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「オビ=ワン・ケノービ」第4話「パート4」エピソードガイド【ネタバレ注意】

(C)2022 Lucasfilm Ltd.

 Disney+ (ディズニープラス)で配信中の「オビ=ワン・ケノービ」第4話「パート4」のエピソードガイドです。

 このエピソードガイドは、「オビ=ワン・ケノービ」第4話「パート4」のストーリー、レビュー(感想・考察)、隠れ要素(イースターエッグ)やオマージュなどのトリビアの解説といった、このエピソードをより深く知るためのテキストをまとめています。

 この記事はネタバレがございますので、「オビ=ワン・ケノービ」第4話「パート4」の本編鑑賞後にご覧ください。

「オビ=ワン・ケノービ」の他のパートのエピソードガイドは、以下をご参照ください。

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「オビ=ワン・ケノービ」第4話「パート4」ストーリー

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 オビ=ワンは、ターラとドロイドNED-Bが乗る宇宙船でジャビームに到着すると、バクタ・タンクに収容されて治療を受ける。

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 バクタ・タンクでの治療中、オビ=ワンはマプーゾでのダース・ベイダーとの決闘がフラッシュバックして覚醒し、すぐさまレイアの安否を確認する。

 レイアは衛星ナーの尋問官の要塞でサード・シスター、リーヴァによる尋問を受けていた。リーヴァはオビ=ワンは死んだと告げ、レイアに揺さぶりをかける。

 ジャビームでは、ターラの仲間であるローケンが帝国が捜索しているオビ=ワンがここにいると周囲を危険にさらすため、次の輸送船でここを出るようにと主張。

 オビ=ワンとターラは、捕まったレイアがこの場所についても知っているからとローケンにレイア救出への助力を依頼。オビ=ワンは帝国に何が出来るかローケンは知らないのだと言うが、ローケンはフォース感知者だった妻を尋問官によって失ったことを明かし、協力を承諾した。

 レイアが捕われているのは、ムスタファー星系にある水の衛星ナーの尋問官の要塞。仲間の諜報員によると、ダース・ベイダーはまだ宇宙船にいるが、近くにはいるという。

 尋問官の要塞にはおそらく司令室や訓練施設があるということだが、内部の情報はない。しかし、誰も無謀な攻撃などしないのでシールドは見当たらない。

 夜にエアスピーダーで乗り込むことを提案するオビ=ワンだったが、ターラが持つ帝国軍将校の権限を使ってオビ=ワンを要塞の中に入れることに。まだターラの将校の権限が有効かどうかは、実際に行ってみなければわからない。

 ナーへ向かう宇宙船内で、フォースで物体を動かす練習をしているオビ=ワンに、ターラは回復が必要なのは体だけではなく、過去を忘れるのは難しく、癒すには時間が必要だと声をかける。

 忘れられないこともあるとつぶやくオビ=ワンに、レイアが大事なら乗り越えてと言うターラ。

 リーヴァは、昨年バルナブで「パス」と呼ばれる秘密のネットワークについての通信を傍受したという。ガセネタと思いきや、二つの星系でレイアがいたような隠れ家も見つかったのだ。

 リーヴァは、隠れ家から削り取ったジェダイ・オーダーのシンボルマークが彫られた木片を出し、レイアに「パス」を手引きした者たちの情報を聞き出そうとする。

 レイアは、オビ=ワンがどのように死んだのか質問すると、リーヴァはマプーゾで焼き殺されたと答え、オビ=ワンを見殺しにした連中を探していること、また「パス」がどこにあるのかを教えれば、家族の元へと帰そうと迫る。

 レイアは、「パス」のことなんて何も知らないと返すのだった。

 尋問官の要塞に到着したシャトルから現れたのは、帝国軍将校の姿となったターラだ。

 要塞の奥へと続くセキュリティチェックにて、C級の許可があるとコードシリンダーを警備主任に渡すが、区域外のため通せないと判断されたターラ。だが、上官として高圧的な態度を取って大尋問官に報告すると脅しをかけ、これを突破。

 システムを操作したターラが海中にある要塞の入り口を開け、泳いできたオビ=ワンは内部に侵入。

 リーヴァはレイアにマインド・プローブをかけるが、成果は得られない。フォースでドロイドのL0-LA59(ローラ)を手に取ったリーヴァは、自身もドロイドを持っていたが、他のすべてと同様に奪われたのだと明かす。

