「スター・ウォーズ:ビジョンズ/九人目のジェダイ」前夜祭2話上映イベントの模様をリポート!
2026年8月5日(水)よりDisney+(ディズニープラス)で日米同時全話一挙独占配信される「スター・ウォーズ:ビジョンズ」シリーズ初となる長編アニメーションシリーズ「スター・ウォーズ:ビジョンズ/九人目のジェダイ」。
配信前日である8月4日(火)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて「スター・ウォーズ:ビジョンズ/九人目のジェダイ」第1話・第2話が先行上映される前夜祭イベントが開催され、神山健治総監督、多田俊介監督、カーラ役の声優・赤崎千夏さん、さらにスペシャルゲストとして、『スター・ウォーズ』のファンであるTHE RAMPAGEの川村壱馬さんが登壇しました。
神山健治総監督「『エピソード4』の印象をもう一度映像に収めたい」

本作で最も大切にした「スター・ウォーズらしさ」について質問されると、神山健治総監督は「僕が本当に子どもの頃に『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』を観た時の印象を、何とかもう一度映像に収めたいという思いが最初の動機でした」と制作の原点を明かします。
その思いを形にする中で、「『スター・ウォーズ』といえば、やっぱりジェダイなのかなということと、ライトセーバーですよね。これはどうしても『スター・ウォーズ』では欠かせないアイテムだと思いました」と語り、「ルークがまだ名もなき青年として冒険の旅へ出たように、今回も新しい主人公がライトセーバーを携えて銀河の旅へ出ていく。そこがやっぱり『スター・ウォーズ』の一番の醍醐味というか、基本になるところなんじゃないかなと思っていました」と、本作の軸となるテーマについて説明しました。
続いて多田俊介監督は、映像制作で特にこだわったポイントについて質問され、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の魅力を、新しい主人公たちと新たに作り上げることを意識したといい、「キャラクターがとにかく魅力的になるようにということを一番に、あとはルークたちが出てくる作品ではありませんが、『スター・ウォーズ』と同じ宇宙で繰り広げられる話ということで、やはりライトセーバーやガジェットが『スター・ウォーズ』のビジュアルとして、皆さんに納得して楽しんでいただけるものになるよう心掛けて制作しました」と、シリーズとのつながりを大切にした作品づくりを明かしました。
「色が変わるライトセーバー」は12歳の頃の思いから生まれた
「九人目のジェダイ」では、持ち主の資質やフォース、感情によって色や長さが変化するライトセーバーが登場。
この設定について神山総監督は、「スター・ウォーズ:ビジョンズ Volume.1」の短編「九人目のジェダイ」を制作した頃から考えていたアイデアであり、その原点は自身が12歳の頃に『スター・ウォーズ』を初めて観た時の勘違いだったと明かしました。
「僕はジェダイしかライトセーバーを使えないと思っていたし、ライトセーバーの色は、その人のフォースの色なんだと思っていたんです。でも、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』でハン・ソロがナイフみたいに普通に使っていたので、『違ったんだ』と思いました」と当時を振り返りながらも、「でも、その時の『ジェダイしか使えないほうが格好いいんじゃないかな』という気持ちが忘れられなくて、今回その思いを使わせていただきました」と笑顔を見せました。
『スター・ウォーズ』ファン代表として登壇した川村壱馬さんは、一足早く本作を鑑賞した感想を聞かれると、「映像がとにかく綺麗すぎて衝撃を受けました」と第一印象を語りました。
さらに、「アニメーションなので、すごく日本の方にも見やすいかなと見てて感じました。あとは視覚的にもそうなんですけども、音からも『スター・ウォーズ』をすごく感じました」と、視覚、音響面を絶賛。
また、新たなライトセーバーの設定についても、「衝撃でした。本予告でカーラが赤いライトセーバーを持っているシーンが一瞬映っていますが、その設定を知って、ますます気になりました」と、期待を語りました。
その「ライトセーバーが持ち主の資質やフォース、感情によって色を変える」という設定にちなみ、登壇者と来場者全員がペンライトを掲げ、「今の自分の心の色」を表現する企画も。
川村壱馬さんは青色のペンライトを掲げ、「青いライトセーバーが一番好きですね」とコメント。一方で、「もし赤になるとしたら?」という質問には、「昨日ジムへ行った時の出来事なんですけど……」と切り出し、自身のエピソードを披露しました。
川村さんは、間接照明でトレーニングをしていたところ、後から入ってきた人が何も言わずに明るい照明へ切り替えたことを振り返り、「バンッと赤になることはないですけど、ちょっとモヤっとしました」と苦笑い。
カーラ役の赤崎千夏さんは緑色を選び、「カーラだから緑ですね」と笑顔。「私、グローグーが大好きなので、緑を持ててすごくうれしいです」と話し、「全然グッズが見つからなくて!新宿や渋谷のPOP UPとかも行ったんですが、全く焼け野原で何もなかったんですけど、そんな時はきっと私の成分は赤になります」と明かし、グローグーファンの一面を見せました!
