cnnmoney.comより。
20世紀フォックスを傘下におさめるニューズ・コーポレーションが、iPodのアップルとiTunesミュージックストアで映画の販売に関する協議をするというニュース。
すでに『スター・ウォーズ クローン大戦 』がiTunesでダウンロード配信されていますが、この話し合い次第で『スター・ウォーズ』サーガがダウンロード配信される可能性が高くなります。
iTunesでは、『プリズン・ブレイク』や『24』などのフォックステレビジョンの番組がすでに発売されていますが、長編映画を販売している映画会社は今のところウォルト・ディズニーのみ。
ディズニーは9月12日に『パイレーツ・オブ・カリビアン』などの販売をスタートし、1週間足らずで12万5000本を販売、100万ドルの売り上げを達成するなど非常に好調。
米調査会社アダムス・メディア・リサーチは、映画ダウンロードは2010年までに27億ドル市場に拡大するとみているそうな。海賊版DVD対策としてダウンロード配信は有効という見方もあり、家庭での映画鑑賞はこのままダウンロードに移行しそうな勢いです。
20世紀フォックスは9月にAmazon.comで映画ダウンロード販売をすると発表したばかり。『スター・ウォーズ』がiPodで見られる日も遠くはないかも知れません。
今後、映画ダウンロード販売は普及していくと思われますが、特典映像やオマケグッズなどで「映画を手元に置いておきたい」と思う作品のファン層を抱き込むことでDVDも残っていき、ネット配信と住み分けされていくのではないでしょうか。