 ターラは、レイアがセキュリティ・セクターの監房エリアにいると確認。オビ=ワンが無数にいるシーカー・ドロイドから隠れながら進んでいると、持ち場が違うことに気付いた将校がターラのIDを確認しようと彼女を連れて行く。

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 ターラとコムリンクで連絡が取れなくなったオビ=ワンはシーカー・ドロイドをやり過ごす。しばらくして、ターラから通信が入り2人のストームトルーパーが異変を察知するが、オビ=ワンはフォースで彼らの注意を逸らし、危機を乗り切る。ターラも、呼び止めた将校を倒して排除していた。

 リーヴァはケノービは死に、誰も助けに来ず、自分を救えるのは自分だけであり、我らは仲間だとレイアを懐柔して居場所を聞こうとする。レイアは仲間なのだから、まず父に言わせてと返答。リーヴァはレイアを拷問にかけることに。

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 オビ=ワンは、無数の亡くなったジェダイと思われる遺体が保存されている場所を発見。これが帝国の隠しているものであり、ここは要塞ではなく墓場なのだとターラに報告していると、オビ=ワンはレイアの危機を感知。ターラに注意を惹きつけるよう指示する。

 ターラは、緊急の報告があるとしてリーヴァを呼び出すことに成功。「パス」はフローラムにあり、ネットワークの中心はサーター宙域で、廃品事業を隠れ蓑に新しいIDをジェダイに与えて逃がしており、その証拠も見つけているという。即座に全戦力でネットワークを根から排除すべきと進言。

 レイアがいる拷問室の照明が突如落ち、暗闇に青いライトセーバーが光ってストームトルーパーを一閃。もう一人のトルーパーも、音もなく忍び寄り、再び光った青い光刃に倒された。オビ=ワンが助けに来たのだ。

 リーヴァは、ターラが「パス」の捜査のため赴任していたマプーゾで、オビ=ワンとレイアが帝国の検問をかいくぐったという偶然に疑問を持つ。ターラはもちろん自分はスパイであり、2年前から潜伏して隠れ家を探しており、ケノービはフローラムにいるのだと告げる。

 一方、オビ=ワンとレイアはシーカー・ドロイドに発見されてしまう。

 リーヴァがターラを尋問することにした時、警報が鳴り響く。リーヴァがオビ=ワンとレイアの捜索に向かった後、ターラはストームトルーパーを倒して拘束から逃れる。

 オビ=ワンはレイアを連れて、ストームトルーパーやシーカー・ドロイドを倒していく。

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 海中に面した回廊では、戦闘により窓に生じた亀裂をオビ=ワンがフォースでふさぎながら、迫るパージ・トルーパーやストームトルーパーの攻撃を食い止めなければならないという危機に陥る。無事に合流したターラの協力で、トルーパーが押し寄せたタイミングで通路に海水を流し込み、ブラスト・ドアを閉めることで敵を一掃。

 オビ=ワンは帝国軍のコートを着て中にレイアを入れ、変装しターラとともにプラットフォームを目指す。サード・シスターの失態に怒るフィフス・ブラザーはフォース・シスターを連れて、彼らとすれ違っていく。

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 プラットフォームに到着した時、裏切り者と叫びながらリーヴァがトルーパーを引き連れ現れた。帝国軍に取り囲まれるオビ=ワン、ターラ、レイア。一行は、尋問官の要塞から脱出出来るのか…

「オビ=ワン・ケノービ」第4話「パート4」レビュー

 難攻不落の帝国の施設に捕らえられてしまったオルデランの王女、レイア・オーガナを救出するべく、帝国軍に変装した仲間とともにオビ=ワン・ケノービが敵地に潜入する…というあらすじだけを読めば、『エピソード4/新たなる希望』かと思うほど、『新たなる希望』のデス・スターのパートを彷彿とさせる救出劇が描かれたのが、「オビ=ワン・ケノービ」第4話「パート4」だ。

 前話である「パート3」では、オビ=ワン・ケノービのトラウマや罪の意識の化身ともいえるダース・ベイダーと遭遇し、心身ともに打ちのめされただけではなく、その判断や失言などミスが多かったオビ=ワン。

