小説「スター・ウォーズ ハイ・リパブリック:イントゥ・ザ・ダーク」が2023年2月にGakkenより発売予定であることが発表され、販売予約がスタートしました!
「スター・ウォーズ ハイ・リパブリック:イントゥ・ザ・ダーク」は、スカイウォーカー・サーガの200年前の時代を舞台にした書籍シリーズ「スター・ウォーズ ハイ・リパブリック」に属するヤングアダルトノベルで、原書は2021年2月に刊行されました。
映画の200年前を舞台にした書籍プロジェクト、待望の邦訳第2弾!
「スター・ウォーズ ハイ・リパブリック」とは、『エピソード1/ファントム・メナス』の200年前の銀河共和国とジェダイ・オーダーが栄華を極めていた時代の『スター・ウォーズ』ギャラクシーを、各出版社から様々な著者による小説、コミック、子ども向け書籍といった複数の書籍ジャンルにて、壮大に描いていくスピンオフ書籍プロジェクト。
書籍とそのストーリーは3つのフェイズに分かれた上に、各フェイズの中にはさらに3つのウェーブがあり、2021年1月に刊行スタートして以降、すでに多くの作品がリリースされています。
また、時代設定であるハイ・リパブリック期はディズニープラスオリジナル新作『スター・ウォーズ』ドラマである「ザ・アコライト」の舞台でもあり、今から注目のシリーズなのです。
日本での「スター・ウォーズ ハイ・リパブリック」は、シリーズで最初の小説である「スター・ウォーズ ハイ・リパブリック ジェダイの光」邦訳版が、講談社より2021年11月に刊行。
時は、可能性に満ちているとともに危険な銀河の辺境であるアウターリムに、共和国の大使館であり、ジェダイのアウトポストである巨大ステーション、スターライト・ビーコンが完成した頃。
ヘツァル星系で、突如としてハイパースペースから高速で物体(異常体、アノマリー)が「出現」し、衝突して大きな災害を起こしていく中、ジェダイたちは黄金時代ならではの超絶的なフォースの使い方を見せながら人々を救うべく奔走。
しかし、その影にはハイパースペースを自在に移動する経路(パス)を持つマーシオン・ローを擁する無法集団ナイヒルが…
銀河で暮らす人々のささやかな暮らしを突然、奪い去っていく厄災のはじまりから、刻一刻と衝突までのカウントダウンが刻まれていく序盤の構成はスリリング。
ジェダイをはじめとした共和国の人々の尽力と、影にうごめくナイヒルらの群像劇は、スカイウォーカー・サーガと離れた時代で新たなキャラクターばかりだからこそ、次の展開が気になる新鮮なストーリーとなっています。
遺棄された宇宙ステーションで、暗黒面の謎に挑むパダワン
「スター・ウォーズ ハイ・リパブリック:イントゥ・ザ・ダーク」は、その「スター・ウォーズ ハイ・リパブリック ジェダイの光」と同じく『エピソード1/ファントム・メナス』の200年前(232BBY)が舞台。
ジェダイ・パダワンのリース・サイラスは、コルサントのジェダイ・テンプルで学び続けていたかったものの、銀河のフロンティアへと送られる。しかし、そこに銀河を揺るがす大いなる災厄が…たどり着いた遺棄された宇宙ステーションで、リース・サイラスはここに潜む暗黒面の謎に挑む!
作者は「ダース・プレイガス」、「ブラッドライン」のクラウディア・グレイ。訳者は、「ハイ・リパブリック ジェダイの光」と同じ稲村広香。
邦訳版の装画は、日本オリジナルの描き下ろしアートワークを予定。主人公のリース・サイラスと同年代の若い読者にも親しみやすいイラストとなるということです。
「ハイ・リパブリック ジェダイの光」と同じく、英語版とはまたひと味違う、日本オリジナルの表紙イラストが見られそうです。
「スター・ウォーズ ハイ・リパブリック:イントゥ・ザ・ダーク」は、上下巻(各272ページ)で定価は各1,430円。2023年2月に上下巻同時発売予定です。「スター・ウォーズ ハイ・リパブリック」未体験の方は、「イントゥ・ザ・ダーク」刊行の前に「ハイ・リパブリック ジェダイの光」を読んでおくと雰囲気がつかめるでしょう。まだまだ間に合います!
2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。