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『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』予告編/メイキング映像の注目ポイント&トピックス!

 10月10日(火)に本予告編が公開されて以降、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』最新映像が相次いで公式発表されています。

 先日も『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の45秒のTVスポット「Awake」が公開されるなど、映画の公開日が近付くにつれて新たな映像素材の投下が増えてきています。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のTVスポットが放映され、ミレニアム・ファルコンのコクピットや、ライトセーバーを構えるレイなど、これまでに発表された予告編にはなかった新たなカットが公開されました。

 ここで10月から今までの『最後のジェダイ』公式プロモーション映像について、まとめてみましょう。

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『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』日本版本予告

 10月30日(月)、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』日本版本予告が公開されました。これは10月10日(火)に、シカゴで行われたプロアメリカンフットボールリーグNFLのハーフタイムショーにて公開・放送された予告編をベースに、日本版だけの新カットも追加して編集されたもの。

 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』本予告の日本版は、『フォースの覚醒』から直結するストーリーであることやキャラクター名のテキストを静止画で入れるなど、よりわかりやすい映像になっています。

 やはり注目ポイントは、アメリカ版には入っていなかったC-3POのカット!『フォースの覚醒』のラストの通り、赤い腕は金色に塗り変わっています。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
予告編のチェックポイント

 それでは、これまでに公開された『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』本予告編の注目ポイントをピックアップします。

AT-M6ウォーカーの威容

 冒頭、おそらく新惑星のクレイトと思われる大地を横一列に並んで闊歩しているのが、『最後のジェダイ』で新登場のAT-M6ウォーカー。

 AT-M6ウォーカーの詳細は、8月に『スター・ウォーズ』公式WEB番組「The Star Wars Show」にて初公開されていました。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の新ビークルである、ファースト・オーダー ドレッドノートとAT-M6ウォーカーが正式に初公開されました!

 AT-ATよりも巨大なサイズであるAT-M6ウォーカーは、その威圧感を存分に発揮しています。足を踏みしめた時の振動がリアルです。

 しかも7機もの大軍!この強力な部隊が攻めようとしているのは、クレイトにある反乱軍基地の廃墟を利用したレジスタンスの拠点なのでしょうか?

 また、ファースト・オーダーのシャトルもゆっくりと上空を飛行しています。シャトルに乗っているのは、カイロ・レンやハックス将軍のような指揮官なのでしょうか?

気付いた?スカウトウォーカー

 この『最後のジェダイ』の予告編では、AT-M6ウォーカーだけではなくスカウトウォーカーも登場しています。

 AT-M6ウォーカーが登場する前のカットである予告編の巻頭で、カイロ・レンと思われる人物が窓の前にたたずんでいます。その窓の形状は、帝国のスター・デストロイヤーに見られる三角のデザインなので、おそらくファースト・オーダーの兵器製造拠点なのでしょう。

 その施設内で、無数にあるAT-ATタイプとともにスカウトウォーカーが周囲を歩行しています。ファースト・オーダーが使用するスカウトウォーカーは、帝国軍が使用していたものからマイナーチェンジされているのでしょうか?

『フォースの覚醒』ラストのその先へ。手渡されるライトセーバー

 最後のジェダイテンプルオクトーの島の青空の下、レイが持つライトセーバーの光刃は『エピソード4/新たなる希望』を彷彿とさせるような白が多めの色合い。光刃が小刻みに揺れているのも、同作のライトセーバーのようです。

 そして、『フォースの覚醒』のラストシーンである、レイから手渡されたライトセーバーをその右手の義手に持つルークの姿も。

 レイがこのライトセーバーを振るうシーンもあり、ルークがレイにライトセーバーのトレーニングすることが伺えます。

フォースの木?

 深い霧の岩場を歩くレイの前には、2本の朽ちた木が。その直後には、ティーザー予告編にも登場した光が差す本棚のカットが使われています。

 多くの予想の通り、この朽ちた木は「フォースの木」なのでしょうか?

