東京スカイツリーの『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開記念イベント「STAR WARS TOKYO SKY WALK at TOKYO SKYTREE」に、遅ればせながら終了間近の2月7日(日)に行ってきました。
『フォースの覚醒』公開1ヵ月前の11月18日(水)から開催されていたこのイベントも、いよいよ2月11日(木)で終了ということで「THE LAST 11DAYS」と題した追加企画を開催。
ただ、映画公開時に話題になった『フォースの覚醒』をイメージした東京スカイツリーの特別ライティングは2月8日(月)からだったので、これを見ることは出来ませんでした…
目次
東京スカイツリー展望台チケット売り場では
バンダイ商品を展示
私は今回が東京スカイツリーに初登頂。真下から見上げると、迫り来るようなその巨大過ぎる威容が感じられます…
2012年のオープンから今年で4年になろうとしていますが、東京スカイツリーはまだまだ人出が多いスポット。展望台チケットを当日購入するためには、指定の時間にチケット売り場に入るための整理券をまずもらう必要がありました…
その後もチケット売り場で並び、展望台へのエレベーターも待つことになるので時間には余裕を見た方が良いですね。
その東京スカイツリーの展望台チケット売り場には、バンダイのスター・デストロイヤーのプラモデルが展示。市販されていない、展示のみのモデルなので見られるのは貴重な機会。全体的なプロポーションはもちろん、細部までよく出来ています。
1/12スケールのタイ・アドバンストx1も展示。東京おもちゃショー2015で展示されていたものと同じかと思われます。
この他にも、市販されているバンダイ『スター・ウォーズ』プラモデルの展示や、バンプレストのクレーンゲーム用景品「スター・ウォーズ/フォースの覚醒 ワールドコレクタブルフィギュア PREMIUM KYLO REN」などが展示されていました。
キャラクターが持つ元々のフォルムを崩さないデフォルメ具合が絶妙。こちらは3月下旬から順次登場とのことです。
「STAR WARS TOKYO SKY WALK at TOKYO SKYTREE」が開催されているのは東京スカイツリー天望回廊(450m)ですが、まず東京スカイツリー天望デッキ(350m)に行く必要があります。
ちなみに、天望デッキ(350m)は当日入場券で大人2060円。『スター・ウォーズ』イベントの会場である天望回廊(450m)にはさらに大人1030円の入場料がかかるので、合計3090円が必要ということになります…
それでも、確かにスカイツリーからの眺めはこの場所ならではの開放的なスケール感が味わえるので、この金額の価値はあると思いました!
天望回廊ではストームトルーパーがお出迎え!
天望デッキから天望回廊へ上がるエレベーターの扉が開くと、早速「STAR WARS TOKYO SKY WALK at TOKYO SKYTREE」のはじまりです。
目に飛び込んでくるのは、夕暮れの東京上空を背景にしたストームトルーパー!クラウドシティのような、コルサントのような光景…
ガラスケースには、ストームトルーパーがズラリ!
映画でもここまで壮観なストームトルーパー軍団は出て来なかった…何体のストームトルーパーがいるのか当ててみようとディスプレイには書かれていましたが、高度450mの眺望の前でストームトルーパーをひたすら数えたくないよ!
…やっぱり、スカイツリーだから634体?
夕暮れから夜へと向かう東京の空。普段は見上げているはずのビル群をはるか下に見降ろす、日常では感じることの出来ない体験。まさにスカイウォーキング!
天望回廊で
東京の空と『スター・ウォーズ』を楽しむ
青いランプで足元を照らした天望回廊。ヘリコプターが飛ぶ高さに近いほどの高度から、眼下に広がる東京を見降ろせます…
日が落ちて夜になると、夜景の光は絶えず瞬いて見えます。この高さから夜景を一望すると、数々の光の瞬きによって東京という都市全体が呼吸をしているかのようです。
その展望窓の反対側の壁面には、『スター・ウォーズ』六部作のストーリー紹介やダース・ベイダー、C-3POやR2-D2、ストームトルーパーといったキャラクターがデザインされています。
ここでもストームトルーパーはズラズラと並ぶ…
ライトセーバーを構えて撮影!
