出来るのであれば、2015年公開にこだわらなくても良いというのが多くのファンが思うところなのではないでしょうか。
2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。