「小学生のための スター・ウォーズで学ぶ はじめてのプログラミング」が、学研プラスから刊行されました。
この「小学生のための スター・ウォーズで学ぶ はじめてのプログラミング」は、『スター・ウォーズ』を通してプログラミングが学べる書籍。
小学校にてプログラミング教育が全面実施される来年2020年度が迫る中、最近『スター・ウォーズ』はプログラミング教育の場にて様々な形で活用されています。
8月には、「スター・ウォーズ 学研ロボットプログラミング講座」が開催され、私も体験させて頂きました。1日だけの体験でしたが、プログラミングの楽しさ、難しさを実感。
また、NPO法人の青少年科学技術振興会FIRST Japanは、チャリティープログラム「スター・ウォーズ フォース・フォー・チャレンジ」の元、世界最大級のロボット競技会のFLL Jr./FLLにて「スター・ウォーズ チーム」として参加する小中学生を募集しています(10月1日(火)まで)。
ドロイドのほか、様々なメカなどのテクノロジーが登場する『スター・ウォーズ』の世界観は、プログラミングとの相性が良く、来年からますます一般化していくプログラミングを学ぶ題材としてマッチしているのでしょう。
この「小学生のための スター・ウォーズで学ぶ はじめてのプログラミング」は、パソコンまたはタブレットとインターネット環境があれば利用出来るという、より身近な家庭の中でプログラミングの考え方を覚えながら、実際にゲーム制作をすることが出来る一冊。
プログラミング学習用のcode.orgというサイトを利用して、『スター・ウォーズ』キャラクターたちが出す様々なミッションをプログラミングで解決していくという構成となっています。
『スター・ウォーズ』のゲームを作って、論理的思考力を養う
まずは迷路やぬり絵問題に挑戦し、プログラミングに必要な論理的思考力を養います。
続いて、本の手順通りにプログラミングを行い、自分が作ったゲームを自分でプレイして、動作が問題ないかなどを確認。
プログラミングは、このトライ&エラーが大事。しっかりと確認し、失敗したらやり直す、そして失敗を恐れないということが大切です!(講座を受けたので、経験者ぶってみる)
それにしても、『スター・ウォーズ』ゲームを自分で作れるとはワクワクしますね!遊ぶだけではなく、作ることもここまで一般的になるとは…
さらに、学んだことを復習するための課題もあり、反復することで少しずつ上達出来るような仕組みになっています。復習するクセが小学生のような幼少期から付くと、プログラミング以外にも波及しそうなので、学習力にも良い影響がありそう…
ページには『スター・ウォーズ』キャラクターたちのビジュアルが散りばめられており、対象となる小学生にとってとっつきやすい書籍に。
この本に使用されているCGの『スター・ウォーズ』キャラクターのビジュアルは、プロジェクトとしては終了してしまった「ディズニー インフィニティ3.0」のものですね。久しぶりに見た…
また、『スター・ウォーズ』の効果音や場面を設定することもプログラムを使うことで可能になります。
価格は1400円(税抜)。
イベント、くりかえし、変数、条件分岐といったプログラミングの基本的な考え方を学べるということですが、来年から子どもの間では結構普通の言葉になっていくんですかね…?
小学生が身近にいる方はもちろん、来年2020年以降を見据えた大人も、今のうちにプログラミングの基本を押さえておくと良いのかも知れません。
2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。