体験型フォトスポット
「体感ライトセーバー at TOKYO SKYTREE」は、体験型フォトスポット。ステージに上がってモニターで自分の姿を見ながら、正面のカメラでスカイツリーからの景色を背景にライトセーバーを持って写真撮影。
撮影後にもらえるQRコードからサイトにアクセスすると、写真の下部が日付入りのフォトフレームのようになった画像がダウンロード出来ます。
貸してもらえるライトセーバーの種類は期間によって異なるようで、今回はカイロ・レンのライトセーバーでした。
この並び列の側には、バンダイ『スター・ウォーズ』プラモデルを展示。夜景を背景に展示すると、宇宙を飛ぶXウィングを彷彿とさせて良いですね。
最新作『フォースの覚醒』関連展示
こちらのコーナーでは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』がテーマ。劇中シーンやキャラクター紹介のパネルが大きく設置されている他、『フォースの覚醒』の予告編映像を放映しています。
天井から床に投射されている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ロゴがかっこいい。
『フォースの覚醒』のストームトルーパー等身大立像は、「THE LAST 11DAYS」によって4体に増員されていました。鏡の効果によって、無数にストームトルーパーが並んでいるような演出になっています!
東京で宇宙に最も近い、最高到達点で
光と音で『スター・ウォーズ』を感じる
東京スカイツリーの最高到達点である451.2メートル地点では、『スター・ウォーズ』のテーマと共にライトアップが展開される「THE FORCE AWAKENS SKYTREE RECEPTION」が夜間のみ用意されています!
柱や天井などにライトセーバーをイメージした赤や青の光が踊ります。この夜景の中で『スター・ウォーズ』のテーマが聴けるだけでもテンションが上がる!
一面の東京の夜景に浮かび上がる『スター・ウォーズ』ロゴ。宇宙空間を連想させる場所の特性を活かした、雰囲気の演出ですね。
『スター・ウォーズ』浮世絵をはじめ、
日本をテーマにした展示も
日本の伝統文化と『スター・ウォーズ』に関する展示として、大きな話題となった『スター・ウォーズ』浮世絵も展示。
ホスの戦いを描いた「星間大戦絵巻 惑星補巣の戦い」。AT-ATがちゃんと違和感なく浮世絵になっている!違和感仕事してない…
こちらはダース・ベイダーの浮世絵「星間大戦絵巻 暗黒卿 堕悪巣俾荼」。この構図は実にかっこいい!
この他、和風アレンジのフィギュアということで『スター・ウォーズ』キャラクターを戦国時代イメージにした「名将 MOVIE REALIZATION」シリーズも展示されていました。
『スター・ウォーズ』東京スカイツリー限定グッズ
この『スター・ウォーズ』と東京スカイツリーのコラボを記念したグッズとして、メタリッククリアファイル、マフラータオル、Tシャツなどが用意されていました。
ただ、私が行った時には会期終了間近ということもあって軒並み完売!
そんな中でもTシャツは販売されていました。ダークサイドをイメージした赤にライトアップされた東京スカイツリーに、帝国軍のみなさんが集結しています。
こちらは東京スカイツリー 1F 団体フロアにある東京スカイツリーオフィシャルショップ。『スター・ウォーズ』コーナーが大きく設けられており、東京スカイツリー限定グッズだけではなく既存グッズも販売されています。
近くには、カイロ・レンのスタンディがあり、記念撮影も出来ました。
東京スカイツリーの特性を活かした
『スター・ウォーズ』イベント
タイミングが悪く、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開記念ライティングを見られず残念でしたが、東京スカイツリーという場所の特性を活かした『スター・ウォーズ』イベントになっていたと思います。
入場料が結構するとはいえ、スカイツリー自体にここでしかない体験があるのでなかなかの満足度でした。スカイツリーに行ったことがなかった私にとっては、『スター・ウォーズ』イベントが良いきっかけになりました。
東京スカイツリーも来場者は絶えないとはいえ、常に同じ施設よりもこうしたコラボなどによる底上げも開業から4年経つと必要になってきますからね…今後も『スター・ウォーズ』とタイアップして欲しいと思います。
あとは最終日2月11日(木)を残すのみとなりましたが、機会がある方は本エントリーを参考にぜひ楽しんで頂ければ幸いです!
2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。