 「パート4」ではジェダイ・マスターにして元共和国軍の将軍らしく、帝国軍を相手にライトセーバーを振るってレイアの救出に挑み、かつてのオビ=ワン・ケノービの姿に近付いている様子を見ることが出来る。

 帝国の施設まで来ればジェダイでも一般人でも侵入者には変わりないせいか、開き直ったかのようにそれまで禁じていたライトセーバーを使用してブラスターを跳ね返し、ストームトルーパーたちを倒すオビ=ワンの姿は、オリジナル・トリロジーの時代でのジェダイの活躍として夢見た展開だ!

 これまでゲームなどではライトセーバーを振るうジェダイがストームトルーパーたちを倒していく作品はあったものの、実写シリーズでこれが見られるとは…

 アクションシーンの撮影は、他のエピソードと同様に手持ちカメラの手法が多く用いられており、本シリーズ「オビ=ワン・ケノービ」はこうした演出方針であるようだ。

 ゲームといえば、「パート3」に登場した尋問官の要塞が「パート4」では主要な舞台に。「Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー」をプレイされた方ならば、ゲームのステージが実写化されたような感覚となってより思い入れのあるエピソードとなるだろう!

 尋問官の要塞といえば、その「Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー」でも明かされることのなかった、ジェダイの遺体を保存する「墓場」の存在が明らかに。

 「反乱者たち」シーズン1 第5話「マスター救出作戦」では、ジェダイ・マスターのルミナーラ・アンドゥリの遺体を生き残りのジェダイをおびき出すために帝国軍が利用していたことが描かれた。

 帝国軍は、生き残りのジェダイをおびき出すためだけにジェダイの遺体を保存していたのか、または「マンダロリアン」でドクター・パーシングがグローグーの研究をしていたように、フォース感知者について何らかを企てていたのか…

 尋問官の要塞から、シリーズに新たな謎が生まれることに。

 一方でターラの仲間たちや、仲間たちがいるジャビームの様子も描かれ、「パス」を運用する組織も一部が伺い知れた。

 ちょっとした装備や戦力も持ち合わせているようで、やがて反乱軍へと合流していく反乱グループのひとつとなるのか、「オビ=ワン・ケノービ」で登場した「パス」の存在は、今後の『スター・ウォーズ』シリーズで拡がりを見せることになると思う。

 「オビ=ワン・ケノービ」の第2の主人公ともいえるレイア・オーガナは、「パート4」でも興味深い描写が多数登場。

 リーヴァからの尋問に屈しない姿勢は、それこそ『エピソード4/新たなる希望』での反乱軍基地の場所を明かさなかった強さに通じる。拷問までされかかったとあっては、帝国の非道さは幼少期からよくわかっていたということになる。

 さらにオビ=ワン・ケノービがフォースでレイアの危機を感知出来たのは、『エピソード5/帝国の逆襲』でレイアがルークの危機を察知出来たことの逆で、レイアがフォースを通じて呼びかけることが出来たとも考えられるし、リーヴァのマインド・プローブを耐えたのもフォースが強かったためとも思えるなど、双子のスカイウォーカーのもうひとつの希望としての側面も描かれているようだ。

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 何度も助けてくれるベン・ケノービとの絆も深まり、「マンダロリアン」でのディン・ジャリンとグローグーのような、血縁はなくとも守るべき子どもとの疑似親子関係を描くシリーズであることも明確に。

 「オビ=ワン・ケノービ」製作総指揮のひとりで、脚本を担当したジョビー・ハロルドがThe Hollywood Reporterに語ったところによると、詐欺師の男と少女の旅を描くモノクロのロードムービーである『ペーパー・ムーン』の影響も受けているという。

 ハン・ソロとの子どもの名前もベンと名付けたことも、レイアにとってベン・ケノービが幼少期からの大切な存在となっていたためなのかも知れない。

 『エピソード4/新たなる希望』でなぜレイアは「助けてください、オビ=ワン・ケノービ。あなただけが頼りです」とメッセージを送るほど信頼していたのか、それがわかるシリーズということだろう。

