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『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』新映像公開!トークイベントで判明した13の事実

 「スター・ウォーズ セレブレーションヨーロッパ 2016」にて、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のトークパネルが開催され、メイキング映像と会場限定予告編が公開されました!

 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のトークパネルの司会は、なんと『フォースの覚醒』でキャプテン・ファズマを演じたグウェンドリン・クリスティー!

 このほか、以下の『ローグ・ワン』のスタッフ/キャストが登壇しました。

  • ギャレス・エドワーズ(監督)
  • ジョン・ノール(原案)
  • キャスリーン・ケネディ(プロデューサー/ルーカスフィルム社長)
  • キリ・ハート(プロデューサー)
  • フェリシティ・ジョーンズ(ジン・アーソ)
  • ディエゴ・ルナ(キャプテン・カシアン・アンドール)
  • ドニー・イェン(チラット・イムウェ)
  • チアン・ウェン(ベイズ・マルバス)
  • アラン・テュディク(K-2SO)
  • フォレスト・ウィテカー(ソウ・ゲレラ)
  • リズ・アーメッド(ボディ・ロック)
  • ベン・メンデルソーン(オーソン・クレニック長官)
  • マッツ・ミケルセン(ギャレン・アーソ)

 この『ローグ・ワン』トークパネル中には、ベン・メンデルソーンがオーソン・クレニック長官の衣装でデス・トルーパー達を率いて登場!こうしたイベントでキャストが演じた役の衣装のまま登場することは稀ですが、まるで映画の中から抜け出したような演出に観客も大興奮!

 それでは、この『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のトークパネルで明かされたことをまとめてご紹介。

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目次

『ローグ・ワン』トークパネルで初公開された13の事実

『ローグ・ワン』は他の『スター・ウォーズ』映画とは異なる、
ユニークなスタイルの映画になる

 監督のギャレス・エドワーズは『ローグ・ワン』の撮影にあたり、手持ちカメラや、ゲリラ撮影なども取り入れており、映像への没入体験が出来る作品になるようです。

 やはり『ローグ・ワン』は初のスピンオフ映画ということもあり、これまでの『スター・ウォーズ』映画とは異なるテイストの作品になるのは間違いなさそうです。

 公開されれば、「これは『スター・ウォーズ』じゃない」という声も聞こえてきそうですが、それはある意味、制作陣の意図通りなのかも知れません…

『ローグ・ワン』の撮影現場に
マーク・ハミルとジョージ・ルーカスがやって来た!

 なんと、『ローグ・ワン』の撮影現場に『スター・ウォーズ』の創造主と主役というレジェンド達が訪問していたことが判明!

 まず、ルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルが『ローグ・ワン』の撮影現場に現れ、ギャレス・エドワーズに面会!

 ハリウッド版『ゴジラ』を監督したギャレス・エドワーズの元に、「ゴジラ」のTシャツを着て来るとは、マーク・ハミルはさすがのユーモアセンスです!ギャレス・エドワーズは「彼と会って何と言っていいかわからなかった」と言うほど感激…

 さらに、ジョージ・ルーカスも『ローグ・ワン』の撮影現場を訪問!思い入れのある第1作『エピソード4/新たなる希望』につながる作品ということもあり、どのように制作されているか興味があったのでしょうか…

「デス・スター設計図を盗む反乱軍のストーリー」は、
約13年前『スター・ウォーズ』実写TVドラマ用に検討された

 この『ローグ・ワン』のストーリーラインは元々、以前企画されていたものの未だに実現していない『スター・ウォーズ』実写TVドラマのために考えられていたものということが判明!

 ILMに所属し『ローグ・ワン』では原案を務めるジョン・ノールが『スター・ウォーズ』実写TVドラマのために、「スパイ大作戦」風のミッションをこなすというアイデアを出したものの、『スター・ウォーズ』実写TVドラマの時代設定が『エピソード4/新たなる希望』の直前の時期に合わないということで、1度はボツに。

 しかし、『スター・ウォーズ』スピンオフ映画の製作が決定した時にジョン・ノールはこの企画にふさわしいストーリーだと考え、再びこのアイデアを復活させることになったそうです。

 約13年前というと、2003年。まだ『エピソード3/シスの復讐』が公開されていない時期ですが、この頃から『スター・ウォーズ』実写TVドラマの検討が始まっていたのか!という点も驚きです…

『ローグ・ワン』に登場する
海と砂浜の新惑星の名前は「スカリフ(Scarif)」

 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の主要な戦場となる、青い海と砂浜が広がるトロピカルな楽園のような環境の惑星の名前は「スカリフ(Scarif)」であることが明かされました。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
新ポスタービジュアルが公開!