赤の多田俊介監督は、制作のことを思い直すこともありつつ、翌日の配信開始後の視聴数やルーカスフィルムからの言葉の影響もあると言います!
一方、神山健治総監督はピンク色のペンライトを掲げ、「明日いよいよ配信がスタートするので、とてもハッピーな気持ちです」と笑顔。「だからピンクかなと思いました」と、配信を目前に控えた率直な心境を語りました。
赤崎千夏さん「カーラと一緒に成長していく気持ちで演じました」
演じたカーラについて赤崎千夏さんは、「カーラはすごく真面目で実直で、まだ未完成っていうところがあると思います。それゆえに、結構冒険の中でつらい思いをしたり苦労したりしますが、それを乗り越えて彼らがどう成長していくか、ぜひ皆さんにも見ていただいて、カーラと同じ熱い気持ちになっていただけたらうれしいなという思いです」と、キャラクターへの思いを語りました。
また、ナワーム役を演じる俳優・大森南朋との掛け合いについても印象深かったといい、「最初にビジュアルを見た時は『どんな声なんだろう』と思っていました」と振り返ります。
実際に収録で声を聞くと、「最初に想像していたものとは結構違って驚きました。抑えたお芝居の中で、ナワームの底知れなさが表現されていて、言葉をかけるときは『届け、届け』という気持ちで演じていました」とアフレコ時のエピソードを明かしました。
神山健治総監督「アニメから『スター・ウォーズ』に入る入口になれば」
映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』の反響について話題が及ぶと、神山総監督は「『スター・ウォーズ:ビジョンズ』の短編を作らせていただいたのが5年前でした」と振り返り、日本のクリエイターが『スター・ウォーズ』への思いを込めて制作に取り組んできたことを語ります。
その一方で、「長く続いているシリーズなので、若い人たちが最初から全部観るのはなかなか大変なんですよね」と話し、「『マンダロリアン・アンド・グローグー』をきっかけに『スター・ウォーズ』を観始めた方もいますし、日本ではアニメから作品に入る人も多いと思います。アニメという入口から、また『スター・ウォーズ』の世界へ入ってきてくださる方がいたらとも思ってますし、どんどん『スター・ウォーズ』が世界中の人たちに新たに発見されていくといいなと思いますね」と、新たなファン層への期待を寄せました。
川村壱馬さんも、『スター・ウォーズ』人気の広がりを実感していると語ります。
「周りでも『観に行ったよ』という人が本当に増えました。今までは『観るよ』と言っていても、なかなか観てくれなかった人たちが実際に観てくれていて、それがすごくうれしいです」と笑顔を見せました。
さらに、「僕は69歳の父親の影響で『スター・ウォーズ』が好きになりました。世代を超えてどんどんまだまだ愛される作品になっているとは思うんですけど、もっと広がってほしいと思います」と、『スター・ウォーズ』への思いを語りました。
「全8話をぜひ最後まで観てほしい」登壇者からファンへメッセージ
最後に登壇者それぞれが、配信を楽しみにしているファンへメッセージを送りました。
神山健治総監督は、「日本のスタッフがシリーズとして『スター・ウォーズ』を作るのは今回が初めてだそうです。本当に面白い作品ができたと思っていますので、『スター・ウォーズ』をどんどん好きになっていただけたらいいなと思います」とコメント。
多田俊介監督は、「8話で完結するシリーズとなっておりますので、明日はぜひとも最終話まで皆さん見て頂いて、楽しんで頂けたらと思います」と呼び掛けました。
川村壱馬さんも、「僕も明日の配信をすごく心待ちにしています。これは一気に観ます。一気に見た皆さんと一緒に楽しみたいと思います」と笑顔を見せました。
赤崎千夏さんは、「正直、『スター・ウォーズ』の作品に出るってなった時、アフレコでは割と私フラットな気持ちだったんですよ。『スター・ウォーズ』だからどうってことは全然なく、いつも通りお芝居をするって感じで。で、完成した映像を観た瞬間、『スター・ウォーズだ!』とゾクゾクしました」と振り返ります。
そして、「それはやっぱり絵作りとか、あと音響効果とかがすごく『スター・ウォーズ』の味がするっていう感じをものすごい感じて。ファンの方は細かなところまで楽しめる作品になっていますので、ぜひ何度も繰り返し観ていただけたらすごくうれしいです。この作品を世に送り出せることが関わった1人として誇らしい思いです」と締めくくり、会場は大きな拍手に包まれました。















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