 「フォースの木」とは、コルサントのジェダイテンプルで育てられていたフォース感応力を持った木で、「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」に登場していました。

 帝国が創設された後は、「フォースの木」は皇帝の手によって帝国軍が保管していましたが、エンドアの戦いの直後を描いたコミック「スター・ウォーズ:砕かれた帝国」にてルーク・スカイウォーカーとポー・ダメロンの母であるシャラ・ベイにより2本が奪取され、そのうち1本はシャラ・ベイに贈られてヤヴィン4に植えられることになりました。

 正史(カノン)のスピンオフでわざわざ意味ありげに描かれている「フォースの木」は、はたして『最後のジェダイ』のストーリーに絡んでくるのでしょうか?

ルーク・スカイウォーカーに何が起きたか

 ルークは、瞑想しているレイによるものと思われる力で岩盤が裂けたのを見て、驚いたような表情を見せます。そして、「私は究極の力を知っている かつては恐れなかったが今は違う」と発言するカットも。

 予告編の前後のカットを考えると、覚醒したレイのあまりに強力な力を前に、教え子であるカイロ・レンを導くことに失敗し、新生ジェダイ騎士団が壊滅したことへの恐怖から、覚醒した力を前に助けを求めるレイのマスターとなることへ背を向けたのでしょうか。

 それとも、実はルークは究極の力であるフォースを手放しており、もはやジェダイではなくなっていたから「最後のジェダイ」となったのか?

 『フォースの覚醒』で、レイが見たフォースビジョンで描かれたルークと思われる義手の人物と燃え盛る建物のシーンは、『最後のジェダイ』でも見られるようなので、再びフォースビジョンが登場し、ルークの過去と新生ジェダイ騎士団壊滅の真相に近付けるのかも知れません。

カイロ・レンは自分でヘルメットを壊していた

 カイロ・レンがヘルメットを壁にぶつけて破壊するカットも。ティーザー予告編で破壊されていたカイロ・レンのヘルメットは、自分で破壊したということでしょうか?

 またいつもの八つ当たり?物に当たるのはよくないぞ!

タイ・サイレンサーを操るカイロ・レン

 そんなカイロ・レンは、祖父アナキン、そして父ハン・ソロを彷彿とさせるようなパイロット技術をタイ・サイレンサーに乗り込み披露します。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に登場するカイロ・レンが乗る新しい宇宙戦闘機「タイ・サイレンサー」が、公式に初公開されました!

 「過去を葬る 殺るしかない それが唯一の方法 運命に従うしかない」と思い詰めたセリフで、レジスタンスの宇宙船らしきターゲットをロックオン。

 レジスタンスの宇宙船の指令室らしき場所にいるレイアのカットが挟み込まれ、その狙いは母レイアであることが暗示されます。父に続き、母までも手に掛けようとしているのか?

 ただ、このレイアのカットは周りのクルーが平然としているので戦闘中とは思えません。ハン・ソロの件もあって、危機感をあおる予告編の演出かも知れませんし、本編では別のカットになっているかも知れません。

ポー・ダメロンと専用機ブラック・ワンの新装備

 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に登場するポー専用機ブラック・ワンには、エンジン部分に「ブーステッド・アクセラレーター・ポッド」が付いており、この予告編の中でも点火して急加速していく様子が確認出来ます。
 
 このブースト能力を使って、ポー・ダメロンはハイスピードなドッグファイトを展開するのでしょうか?

フィンVSキャプテン・ファズマ!

