アニメ「レゴ スター・ウォーズ」の新作「The LEGO Star Wars Holiday Special(ザ・レゴ スター・ウォーズ ホリデースペシャル)」が、Disney+ (ディズニープラス)にて11月17日より配信されることが、StarWars公式サイトにて発表されました!
「スター・ウォーズ ホリデースペシャル」が、まさかのレゴ アニメーションという形でこの年末に帰ってくる!
ウーキーの祝日である「命の日」を祝うため、レイ、フィン、ポー・ダメロン、チューバッカ、ローズ、そしてR2-D2やBB-8のほか、スカイウォーカー・サーガ全体からあらゆるキャラクターが集結します!
目次
伝説のテレビ特番「スター・ウォーズ ホリデー・スペシャル」とは
「ザ・レゴ スター・ウォーズ ホリデースペシャル」のタイトルやコンセプトの元となっているのは、もちろん1978年11月17日にテレビで放映されたスペシャル番組「スター・ウォーズ ホリデー・スペシャル」。
『スター・ウォーズ』の大ヒットを受けて制作されたこの特番は、『エピソード4/新たなる希望』の後にウーキーの祝日である「生命の日」を祝うため、チューバッカが故郷の惑星キャッシークに帰るストーリーを描いた実写ドラマで、マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャーらオリジナルキャストが出演。
大ヒットした『スター・ウォーズ』に、当時のテレビバラエティの手法を組み合わせるという企画だったはずなのですが、残念ながらクオリティが伴わず、チューバッカ家の生活がダラダラと流れる「コレジャナイ」感に溢れた仕上がりに…
そのあまりの出来栄えに『スター・ウォーズ』初のテレビドラマ番組は、放送後にビデオパッケージが一切発売されることのない封印作品となり、当時個人が録画していたテープ以外には見ることが出来ないものとなりました。
封印されてしまったこともあってか、「スター・ウォーズ ホリデー・スペシャル」は今に至るまでにカルトな人気を獲得。
中でも、劇中のアニメパートでは『帝国の逆襲』に先駆けて映像作品として初めてボバ・フェットが登場するなど、見どころと言えます。
ルーカスフィルムもこのアニメパートについては「スター・ウォーズ コンプリート・サーガ ブルーレイBOX」のイースターエッグ(隠しコマンド)として収録したり、商品化を許諾しているなど、本編は封印しつつも「スター・ウォーズ ホリデー・スペシャル」のカルトな人気を上手く利用している節が見られます。
今回配信される「ザ・レゴ スター・ウォーズ ホリデースペシャル」も、「スター・ウォーズ ホリデー・スペシャル」のカルト人気を活用した最たるものと言えるでしょう。
配信される11月17日は「命の日」
「生命の日(ライフ・デイ)」は、そんな「スター・ウォーズ ホリデー・スペシャル」で初めて登場した祝日。
Disney+ (ディズニープラス)で配信されている「マンダロリアン」では、「ライフ・デイまでには釈放されるといいが」というセリフが登場し、正史(カノン)の映像作品で初めて言及されたのも記憶に新しいところです。
さらに、「ザ・レゴ スター・ウォーズ ホリデースペシャル」が配信される2020年11月17日は、「スター・ウォーズ ホリデー・スペシャル」放送42周年の記念日でもあります!
11月17日は「スター・ウォーズ ホリデー・スペシャル」が放送されたということで、「生命の日」としてファンの間でこれを祝う動きもあり、まさにファンにとってのホリデーに「ザ・レゴ スター・ウォーズ ホリデースペシャル」を見ることが出来るというわけです…
『スカイウォーカーの夜明け』の後、時空を超えてサーガのキャラが集結
「ザ・レゴ スター・ウォーズ ホリデースペシャル」の時代設定は、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の後。
レイはBB-8とともに、フォースへの深い知識を得るための新たな冒険へ旅立ち、その他の仲間たちは「生命の日」を準備することに。
神秘的なジェダイ・テンプルにて、レイは時空を超えてルーク・スカイウォーカー、ダース・ベイダー、ヨーダ、オビ=ワン・ケノービなど、スカイウォーカー・サーガのヒーローや悪役と遭遇。
公開されている場面写真では、メイス・ウィンドゥやオビ=ワン・ケノービらと、シス・トルーパーやストームトルーパーが向かい合って対決しているシーンも。上半身だけのモールもいますね…
はたしてレイは、「生命の日」のごちそうに間に合い、祝日の精神を学ぶことが出来るのか?
レゴ スター・ウォーズ アドベントカレンダーと連動
また、9月1日(火)に発売される毎年恒例のレゴ商品「レゴ スター・ウォーズ アドベントカレンダー 2020」は、「ザ・レゴ スター・ウォーズ ホリデースペシャル」と連動し、本作に登場するキャラクターのデザインにて収録されています。
書籍では、LEGO Star Wars Holiday sticker bookも10月に登場。
「ホリデースペシャル」の名を冠する作品の登場というだけではなく、『スカイウォーカーの夜明け』の後のシークエル・トリロジーのキャラクターたちに加えて、スカイウォーカー・サーガの人気キャラクターも集結するという、まさに祭りな作品となりそうです!
2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。
コメント
これは思いもしなかった内容ですが、楽しみですw
しばらくはシークエルのキャラクターが題材の映像作品が出るとは思ってなかったので…
果たして実写キャストの皆さんは声の出演してくれるのか、そしてカノン扱いなのだろうか、と色々気になります…
あとLEGOといえば、LEGOスターウォーズのゲームの最新作が2020年に出ると発表されたきり、続報がないので、これも気になる…!
>匿名希望さん
まさかの「ホリデースペシャル」で、楽しみですね!
「レゴ スター・ウォーズ」アニメは、正史と隣接し矛盾しないようにしているものの
独自の世界であるという位置づけなので、正史とはまた別扱いとなるかと思います。
「レゴ スター・ウォーズ/スカイウォーカー・サーガ」も2020年内発売ですね。
年末に向けて、こちらもこれから情報が出てくるのではないでしょうか…