『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』のトリビア、隠れ要素(イースターエッグ)、過去作へのオマージュや引用、他作品との関連、カメオ出演、その他小ネタといった、知っているとより本作が楽しめるチェックポイントをまとめました。
当然ながら、この記事は『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』のネタバレを含んでいます。観賞後に、こちらの記事でチェック!次の観賞の際に、見逃したポイントを探してみましょう!
- 『マンダロリアン・アンド・グローグー』トリビアチェックポイント
- シャドー評議会の軍将
- AT-RT
- AT-AT/P(試作型)
- AT-ATドライバーのヘルメットの色
- INT-4 インターセプター
- ゼブ(ガラゼブ・オレリオス)
- ゼブのボー=ライフル
- Uウイング
- 『スター・ウォーズ』映画初のオープニングクレジット
- マンダロリアンのキャスト
- R5-D4
- BDXドロイド
- 帝国軍残党の指名手配サバックカード
- レイザー・クレストの実物模型
- ナル・ハッタ
- ナー・シャダー
- ドロイド・ゴートラ
- HH-87スターホッパー
- アンソニー・ダニエルズがドロイド役で出演
- KXシリーズ・セキュリティ・ドロイド
- ハット・ツインズ
- シャカリのデザインモチーフ
- ハルシオン
- マーティン・スコセッシがヒューゴ・デュラントの声優
- ヒューゴ・デュラントのフードトラック
- ヒューゴズのメニュー
- ロイ・チョイがサンドイッチを監修
- マッドホーンの卵
- ロッタ・ザ・ハット
- ロッタのホログラムのモデルはジョン・ファヴローが彩色
- 屈強なハット
- ロッタ・ザ・ハットと『クリード』
- ロッタ・ザ・ハットのタトゥー
- グローグーが食べるスナック
- ディー・ワナ・ワンガー
- ホグスブレスを演じたのは元NFL選手
- 『ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌』
- ファズボール
- デジャリック・モンスター
- 「ゴッド・オブ・ウォー」の武器
- カール・ウェザースへのオマージュ
- ジャヌ・コイン
- ジャヌ・コインの邸宅に飾られたクリーチャー
- 「生きたまま行くか、冷たくなって行くか」
- 『となりのトトロ』
- メクネック
- 新共和国パイロットでのカメオ出演
- デイヴ・フィローニのカウボーイハット
- カーソン・テヴァ
- アデルファイ基地のバー
- Bウィング
- ヤズム
- アンゼラン
- ブラーグ
- タートル・タンカー
- エンボ
- エンボの新たなアヌーバ
- ギロチン
- アマニ
- ドラゴン・スネーク
- ハットの宮殿の落とし穴
- ダンク・ファリック
- グローグーの杖と隠れ家
- フォース・ヒール
- ガトリの声の出演
- アンバン・スナイパー・ライフル
- STAP
- フィル・ティペットによるストップモーション
- Yウイング レッド・ジャマー
- 照準コンピューター/プロトン魚雷
- ILMスタッフも出演
- ライトセーバーが登場しない初の『スター・ウォーズ』映画
- ホイッスリング・バードは未装備のまま
- マシュー・ウッド、サム・ウィットワー
- スペシャルサンクスにはシリーズの関係者がクレジット
- 『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』を次回見るときの参考に!
『マンダロリアン・アンド・グローグー』トリビアチェックポイント
シャドー評議会の軍将
アバンタイトルに登場する氷の惑星で帝国軍の残党を率いているのは、「マンダロリアン」シーズン3「チャプター23:スパイ」にて、モフ・ギデオンが参加していたホログラム通信によるシャドー評議会に参加していた軍将のひとりだ。