 『フォースの覚醒』で重傷を負ったフィンでしたが、『最後のジェダイ』の予告編や公開されている映像を見る限り、ファースト・オーダーの将校の変装で再び敵の拠点に潜入したり、スキースピーダーに搭乗してクレイトの戦いにも参加するなど、引き続き活躍が見られそうです。

 中でも注目なのは、あのキャプテン・ファズマとの対決!Z6暴動鎮圧用警棒を持つフィンと、ヤリのような武器で激突するファズマ!元々、上司と部下という間柄でしたが、『フォースの覚醒』でまんまとしてやられたファズマのリベンジを遂げられるのでしょうか?まだ本領を見せていない、ファズマが不気味です…

光と闇の間にたたずむ、ローブの人物

 アメリカ版予告編の1分48秒のカットでは、建物の影と日の光の中間にたたずむローブを着た人物の姿が見られます。このカットは、『エピソード3/シスの復讐』でアナキンがダークサイドに堕ちる前に、光と影の中間に立っているように演出されたシーンと構図がよく似ています。

 やはり、この人物はルーク・スカイウォーカーなのか?ルークだとすると、アナキンのようにダークサイドとライトサイドの瀬戸際、または中間にいるような演出なのでしょうか。

手を差し伸べるカイロ・レン。その先にいるのは…

 この予告編で最も憶測を呼ぶカットたちは、「私はどうすれば」と話すレイと、その直後につなげられた手を差し伸べるカイロ・レン。

 レイとカイロ・レンが手を組むかのように見えますが、はたしてレイがダークサイドへと近付くのか、カイロ・レンの心の中の光が輝き始めるのか…作品の核心を示唆しているかのようです。

 ただ、両カットの背景を見る限り、2人は同じ場所にいない可能性もありそう。断定は出来ないところが、面白い予告編になっていると言えます。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』メイキング映像

 また、新たな『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』メイキング映像も公開されています。

 このメイキング映像では、撮影現場でのライアン・ジョンソン監督のコメントとともに、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャーといったキャストがライアン・ジョンソンを語る様子を収録。

 ミレニアム・ファルコンの図面(『最後のジェダイ』のワーキングタイトルの「SPACE BEAR」が確認出来ます)といった興味深い品々や、それぞれのセットやロケーションでの撮影の壮大さを感じることが出来ます。

『最後のジェダイ』予告編は
見るべきか、見ないべきか?騒動

 10月10日(火)の新予告編の公開の前には、こんなトピックスもありました。

 予告編の公開前に、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン監督が自身のTwitterにて、映画をまっさらな状態で見たいのであれば、絶対に予告編を避けるべきとツイートしたことがファンの間で波紋を広げました。

 予告編を見ることでネタバレとなり、映画を楽しむことが出来ないのではと不安を覚えるファン。見るべきか?見ない方がいいのか?あぁ、でもそんなの無理だ…という葛藤が渦巻きます。

 しかし、最終的にライアン・ジョンソン監督は自身の発言は忘れて、見て!見て!見て!とツイート!

 確かに、予告編を見ずに何の事前情報もなく『最後のジェダイ』を見ることは、まさに『フォースの覚醒』の続きをそのまま見るかのような体験が出来そうです。

 ただ、これまで秘密主義で作られた作品が予告編で大きなネタバレを出すことはないと思いますし、正式にプロモーションとして発表された素材や情報は目を通しておいて問題ないはずです。あとは個々人の考え方ですね。

 実際に、公開された予告編も作品の楽しみを損なわず、見せ場をすべて見せることなくとも本編を見なければ!という気にさせてくれる出来の良い予告編だったと思います。

予告編は話半分で。本編を見なければわからない!

 こうして『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の予告編について色々と書いてきましたが、これらの予告編の中で印象的だったカットやセリフが、必ずしも本編に登場するとは限らないということは、『フォースの覚醒』や『ローグ・ワン』をご覧になった方ならわかるはず。

 そう、『フォースの覚醒』や『ローグ・ワン』では予告編に登場したものの本編にはなかったシーンがたくさんありましたよね!

 今の『スター・ウォーズ』の予告編は、本編の見どころを集めたクリップというよりも、「だいたいこんな感じの映画」という雰囲気を伝えるようなプロモーション映像と考えた方が良いのかなと思います。

 もちろん、『最後のジェダイ』はもう完成しているということなので、これまでよりも精度は高くなっているかも知れませんが…

 結論としては、予告編は話半分程度としておいてあと1ヵ月待ちましょう、ということなのです。