 その割には、『エピソード4/新たなる希望』にてデス・スターでオビ=ワンがフォースとひとつになった時、ルークを励ましはしたが、どこか他人事のような雰囲気があったが…「オビ=ワン・ケノービ」でここまでベンとの絆を見せられると、レイアも嘆き悲しむのではと思えてしまう。

 かつてドロイドを持っていたが、他のすべてと同様に奪われたと過去を明かしたリーヴァは、『エピソード4/新たなる希望』でデス・スターから脱出したミレニアム・ファルコンにホーミング・ビーコンを付けてわざと逃がしたことと同じように、レイアのドロイドのL0-LA59(ローラ)に発信機を付けたようだ。

 残り2話でもリーヴァら帝国軍とオビ=ワン、レイアのチェイスは続きそうだが、無事に2人はタトゥイーンとオルデランというあるべき場所に戻ることが出来るのだろうか。

 第6話「パート6」での二人が、この旅に出る前から比べてどのように変化しているのか、『エピソード4/新たなる希望』に至るまでのギャップをどのように自然に埋めていくのか、少し気が早いが楽しみに待ちたい。

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「オビ=ワン・ケノービ」第4話「パート4」トリビアチェックポイント

バクタ・タンク

 ダース・ベイダーとの戦いで傷ついたオビ=ワン・ケノービが収容されたのは、バクタ・タンクだ。

 バクタは治療に用いられる医療品で、『エピソード5/帝国の逆襲』ではホスでワンパに襲われて遭難したルーク・スカイウォーカーがエコー基地に帰還した後、バクタで満たされたバクタ・タンクに収容されていた。

 「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」では、横型に患者を収容する形状のバクタ・ポッドが登場していたが、オビ=ワンが収容されたのは『エピソード5/帝国の逆襲』でルークが使用したものと同じく縦型のバクタ・タンクだ。

尋問官の要塞での「Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー」の要素

 「パート3」に登場した衛星ナーにある尋問官の要塞は、「パート4」では全編を通しての舞台となった。ゲーム「Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー」のステージとなっていた尋問官の要塞が、本格的に実写化されることになった。

 「パート4」では、ゲーム「Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー」の要素も多く盛り込まれており、海中から要塞に侵入するというオビ=ワンの潜入方法もゲームの主人公、カル・ケスティスと同様なほか、海中にある回廊の窓が破壊されてフォースで海水をせき止めるというシチュエーションも共通している。

 さらに「パート4」ではオビ=ワンによってジェダイの墓場も発見され、ゲームでは明かされなかった尋問官の要塞の秘密も描かれており、今後のシリーズで語られるべき謎がまたひとつ増えた。

 「Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー」は14BBYを舞台にしており、「オビ=ワン・ケノービ」はその5年後の出来事ということになる。この5年の間に、「Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー」で描かれた事件による警備対策はあまり取られていなかったようだ…

バルナブ

 リーヴァは、昨年バルナブで秘密のネットワークである「パス」についての通信を傍受したという。

 このバルナブは、「クローン・ウォーズ」シーズン4 第6話「さまよえるドロイドたち」に登場した惑星。

 R2-D2とC-3POが乗っていたリパブリック・アタック・クルーザーが破壊されたことで、Yウィングであちこちの惑星へと逃れていくストーリーで、バルナブには原始的な種族がおり、ピット・ドロイドたちが投影していたホログラムの独裁者に支配されていた。

 R2-D2は、このホログラムの独裁者であるアルビー・デュワの正体を暴き、バルナブたちのピット・ドロイドへの暴動を引き起こした。

ジェダイ呼吸装置

 尋問官の要塞へ海中から潜入するオビ=ワンは、ジェダイ呼吸装置を装着して呼吸を維持している。

 ジェダイ呼吸装置であるA99アクアタ・ブリーザーは、『エピソード1/ファントム・メナス』にてナブーのパオンガ湖の湖中にあるオータ・グンガへ向かうクワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービが装着し、長時間の潜水を可能にした。

 また、オビ=ワンは『エピソード3/シスの復讐』にてウータパウでオーダー66による攻撃を受け、水中に転落した際にも、携帯していたA99アクアタ・ブリーザーを装着することで潜水し、追撃を逃れて身を隠すことに成功している。