「チャプター23:スパイ」の際にはキャラクター名がなかったが、StarWars.comによると、この軍将はバロー(Barro)司令官という。演じているのは『スパイダーマン:ホームカミング』などに出演のヘムキー・マデーラだ。
AT-RT
ディン・ジャリンはAT-RTを強奪し、グローグーとともに斜面を滑り降りていく。
AT-RT(全地形対応索敵トランスポート)は『シスの復讐(エピソード3)』にて初登場し、共和国軍によってキャッシークの戦いで用いられていた、AT-STの前身にあたるウォーカー。
クローン戦争終結後も、コミックやゲームにて帝国軍、反乱軍にて使用されていたが、『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』では帝国軍の残党のAT-RTドライバーが登場した。
AT-AT/P(試作型)
氷の惑星で帝国軍の残党が狭い山道で使用しているのは、AT-ATの初期モデルであるAT-AT/P(試作型)だ。
AT-AT/Pは、「スター・ウォーズ 反乱者たち」に登場。「反乱者たち」の他のビークルやキャラクターのデザインと同様に、AT-ATもオリジナル・トリロジーのコンセプトアートのデザインが取り入れられており、ジョー・ジョンストンとラルフ・マクォーリーによる初期のデザインを用いている。
補給がない状態の帝国軍の残党が、年数が経った初期型のAT-ATを持ち出さなければならない状態を表しているのかも知れない。
AT-ATドライバーのヘルメットの色
AT-ATドライバーのヘルメットは、『エピソード5/帝国の逆襲』と同じくライトグレーで成形されている。
撮影時のメイキングの写真のて、照明の影響で白だと思われていたが、実際にはグレーとなる。
INT-4 インターセプター
AT-AT/Pの機内に追い詰められたバロー司令官が逃走に使用したビークルは、INT-4 インターセプターだ。
AT-ATのコックピットの横のサイズを縮めたような外見のINT-4 インターセプターは、ケナーが1982年に発売したトイオリジナルのビークルであるINT-4が元になっている。
1980年代初頭に、インフレと原油価格の高騰によって商品価格を引き上げなければならない中で、映画に登場したビークルは大型化・高価格化してしまうため、ケナーは小サイズで低価格のフィギュア用のビークルであるミニ・リグというシリーズを展開。映画には映らなかったビークルというコンセプトで、ケナー、ハズブローのマーク・ブドゥローによりデザインされた。
ミニ・リグにラインナップされたINT-4は帝国軍の迎撃機という設定で、AT-ATのカーゴスペースに収納出来るギミックがあった。
AT-AT/Pの機内にあったINT-4 インターセプターが発進するのは、このトイのギミッックの再現だ!
ゼブ(ガラゼブ・オレリオス)
氷の惑星でディン・ジャリンとグローグーを回収するのは、「スター・ウォーズ 反乱者たち」に登場したゼブことガラゼブ・オレリオスだ!
ゼブは「スター・ウォーズ 反乱者たち」に登場し、スペクターズの一員としてケイナン・ジャラス、ヘラ・シンドゥーラ、エズラ・ブリッジャー、サビーヌ・レン、C1-10P(チョッパー)とともに帝国軍と戦い、反乱同盟軍形成に貢献した。
「スター・ウォーズ 反乱者たち」シーズン4 第15話「家族の再会 – そして別れ」では、エンドアの戦いの後にゼブはアレクザンダー・カラスとともに惑星リラ・サンへ向かったと語られているが、「マンダロリアン」シーズン3「チャプター21:海賊」では実写作品に初登場し、新共和国軍の一員となっていることがわかった。

演じているのは「反乱者たち」、「マンダロリアン」と同じスティーヴ・ブルームで、日本語吹き替え版声優も同様に稲葉実。映画館でゼブの声が聞ける時が来るとは…
ゼブのボー=ライフル
ゼブは「スター・ウォーズ 反乱者たち」でも使用していたラサンの儀仗兵だけが持てるボー=ライフルで、ジャヌ・コインの邸宅にてストームトルーパーたちを次々に倒していく。その様子は「反乱者たち」の痛快なアクションを彷彿とさせる!
ボー=ライフルは、エレクトロスタッフとブラスター・ライフルの機能を合わせ持っており、『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』でも近接戦闘、遠距離射撃で使い分けながら戦っている。
Uウイング
ゼブがディン・ジャリンとグローグーを回収する際に使用しているのはUウイングだ。
UT-60D Uウイング・スターファイターは、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』での初登場後、「反乱者たち」や「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」などで反乱軍にて活躍。
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』にて、新共和国軍でも運用されていることが描かれた。
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』では、エクセゴルの戦いにUウィングが参戦しているので、『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』での登場によって、ファースト・オーダーとの戦いの時代との間の時期を埋めることになった。

『スター・ウォーズ』映画初のオープニングクレジット
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』は、冒頭のストーリーテキストの後、アバンタイトルの氷の惑星での戦いに次いで、タイトルとなる。
タイトルに続いては、Uウィングがアデルファイ基地に帰還する様子とともにキャスト、スタッフのクレジットが表示される。
こうしたオープニングクレジットの手法が用いられるのは、『スター・ウォーズ』映画初のことだ!また、夕陽を背にしたXウィングやアデルファイ基地での機体の情景から、『トップガン』のオープニングを連想させる。
ジョン・ファヴローによると、オープニングクレジットを用いたのは『トップガン』のように『スター・ウォーズ』ギャラクシーの宇宙船や基地といった映画の世界を、現実にある環境として見せたかったという演出意図だという。

