カノン(正史)スピンオフ小説「スター・ウォーズ ターキン 上」「下」が邦訳出版されます!原書は昨年11月にアメリカで発売された「Star Wars:Tarkin 」。
「スター・ウォーズ ターキン」は既存のスピンオフを「レジェンズ」とし、仕切り直しされたカノン(正史)のスピンオフ小説の第2弾ですが、めでたく日本語版も刊行!
カノン(正史)のスピンオフは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』をはじめとした新作映画シリーズに地続きの世界となるので、日本語版の行方が気になっていましたが「スター・ウォーズ 新たなる夜明け」に続いて刊行され、ひと安心。今後のカノン(正史)のスピンオフ小説の展開も期待出来そうです。
舞台は『エピソード3』の5年後
ターキンはいかにして権力を手にしたのか
「スター・ウォーズ ターキン」は、『エピソード4/新たなる希望』にグランド・モフとして登場したウィルハフ・ターキンにスポットを当て、いかにして帝国で権力の階段を上っていったのかを描く作品。
舞台は『エピソード3/シスの復讐』の5年後で、あらすじは以下の通り。
皇帝の指示により、モフ・ターキンは暗黒卿ダース・ベイダーとともにアウター・リムの惑星マーカナへ向かい、補給基地の襲撃に始まった不可解な妨害行為の調査を行うことになった。だが、何者かがしかけた巧妙な罠にはまり、自艦〈キャリオン・スパイク〉を強奪されるという不測の事態に襲われる。ターキンに挑む強奪犯の目的は、そしてその正体とは――
マーカナと言えば、レジェンズのスピンオフ小説「スター・ウォーズ 暗黒卿ダース・ヴェイダー」にも登場した惑星。この作品では、クローン大戦終結時のマーカナが描かれていました。
「スター・ウォーズ ターキン」と「スター・ウォーズ 暗黒卿ダース・ヴェイダー」は、ともにジェームズ・ルシーノによる作品であることも関係しているのかも知れません。
ターキンの設定はこれまでもレジェンズで語られてきましたが、カノン(正史)である小説によってどのように再設定されるのか気になるところです。
発売は、6月30日(火)。
コメント
アマゾンのレビューを読むと、地名や組織名、人物などの多くがレジェンズとなったスピンオフ作品の設定のようなので、ちょっと読もうかなと思ってます。
>おいらさん
レジェンズで生まれた固有名詞などの設定は、
新しいカノンでも引き継がれているものが多いですね。
映画の合間のストーリーは刷新されるでしょうが、
基本設定は従来通りの部分が多いかも知れませんね。