 ジェダイは様々な任務に対応するため様々な装備を携帯しており、オビ=ワンもウータパウの時点で持っていた装備は、「パート1」に登場したホログラムを投影するイメージキャスターと同様に、10年後も所有していたようだ。

コジアン

 尋問官の要塞に隠されていたのは、ジェダイと思われる者たちの遺体を保存したオビ=ワンいわく「墓場」だった。その中には、ヘルメットを装着したままのジェダイ・イニシエイトの子どもの姿も。

 このシーンできちんと視認することが出来る者の中に、ジェダイ・マスターのテラ・シヌーベの種族、コジアンの姿がある。

 テラ・シヌーベは、「クローン・ウォーズ」シーズン2 第11話「奪われたライトセーバー」などに登場。アソーカ・タノがライトセーバーを盗まれた際にその捜索と犯人の確保に協力した、仕込み杖のようなライトセーバーが印象的なジェダイだ。

 このコジアンがテラ・シヌーベであるか断定出来る情報は、今のところない。ほとんどのジェダイは、オーダー66で葬られているためテラ・シヌーベだったとしても不思議はないが…

フォースでストームトルーパーの注意を逸らすオビ=ワン

 ターラからのコムリンクの音声により、ストームトルーパーに気付かれそうになったオビ=ワンはフォースで彼らの注意を逸らす。

 『エピソード4/新たなる希望』では、デス・スターのトラクター・ビーム発生装置を切る際にオビ=ワン・ケノービはフォースで物音を立てて、2人のストームトルーパーの見張りの気を逸らしており、このシーンへのオマージュだと思われる。

フローラム

 ターラは「パス」の場所、オビ=ワン・ケノービの居所はフローラムだとリーヴァにウソの情報を流そうとする。

 フローラムは、「クローン・ウォーズ」でホンドー・オナカーの海賊団が根城にしていた惑星。オビ=ワン・ケノービもフローラムを訪れたことはあり、ホンドー・オナカーの海賊団にすでに捕らえられていたドゥークーともども、アナキン・スカイウォーカーとともに捕獲され、3人で共闘して脱出を試みていた。

 また、ターラがかく乱のために言う「連中はフローラムにいます(They’re on Florrum)」は、『エピソード4/新たなる希望』でターキンに反乱軍の秘密基地を尋問されたレイアが偽の所在地を言う「ダントゥインよ(They’re On Dantooine)」と、同じシチュエーションとセリフだ。

パージ・トルーパー

(C)2022 Lucasfilm Ltd.

 尋問官の要塞には、ストームトルーパーとともにパージ・トルーパーもオビ=ワン・ケノービを追撃する。

 パージ・トルーパーは、対ジェダイ用のトルーパーでありコミック「スター・ウォーズ:シスの暗黒卿」や、ゲーム「Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー」に登場。

パージ・トルーパー

 「スター・ウォーズ セレブレーション シカゴ 2019」では、「STAR WARS ジェダイ:フォールン・オーダー」のトークパネル「The Galaxy-Wide Premiere of Star Wars Jedi: Fallen Order」にて、パージ・トルーパーが登壇。

 あれから3年、ついに実写作品にパージ・トルーパーが登場することになった。

「スター・ウォーズ セレブレーション シカゴ 2019」で行われた、「STAR WARS ジェダイ:フォールン・オーダー」トークパネルの模様をレポート!

T-47 エアスピーダー

 尋問官の要塞のプラットフォームでリーヴァ率いる帝国軍に囲まれたオビ=ワン・ケノービ、ターラ、レイアの救出に駆けつけたのは、T-47 エアスピーダーだ。

 『エピソード5/帝国の逆襲』で反乱軍がホスで使用していたスノースピーダーは、エアスピーダーを寒冷地仕様に改造した機体となっている。

 T-47 エアスピーダーは、前部にパイロットが1名、後部にガンナーが1名の2人乗りだが、尋問官の要塞から飛び立つ際にはサリーの機体の後部座席にオビ=ワンとターラ、レイアが乗ったことになる。

 サリーの機体は後部座席が広かったのか?命がかかっているため、とりあえず押し込んで出発したのか?搭乗シーンや後部座席の様子が写っていないため、どのように3人が乗っていたのかは不明だ…

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