ディズニー公式動画配信サービス「ディズニーデラックス」にて12月26日(木)より配信開始となる『スター・ウォーズ』初の実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」の日本版キーアートと日本語吹替キャスト、また第2話以降の配信スケジュールが発表されました!
目次
「マンダロリアン」日本版キーアート
日本版キーアートは、英語版と同様のものですが日本語版タイトルロゴが決定となりました。アルファベットと同様に、マンダロリアン自身が「ロ」の隙間を形作っており(アルファベットでは「A」)、ロゴ全体に荒野の情景が広がっています。
一匹狼の戦士「マンダロリアン」の物語
「マンダロリアン」の舞台は、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』から5年後。帝国が崩壊し、ファースト・オーダーが台頭する前の時代に現れた「一匹狼の戦士:マンダロリアン」の戦いが描かれます。
ジャンゴ・フェットやボバ・フェットのようなマンダロリアン・アーマーに身を包んだマンダロリアンが本作の主人公。バウンティハンター・ギルドのリーダーであるグリーフ・カルガが、マンダロリアンに「ある仕事」を紹介することから物語は動き始めます。
賞金稼ぎ、そしてならず者と悪党たちによるハードな世界観で繰り広げられるアクションと、『スター・ウォーズ』シリーズならではの壮大なスケールに、すでに配信されているアメリカなどの地域のファンは大きく盛り上がっています。
製作総指揮・脚本 ジョン・ファヴローからのコメント
「マンダロリアン」のアイディアを思いついたのは2012年の事です。
ルーカスフィルムがディズニー傘下になり、ディズニーが新たな「スター・ウォーズ」の物語を作ろうとしているという話を聞いた時、私は「スター・ウォーズ」全作品を見直して、私が作りたい物語のメモを書いていました。
そして、ディズニーが新たに動画配信サービスを始める事を発表した時、まさにそこが、私の語りたい物語にピッタリの場所であると思いました。
この作品は、新しい世界で活躍する一匹狼のガンマンであり賞金稼ぎの男の物語がベースとなっています。『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の最後で帝国が崩壊し、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でファースト・オーダーが台頭する前の30年間についてはこれまで語られていなかったので、私にとっては非常にやりがいのあるものでした。
また、ジョージ・ルーカスが作ったオリジナルの『スター・ウォーズ』が西部劇でありサムライ映画でもあったように、本作もそれらに強く影響を受けています。『スター・ウォーズ』の様々なイースターエッグ(隠れたメッセージ)も本作には含まれていますが、 ファンのみんなにはまずは純粋にこの物語を楽しんで欲しいですね!
「マンダロリアン」日本語吹き替えキャスト
「ディズニーデラックス」での配信開始を前に、「マンダロリアン」の日本語吹き替えキャストも発表されました。
主人公のマンダロリアン(マンドー)の声を担当するのは、映画『スター・トレック』のジェームズ・T・カーク役や『アンストッパブル』などでクリス・パインの吹替を担当し、海外ドラマやアニメでも出演作多数の実力派・阪口周平さん。
主人公であるマンダロリアンは謎に包まれた一匹狼のガンファイターで、その顔はヘルメットにより常に見えず、ブラスターでも貫通出来ないベスカー合金のマンダロリアン・アーマーを身に纏っています。
演じるペドロ・パスカルは、役作りとしてクリント・イーストウッドの『荒野の用心棒』シリーズの「名無しの男」からインスピレーションを受け、西部劇と日本の侍が融合した「振り向きもせず、姿勢も崩さずに、ストームトルーパーを正確にブラスターで撃つことができる凄腕のガンマン」を作り上げました。
そのほか、元反乱軍のショック・トルーパーであるキャラ・デューンを鷄冠井美智子さん、バウンティハンター(賞金稼ぎ)・ギルドのリーダーであるグリーフ・カルガ役は楠見尚己さん、アグノートを演じるのは堀越富三郎さん、IG-11役は上田燿司さんがそれぞれ日本語吹き替えを担当します。
マンダロリアン役・阪口周平さん一問一答
――「マンダロリアン」の主役の吹き替えを担当することが決まった時のお気持ちは?
阪口さん:とにかく嬉しかったし、自分の中で一つ悪いジンクスを乗り越えた気持ちでしたね。というのも僕は過去二回「スター・ウォーズ」タイトルのオーディションを受けていて両方とも落ちていたので「スター・ウォーズ」とは縁がないのかな」と思ってました。まさに三度目の正直!
――阪口さんからみたマンドー(マンダロリアン)というキャラクターの魅力は?
阪口さん:プロの賞金稼ぎであるマンドーには善も悪もない。そこがいい!でも、とあることをキッカケに芽生える人間味。そこがまたいい!
――改めて本作の見どころを教えていただけますでしょうか。
阪口さん:「スター・ウォーズ」って僕の中ではあの OP 曲から始まる壮大で華やかな物語って印象なんです。その華やかさの裏側にある泥臭いサイドストーリーを楽しんでいただきたいですね。あとカワイイは最強←意味深
――「スター・ウォーズ」シリーズは映画・アニメを含め様々な作品が公開されていますが、その中で特に好きな作品はありますか?
阪口さん:そりゃあ「マンダロリアン」でしょう!それ以外でなら最初の三部作(Ep4〜6)。子供心にワクワクしました。実は「スター・ウォーズ」 とは同い年(1977 年生まれ)なので縁を感じます。
――世界中の人々に愛され続けている「スター・ウォーズ」シリーズですが、人々を惹きつける魅力はどんなところだと思いますか?
阪口さん:たくさんあると思いますが、その一つとして「脇役も含めて魅力的なキャラクターが多い」ことかなと。だからこそ今作のようなスピン オフが生まれるのだろうと思う。
――ディズニーデラックスでの 12/26(木)からの独占配信を楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします。
阪口さん:僕自身待ちに待った配信です。是非とも一緒に楽しみましょう!
「マンダロリアン」配信スケジュール
「ディズニーデラックス」での「マンダロリアン」の第1話以降の配信スケジュールは、2020年1月3日(金)に第2話が配信され、以降毎週金曜日に新しいエピソードが配信。こうしたスケジュールにて、シーズン1の全8話が「ディズニーデラックス」国内独占配信されます。
「ディズニーデラックス」加入者は、この年末年始の間に2話までを楽しむことが出来るとは…!そしてしばらくの間、毎週末は「マンダロリアン」の日としてチェックを入れておきましょう!
2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。