The Legendary Star Wars Expanded Universe Turns a New Page | StarWars.com
starwars.comより。
今後の『スター・ウォーズ』のカノン(正史)には、過去35年間以上に渡って小説やコミック、ビデオゲームなどで展開されてきたエクスパンデッド・ユニバース(拡張宇宙/EU)は含まず、映画六部作と「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」で起きたストーリーをカノン(正史)とすることを、ルーカスフィルムが発表しました。
今後の『スター・ウォーズ エピソード7』、『エピソード8』、『エピソード9』を制作するにあたり、映画製作者に最大限の創造の自由を与え、まだ誰も知らないストーリーを描くことにより、観客に驚きを与えることが今回の決定の理由です。
そのため、『スター・ウォーズ エピソード7』~『9』の新しい三部作は、これまで発表されてきた『ジェダイの帰還』以降を描いたスピンオフとはまったく異なるストーリーが語られることになります!
従来のスピンオフは「レジェンズ」へ
こうなると、ハンとレイアの子供達のジェイセン、ジェイナ、アナキンや、将来的にルークの妻となり息子ベンを産むマラ・ジェイドが登場するかどうかもわからなくなる!小説「ニュー・ジェダイ・オーダー」シリーズでは悲劇的な最期を遂げるチューバッカも生き続ける可能性まで出てきます。
これにより、『エピソード7』~『9』が『ジェダイの帰還』後のスピンオフを実写化する作品ではないことが判明しました!
ただ、今後発表される作品の制作者もエクスパンデッド・ユニバースの豊富なコンテンツにアクセスすることが出来るので、これまでのスピンオフで描かれた設定を「スター・ウォーズ・レベルズ」も含めた新作で活かしていくとのこと。
また、これまでのスピンオフも発売は続けられ、新しく設定された「レジェンズ(Legends、伝説)」という正史とは別の作品群の扱いになります。
カノン(正史)のスピンオフ小説が9月より登場
そして、starwars.comの他のリリースによれば、この新しく仕切り直しされたカノン(正史)に最初に加わるのは「スター・ウォーズ・レベルズ」の直前の物語「STAR WARS: A NEW DAWN」という9月発売のスピンオフ小説。
その後「STAR WARS: TARKIN」が11月、「STAR WARS: HEIR TO THE JEDI」が2015年1月、「STAR WARS: LORDS OF THE SITH」が3月に発売される予定。
予想が付かなくなった『エピソード7』のストーリー
『スター・ウォーズ』の大きな特徴とも言うべきエクスパンデッド・ユニバースのストーリーが、今後の新作には関わらなくなってしまったのは、予想されていたとはいえスピンオフファンにとっては非常に残念な方針になってしまいました。
スピンオフの拡大が新たなキャラクターや物語を生み出すことで、『スター・ウォーズ』自体のファンの拡大や取り込みにつながっていた面もあり熱心なファンは多く、物議を醸しそうです・・・
一方で、これにより『スター・ウォーズ エピソード7』からの新作映画が文字通り、「誰も知らない『スター・ウォーズ』」となったのは事実で、物語の行方を誰もが楽しめるようになったのは、映画作品として考えると良い方向になったのではないかと思います。

コメント
このニュース、1年以上経った今日知りました。。。ショックです。。。。。
「スター・ウォーズ全史」「暗黒卿ダース・ヴェイダー」「ハン・ソロ三部作」「バクラの休戦」の小説を持ってるんですけど、もう正史ではないんですね。。。。。
あと、クローン大戦ONEとTWOのDVDもあるけど、これも正史から外れるんでしょうか?
ショックです。これから中古で様々な小説買おうと思ってたのに、、、
買う前に情報を知って良かったですよ。本当にありがとうございます。
>おいらさん
そうなんです、これまでのスピンオフは「レジェンズ」という扱いになっています…
おいらさんがDVDでお持ちのゲンディ・タルタコフスキー版
「スター・ウォーズ クローン大戦」も現在は「レジェンズ」になっています。
http://starwars.wikia.com/wiki/Star_Wars:_Clone_Wars
昨年秋以降から発売のスピンオフは、正史となっていますので
こちらを追いかけていくと、新作映画や「反乱者たち」との連動があって
楽しめるかも知れませんね!
[…] 【引用記事】 http://www.starwarsblog.jp/star-wars-expanded-universe-called-legend/ […]