 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の新ポスタービジュアルも公開されました!

 ティーザー予告編や、場面写真でも印象的なスカリフの海辺で銃撃戦を繰り広げる反乱軍の面々と、帝国軍のストームトルーパー。上空にはXウィングが飛んでおり、反乱軍はこの戦いで航空支援も受けることがわかります。

 そしてそのはるか頭上には、巨大なデス・スターが…

 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の新ポスターに書かれたキャッチコピーは「A rebellion built on hope.(反乱が希望をつくる。)」。『エピソード4/新たなる希望』での反乱軍の勝利につながる物語であることが強調されています。

 トークパネルの来場者には、この『ローグ・ワン』新ポスターが配布されたようです!うらやましい…

ジン・アーソのフィギュアが初公開!
ハズブロー 6インチ ブラックシリーズから発売

 『ローグ・ワン』の主人公、ジン・アーソのハズブロー 6インチ ブラックシリーズフィギュアがグウェンドリン・クリスティーによって公開!『ローグ・ワン』のトイが初めてお披露目された瞬間でした!

ジン・アーソは、自分の出自を知る
新しいタイプの『スター・ウォーズ』の主人公

 フェリシティ・ジョーンズは、ジン・アーソを『スター・ウォーズ』のヒーローの中でも新しいタイプと評しています。

 ルーク、レイとの大きな違いは、自分の出自を知っていること。自分がどこからやって来たのか知っていることが、ジン・アーソが自分の道を進む原動力になるようです。

 確かに、これまでの『スター・ウォーズ』映画の主人公はアナキンも含めて、自分の持つ力や出自を知らず、潜在能力を秘めているというパターンが多いですね。

 逆に言えばジン・アーソは「覚醒」しないタイプなのかも知れませんが、それはそれで地に足が付いているヒロインだと思います。

キャプテン・カシアン・アンドールは、チームのまとめ役

 ディエゴ・ルナが演じるキャプテン・カシアン・アンドールは反乱軍の諜報部員であり、デス・スター設計図奪取の任務のために集められたチーム内では、個性的なメンバーの中での摩擦を円滑にする調停役を買うような性格ということです。

 そして彼には、かなり変わった「親友」もいます…

K-2SOは元々、帝国のドロイドだった!

 K-2SOは、元々帝国のドロイドでしたがカシアン・アンドールによって再プログラムされていたことが判明。

 そしてK-2SOは、人騒がせなことであったとしても思ったことをそのまま話す、とても正直なドロイドのようです。高齢者に近いとも言われています…

 そんなK-2SOをパフォーマンスキャプチャーで演じたアラン・テュディクは、演じられてとても楽しかったようです。

チームのパイロットのボディ・ロックは、帝国に所属している!

 リズ・アーメッドが演じるボディ・ロックは、実は帝国に所属しているキャラクターであることが判明!

 巨大な組織に所属している人達がみな、その組織がするすべてのことに同意しているわけではないように、ボディ・ロックは生きていくためにパイロットとして帝国で仕事をしています。

 そして、ボディ・ロックの出身惑星が帝国に占領されそこで帝国が行った行動が、彼の帝国に対する疑問を生むことになるようです…

チラット・イムウェの故郷の惑星は、新登場のジェダ(Jedha)

 『ローグ・ワン』に登場する新たな惑星として、ドニー・イェンが演じるチラット・イムウェの故郷であるジェダ(Jedha)が明かされました。

 チラット・イムウェは、盲目でありながらも自分の心で感じ、フォースへの信仰があることでその強さが発揮されるようです。ジェダイではないということですが、どのような形でフォースとのつながりを描くのでしょうか…

 そのチラット・イムウェの友人のベイズ・マルバス(チアン・ウェン)は、大型の重火器を持っていますがチラット・イムウェとの良いコンビネーションが描かれるようです。

 また、フォレスト・ウィテカーはソウ・ゲレラを演じるにあたり「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」のソウ・ゲレラが登場するエピソードをすべて見たとのこと。まぁ、それは当然ですよね。

 ソウ・ゲレラは帝国を打倒するためなら手段を選ばないキャラクターで、『ローグ・ワン』の時代にはよりトンがっていることが伺えます…

『ローグ・ワン』も「家族」がテーマ

 これまでの『スター・ウォーズ』と同様に、『ローグ・ワン』も家族がテーマとなります。

 マッツ・ミケルセンが演じるギャレン・アーソは既報の通り、ジン・アーソの父親。この父と娘のドラマは、『ローグ・ワン』においてどのような意味を持つのでしょうか?