マンダロリアンのキャスト
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』のキャストは主演のペドロ・パスカルに次いで、同じくヘルメット着用時のディン・ジャリンを演じたスーツ・パフォーマーのブレンダン・ウェイン、そしてスタント・パフォーマーであり、スタント・コーディネーターのラティーフ・クラウダーがクレジットされている。
主役のディン・ジャリンを演じるには、ペドロ・パスカル、ブレンダン・ウェイン、ラティーフ・クラウダーの3人が必要であり、ペドロ・パスカルと同列にスーツ・パフォーマーを並べるというリスペクトが感じられる。
ブレンダン・ウェイン、ラティーフ・クラウダーに次いては、Disney+ (ディズニープラス)で配信の「ディズニー・ギャラリー/スター・ウォーズ:マンダロリアン」でも紹介されている。

ブレンダン・ウェインは、「スター・ウォーズ:アソーカ」「パート4:堕ちたジェダイ」にてXウィングパイロットのランダー中尉を演じている。またブレンダン・ウェインは、西部劇の大スターであるジョン・ウェインの孫だ。

R5-D4
アデルファイ基地では、R5-D4の姿を見ることが出来る。
R5-D4は、『エピソード4/新たなる希望』でジャワの手でラーズ家に売られる寸前に故障し、代わりにR2-D2がルーク・スカイウォーカーの元にやってくるきっかけとなったドロイド。
その後「マンダロリアン」では「チャプター5:ガンファイター」にてモス・アイズリーのカンティーナの店内に登場。「チャプター9:保安官」の時点で、ハンガー3-5にてペリ・モットーの元で仕事をしていた。


そしてディン・ジャリンに同行してマンダロアを探索し、帝国軍の残党の基地へのマンダロリアンたちの攻撃に貢献した。

マンダロアでの戦いの後は、かつて反乱軍でカーソン・テヴァとともに働いていたということもあってか、新共和国に所属しているようだ。

BDXドロイド
R5-D4とともにアデルファイ基地を歩いているドロイドは、BDXドロイドだ。
BDXドロイドは、2023年10月にカリフォルニアのディズニーランドのテーマランド「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」に1日限定で登場して以来、世界各地のディズニーリゾートに登場している自律的にバランスを取って歩行出来るドロイド。
2025年には、東京ディズニーランドにもBDXドロイドが登場。ゲストが実際に会えるドロイドが、映画にも登場するというパークと映画の連動施策となっている。

帝国軍残党の指名手配サバックカード
ウォード大佐は、カードゲームであるサバックに帝国軍の逃亡者たちがデザインされたカードをディン・ジャリンに見せ、次なるターゲットとしてジャヌ・コインを提示する。
小説「アフターマス」三部作や書籍「The Rise and Fall of the Galactic Empire」では、新共和国が帝国軍の逃亡者たちを追跡するため、サバックカードにレイ・スローン、ブレンドル・ハックス、エンリック・プライドなどといった帝国の残党の指導者たちの顔写真を載せたデッキを流通させていたことが明かされている。
逃亡者たちをデザインしたカードゲームという演出は、2003年からのイラク戦争時にアメリカ軍が使用した「イラクのお尋ね者トランプカード」を元にしたものだろう。
レイザー・クレストの実物模型
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』で新たな機体となったレイザー・クレストは、「マンダロリアン」シリーズと同様にモーションコントロールでも撮影されており、2フィート(0.61メートル)版と4フィート(1.219メートル)版の実物模型が制作された。
ナル・ハッタ
ディン・ジャリンとグローグーは、ジャヌ卿の情報と引き換えに甥の救出を依頼しているという双子のハットに会うため、ナル・ハッタに向かう。
ナル・ハッタは、ハットの故郷の惑星であり、ハット評議会がある本拠地だ。
「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」シーズン3 第9話「ズィロを追え!」の舞台となっており、オビ=ワン・ケノービとクインラン・ヴォスが共和国の刑務所から脱獄したズィロ・ザ・ハットの行方を追う。
ナル・ハッタには『エピソード1/ファントム・メナス』に登場したガーデュラ・ザ・ハットの宮殿があり、ここがハット評議会の会議場として使われていた。
「クローン・ウォーズ」でのナル・ハッタのデザインは、ジョージ・ルーカスによるスケッチやアイデアが元になっている。
ナー・シャダー
ナル・ハッタへと向かうシーンでは、ナル・ハッタの衛星であるナー・シャダーが見られる。
ナー・シャダーは、ナル・ハッタの最大の衛星でスマグラーズ・ムーン(密輸屋の月)とも呼ばれ、ハットの犯罪王や賞金稼ぎがはびこっている場所だ。
「スター・ウォーズ:アコライト」第1話「失って/見つけて」でも言及されている。

