『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の直前を描いたスピンオフ小説「STAR WARS フォースの覚醒前夜 ~ポー・レイ・フィン~」が、1月29日(金)に発売されます!
本書は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のストーリーに関連するスピンオフシリーズ「ジャーニー・トゥ・フォースの覚醒」のうちの1冊で、『フォースの覚醒』開始時の数ヶ月~数日前を舞台に、レイ、ポー・ダメロン、フィンの3人のストーリーを描いたアンソロジー小説です。
原書の「Star Wars: The Force Awakens: Before the Awakening 」は、映画公開日の12月18日発売だったので、本国での発売から1ヵ月ほどで邦訳が発売されるのが素晴らしい!
※以下、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のネタバレが含まれます。
目次
Amazon Kindleで無料ためし読みが出来る!
そんな本書は、Amazonの電子書籍Kindleで無料でダウンロードして読める「STAR WARS フォースの覚醒前夜 ~ポー・レイ・フィン~ 無料ためし読み版」がリリースされており、ポー・ダメロン、レイ、フィンの各章のそれぞれ冒頭の一部を読むことが出来ます!
早速、無料ためし読み版を読んでみたところ、ポー・ダメロンの両親について、レイのジャクーでの暮らしの一端、そしてストームトルーパーのFN-2187が所属する射撃チームのメンバーについての箇所が収録されていました。
ダウンロード無料なので、購入予定がある方もない方もためし読みをおすすめします!
『フォースの覚醒』で印象的な
フィンのストームトルーパーの仲間も登場!
Amazon Kindle無料ためし読み版でも触れられているのですが、本書のフィン編では『フォースの覚醒』本編で印象的だったストームトルーパーの詳細が明かされます。
「裏切り者!」のFN-2199(ナインズ)
まず、『フォースの覚醒』のタコダナでの戦闘シーンで「裏切り者!」と叫び、シールドを捨ててZ6 ライオット・コントロール・バトンでライトセーバーを持つフィンに戦いを挑むストームトルーパー、FN-2199が登場。
ファースト・オーダーのストームトルーパーも、共和国軍のクローン・トルーパーのようにニックネームを持っており、FN-2199はナインズと呼ばれています。
このFN-2199、ブラスターを使わずにガチでフィンと戦うという男らし過ぎる活躍から大人気に!「Traitor(裏切り者)!」と叫ぶことから、「TR-8R」というあだ名がファンの間で広まり、ついにはstarwars.comがこのストームトルーパーは「STAR WARS フォースの覚醒前夜 ~ポー・レイ・フィン~」に登場したFN-2199である、と発表するまでに至りました!
映画では描かれなかったFN-2199の個性、またフィンとの関係性などが本書でわかると、あの戦いもさらにドラマチックに感じるかも知れません…
フィンのヘルメットに血痕を残した、FN-2003(スリップ)
また、『フォースの覚醒』のオープニングのジャクーの村の戦いで、フィンのヘルメットに血の跡を残したストームトルーパー、FN-2003も登場。FN-2003のニックネームはスリップ(しくじり)で、ちょっとドンくさいことがその由来です。
FN-2187(フィン)は、ストームトルーパーとして優秀な成績を収めながらも、仲間思いのためスリップを見捨てることが出来ず、やがてキャプテン・ファズマに問題視される、というストーリーが展開されます。
このエピソードは『フォースの覚醒』のオープニングで衝撃的だった、「血痕が残るストームトルーパーのヘルメット」のシーンにさらに意味を持たせることになりそう…フィンがファースト・オーダーを離反する理由も、より補強されそうですね。
ジュニアノベルとはいえ気になる!
「覚醒前夜」のストーリー
この他、ファースト・オーダーと戦うポー・ダメロンのストーリーではパイロットとしての活躍とともに、この時代の新共和国の立ち位置も伺えそうですし、レイがジャクーで見つけた船のエピソードも気になるところ。
「STAR WARS フォースの覚醒前夜 ~ポー・レイ・フィン~」は、8~12歳向けのジュニアノベルではありますが、『フォースの覚醒』を見たならぜひ読みたくなる1冊!
2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。