 またギャレン・アーソは、世界を変えるような美しく、夢のような何かを発明した科学者であるとマッツ・ミケルセンによって語られています。

 美しく、夢のような…デス・スター関連だと思っていましたが、これは一体…いずれにしても、ギャレン・アーソは『ローグ・ワン』のカギを握るキャラクターのようです。

ダース・ベイダーは「パワー」というセリフがある模様

 ギャレス・エドワーズが、スカイウォーカーサウンドのマシュー・ウッド(グリーヴァス将軍の声も担当)と共に、ニューヨークで音声録音に立ち会ったとのこと。

 ジェームズ・アール・ジョーンズによる「パワー」というダース・ベイダーの声を聞いた時、ギャレス・エドワーズは周囲と目を合わせ、オタク心を燃え上がらせたのだとか!

 ダース・ベイダーが言う「パワー」の意味とは、ダークサイドの力か権力か、はたまた何かの動力源か…たった一言でも、その意味につい思いを巡らせてしまいます…

 そしてギャレス・エドワーズって、『ローグ・ワン』に関われたことを本当に喜んでいるファンという感じがすごい…

 今回公開されたメイキング映像でも、「小さな頃からスター・ウォーズのファンだから子供時代に戻れたみたいだ」と語るなど、ファンがついに『スター・ウォーズ』を作ることになったギャレス・エドワーズの喜びや気概が感じられます。

『ローグ・ワン』メイキング映像公開!

 その『ローグ・ワン』メイキング映像では、本格的な戦争映画を思わせる戦闘シーンの一端が明かされており、埃っぽさのあるリアルな映像の予感がします。

 また、帝国軍の戦車部隊など重厚でハードなメカニック描写や『ローグ・ワン』が初登場となるであろうエイリアンやドロイドの登場も多彩になりそうです。

 おなじみの顔ぶれには、『エピソード4/新たなる希望』などに登場したドロイドのRA-7が。メッキが新品のように輝いているように見えます…

 また、『エピソード6/ジェダイの帰還』でイウォークのウィケット役を演じ、『フォースの覚醒』でもマズ・カナタの酒場にいるウォリヴァンを演じるなど、『スター・ウォーズ』シリーズゆかりの俳優であるワーウィック・デイビスがインタビューに語っている姿も確認出来ます!

 ワーウィック・デイビスが『ローグ・ワン』に出演することが確定ですね!一体、今度はどのような役柄なのか…

重圧を感じる
昔から大好きだった作品だから
でも委縮していたら新しい事なんて何もできない
挑戦する事が大事だ

 ギャレス・エドワーズが語る、この言葉はその通りだとうなずけます。デス・スター設計図の奪取という不可能と思える劇中のミッションと同様に、『ローグ・ワン』の製作陣の挑戦もぜひ見届けたいですね。

会場限定!『ローグ・ワン』特別映像の内容は

 さらに、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』トークパネル会場限定の特別映像も上映されたとのこと!

 この映像は現在、公式WEB上でも公開されておらず観客だけが見られたという状態が続いています…「D23 Expo Japan 2015」の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の特別映像は、すぐにWEBに流してたじゃんか!

 少し前のお話になってしまいますが、千葉県・浦安市舞浜の東京ディズニーリゾートにて開催されたディズニーファンイベント「D23 Expo Ja...

 シネマトゥデイの会場レポートによると、幼少期のジーン・アーソの姿やダース・ベイダーのシルエットと呼吸音が登場したとのこと!

 ダース・ベイダーの登場は予想がつきましたが、幼少期のジーン・アーソが登場するということは、回想シーンでもあるのでしょうか?

 いや~、『ローグ・ワン』の新予告編も早く見たい!「セレブレーションヨーロッパ 2016」終了後にでも、公開されないものでしょうか…