バンダイのアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts(エス・エイチ・フィギュアーツ)」より、「S.H.Figuarts シス・スピーダー」が現在受注受付中です。
「S.H.Figuarts」は、バンダイ TAMASHII NATIONSによる「可動によるキャラクター表現の追求」をテーマとした、約15センチのアクションフィギュアシリーズ。手ごろなサイズ感の中で、リアルな造形と可動によるポージングの楽しさを追求している点が大きなポイントです。
そんな「S.H.Figuarts」の『スター・ウォーズ』シリーズに、ダース・モールが『エピソード1/ファントム・メナス』で乗っていたシス・スピーダーが登場。
その名前をブラッドフィンというこのシス・スピーダーは、タトゥイーンでダース・モールがクワイ=ガン・ジンとアナキン・スカイウォーカーを追跡、強襲するシーンで使用されていたことが印象的でした。
今回は、「S.H.Figuarts」の『スター・ウォーズ』シリーズとしては初めてのビークルのみの商品(11月に再販される「S.H.Figuarts ダース・モール」と組み合わせが可能)ということで、「S.H.Figuarts シス・スピーダー」について株式会社バンダイ コレクターズ事業部のご担当にお話を伺いました!
「S.H.Figuarts シス・スピーダー」について
バンダイのご担当に聞いてみた
―― 2015年の「S.H.Figuarts ダース・モール」の発売時より、シス・スピーダーの商品化も企画されていたのでしょうか?
バンダイ はい。2015年10月に開催した「TAMASHII NATION 2015」でも、「S.H.Figuarts シス・スピーダー」は参考出品として展示させていただきました。
「S.H.Figuarts」シリーズでは、以前より「仮面ライダー」のバイクや車などを展開していましたので、そのノウハウを生かせるビークルの開発に取り組んでおります。『スター・ウォーズ』シリーズでは、スカウト・トルーパーのスピーダー・バイクがその第一弾でした。
―― 「S.H.Figuarts」シリーズとしてビークルのみを追加で発売することは初めてかと思いますが、シス・スピーダーをチョイスされたご理由をお教えください。
バンダイ 「S.H.Figuarts ダース・モール」が『スター・ウォーズ』ファンの皆様にご好評いただいており、エキスパンションアイテムとしてシス・スピーダーを発売いたしました。
合わせて、2015年に発売した「S.H.Figuarts ダース・モール」も2017年11月に再販予定ですのでまだお持ちでない方に、ぜひお手にとっていただければと思います。
―― シス・スピーダーやシス・プローブ・ドロイドは、撮影に使用されたプロップなどを参考にされたのでしょうか?造形についてこだわったポイントがございましたら、お教えください。
バンダイ ルーカスフィルムの公式資料のプロップを元に制作しています。シス・スピーダーに関しては、操縦席の操作ボタンや各所のディテールはもちろん、少しキズがついた様子をカラーリングで表現しています。
ディスプレイスタンドは角度をつけて飾れる仕様なので、疾走感を演出して飾ったりが出来ます。
また、ダース・モールが乗れることがポイントなので、新規に搭乗時のダース・モールの服パーツを付属させています。搭乗時のフィット感にこだわって生産を進めています。
プローブ・ドロイドは、小さいサイズながらもディテールにこだわっています。
また、別売りの「魂STAGE ACT.4 forHumanoid クリア」に対応した穴を設けているので、商品写真のように、宙に浮いているようなディスプレイをすることが可能です。
ルーカスフィルムのプロップを元に、半月型のシス・スピーダーを劇中の印象と変わらず再現するこだわりはさすがです…海外メーカーにも負けない気概を感じさせます。
また、どのようにディスプレイするかについての工夫をユーザーが幅広く選択出来るようになっているのも「S.H.Figuarts」だからこそ出来る点です。普段のディスプレイから、写真撮影まで様々な見せ方や楽しみ方が出来るのもポイントと言えるでしょう。
「S.H.Figuarts シス・スピーダー」は一般販売店での取り扱いはなく、バンダイ公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」の「魂ウェブ商店」のみで受注受付中。価格は5,184円(税込)で、2018年4月発送予定です。
記事作成ご協力:株式会社バンダイ
2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。