TVGuide.comより。
ルーカスがTV Guideのインタビューに答え、『スター・ウォーズ』TVシリーズの情報が明かされました。
まず、TVアニメ『クローン大戦』については、PG-13になるようなシリーズになるとのこと。つまり、これは戦争を描いているので、ただの子供向けのアニメにはならないということ。大人向けの要素も盛り込まれるようです(ちなみに映画のPG-13は、13歳未満は保護者の同伴を推奨という意味 )。
こうした作品なので、放送時間は子供向けアニメの枠ではなく、夜9時以降の時間帯になる模様。
『クローン大戦』は100エピソードを予定しており、現在40エピソードが進行中。来年秋の放送時には、50~60エピソードが完成している予定。
実写ドラマ版の方は、脚本執筆に手を付け始めたという状況。『クローン大戦』には、ヨーダやアナキン、オビ=ワン、パルパティーンなど映画でもおなじみのキャラが出ますが、ドラマでメインになるのは主要キャラではないというのはこれまでも語られた通り。
皇帝とベイダーの支配下ではありますが、実際に彼らが登場することはなく話題に上る程度ですが、街の通りにはストームトルーパーが巡回している、という状況が描かれるでしょう。
今後の進行としては、まず最初の1年で脚本執筆、次の1年で撮影、その次の年に放映という流れのようです。ドラマも100話で、今のところ特定のTV局と契約せずに制作している模様。
通常ならば企画段階の脚本やパイロット版で契約を交わし、局からの出資を得て制作するはずが、そこはルーカス。作品が本当に売れるかどうかの心配もせず、制作費も自前でなんとかなってしまいます・・・
「最悪の場合、大量のオクラ入り作品が出来るかもね」と笑うルーカスですが、『スター・ウォーズ』というキラーコンテンツに自信があるからこんな方式を採れるのでしょう。
放送局との契約は終わっていなくても、関連商品のライセンスはすでに売っているというのはルーカスフィルムらしいやり方ですね。