朝日新聞が、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にちなんで「フォース」をテーマとしたフォト&ムービーコンテスト「STAR WARS PHOTO & MOVIE CONTEST」を開催中。
目次
「フォース」をテーマにした写真/動画を応募!
「フォース」をテーマにしたフォト&ムービーコンテストって、どうすれば良いのか…と思ってしまいますが、お題の範囲は『スター・ウォーズ』映画の中でフォースを使ったシーンの再現のほか、自分が考えるフォースの使い方、日常の中で感じるフォースを写真や動画で表現するというものでもありで、ある意味幅広い設定となっています。
ただ『スター・ウォーズ』がいかに好きかをアピールするようなお題ではないので、アイデアの切り口が重要になりそうですね…
また、写真や動画の加工はライトセーバーやフォースに関係したものに限って有効!撮影対象は人物のみなので、風景や物体だけではNGです。
応募要項
応募方法は、フォト部門は6メガまでのデジカメ、スマートフォンで撮影した写真、ムービー部門は10秒以内、容量20メガまでのデジタルビデオカメラ、スマートフォンで撮影した動画を「STAR WARS PHOTO & MOVIE CONTEST」WEBサイトか、Google+から投稿。
応募締切は10月24日(土)23:59まで。発表は朝日新聞広告紙面上、朝日新聞デジタルにて11月に発表される予定です。
賞品は『フォースの覚醒』プライベート上映会!
ただし、実施は公開日以降…
賞品は、『スター・ウォーズ』賞として1名に『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』プライベート上映会をプレゼント!
このプライベート上映会は1人で見ても、また家族や友人などの身の回りの希望者を集めてもOKな貸し切り形式!日時、場所は要相談ですが、日程は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開日の12月18日(金)以降となる予定とのこと。
つまり、このプライベート上映会は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の試写会ではありません!
『フォースの覚醒』の試写会は行われないのでは
こうしたキャンペーンでプレミア感のある賞品を設定するのであれば、『フォースの覚醒』を一刻も早く見られる試写会こそがふさわしいでしょう。周囲を気にせずに貸し切りで見られるというプレミア性はあるものの、言ってしまえばお金を払えば見られる時期の『フォースの覚醒』上映会を賞品にするのは少し不自然。
このことから考えると、おそらく『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は試写会を実施しないのではないでしょうか。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は12月18日(金)に世界同時公開されますが、2013年に製作発表されてから公開まで、この規模の超大作映画にしては短い約2年しか時間がなかったことを考えると、公開日に間に合わせるのがギリギリのスケジュールなのではないかと思います。
世界同時公開による、日本語版制作の弊害も
その上、日本での公開には日本語字幕、吹替版の制作にも時間が必要。日本語版制作スケジュールは相当タイトになるでしょう…本編をすべて見られない状態で進めるしかないのでは。大丈夫なんだろうか…
これまでの『スター・ウォーズ』シリーズは、日本公開が世界公開よりも2カ月ほど遅いスケジュールだったので時間の余裕があり、プレミア試写会が開催されていましたが、世界同時公開の『フォースの覚醒』では難しいと思った方が良いでしょう。
海外でも公開後のプライベート上映会を予定
やはり『フォースの覚醒』本編完成はギリギリのスケジュールか
ただ、海外でも同じくキャンペーンなどの賞品に『フォースの覚醒』公開後のプライベート上映会を設定している点を考えると、試写会を行わない要因は日本語版制作の時間がないことによるものではなく、本編自体が公開日ギリギリまで作業するスケジュールで進行していることが濃厚かも知れません。
IfOnly.comでは、なんとルーカスフィルムのプレミアシアターで『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のプライベート上映会と、ルーカスフィルムのプライベートツアーに参加出来る権利のチャリティオークションが企画されていますが、12月21日(月)以降の開催とされています。
ルーカスフィルムで『フォースの覚醒』が見られるのはすごいですが、制作拠点のルーカスフィルムまで行っても公開後しか見られないという…やはり『フォースの覚醒』の試写会は難しそうです。
また「待望の『スター・ウォーズ』新作が全世界同時公開!」という事実は、試写会を行うよりもはるかにイベント感を出すことが出来ると思われるので、公開直前に試写会を開いて中途半端に口コミが出るよりは、ワクワク感を作り出した方が話題につながるのではないでしょうか。
プライベート上映会以外の賞品も
コンテストの賞品は、この『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』プライベート上映会のほかにも、フォト、ムービー各部門と、コンテストWEBページでの投票による部門でも賞品が予定されているようです。
試写会ではないとはいえ、『フォースの覚醒』プライベート上映会が出来たら楽しいのは間違いない。フォースを覚醒させた作品を!
2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。