ドロイド・ゴートラ
ハット・ツインズは、ドロイド・ゴートラを警備のために雇っている。
ドロイド・ゴートラ(ゴトラ)は、クローン戦争が終結した後に放棄されて再利用されたバトル・ドロイドたちによって構成されているグループで、「ターキン」などの小説やコミックにてこれまで言及されている。
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』でも、クローン戦争で独立星系連合のものと思われるバトル・ドロイドなどが登場している。
ドロイド・ゴートラはドロイドの権利や解放のため、犯罪組織のクリモラ・シンジケートの元で動いているというグループだったが、ハット・ツインズの元に移ったのだろうか。
これまでのドラマシリーズでも言及されており、「マンダロリアン」シーズン2「チャプター9:保安官」では、タトゥイーンにマンダロリアンがいたという情報をゴトラから得たと、ゴア・コレシュはディン・ジャリンに伝えている。

「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」「チャプター4:迫り来る嵐」では、フェネック・シャンドはボバ・フェットにゴートラの頭領になるのかと尋ねている。

HH-87スターホッパー
ナル・ハッタに到着したレイザー・クレストの元には、HH-87スターホッパーがやって来る。
HH-87スターホッパーは、「クローン・ウォーズ」シーズン4 第13話「カダーヴォからの脱出」にて登場した、ハット・クランなどによって使用される宇宙戦闘機。
HH-87スターホッパーのデザインは、『エピソード6/ジェダイの帰還』のプロダクション・デザイナー、ノーマン・レイノルズが1981年に描いたインペリアル・シャトルのデザイン案から影響を受けており、そのフォルムはスキッフやセール・バージに似たものとなっている。
アンソニー・ダニエルズがドロイド役で出演
C-3POを演じてきたアンソニー・ダニエルズは、『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』にてナル・ハッタへの着陸許可を出す航空管制ドロイドの声を演じ、クレジットされている。
これにより、『エピソード4/新たなる希望』以来のすべての『スター・ウォーズ』映画への出演記録を更新した!
KXシリーズ・セキュリティ・ドロイド
ドロイド・ゴートラのドロイドは、傭兵の歩哨として多数のB1バトル・ドロイドやB2スーパー・バトル・ドロイドで構成されているが、中にはKXシリーズ・セキュリティ・ドロイドの頭部を用いているドロイドもいる!
KXシリーズ・セキュリティ・ドロイドは『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場したK-2SOと同型のドロイドだ。
ハット・ツインズ
ウォード大佐は、ジャヌ・コインの情報を得るためハット・ツインズの甥の奪還をディン・ジャリンに依頼する。
ハット・シスター、ハット・ブラザーのハット・ツインズは「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」に登場した、ジャバ・ザ・ハットのいとこたちだ。
ジャバ・ザ・ハットの後釜についたビブ・フォーチュナを排除し、モス・エスパの支配を引き継いだボバ・フェットに対し、ハット・ツインズは縄張りを主張してブラック・クルルサンタンを差し向けるが、最終的にはタトゥイーンから手を引くことになった。
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』では、本拠地であるナル・ハッタの宮殿を根城にしてロッタ・ザ・ハットを手中に収めようとする。
シャカリのデザインモチーフ
衛星シャカリのデザインは禁酒法時代のシカゴをイメージしており、ジョン・ファヴローが実際にシカゴで過ごした経験からインスピレーションを得ている。
ハルシオン
シャカリの街の中に、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートに2023年まであった『スター・ウォーズ』ホテル「スター・ウォーズ:ギャラクティック・スタークルーザー」で乗船する設定のスタークルーザー、ハルシオンのサインがある!
オーラベッシュで「ハルシオン」と記載されているとともに、ハルシオンのビジュアルも掲載されている。
マーティン・スコセッシがヒューゴ・デュラントの声優
ヒューゴ・デュラントの声を担当しているのは、『タクシードライバー』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などで知られる映画監督のマーティン・スコセッシ。
ヒューゴ・デュラントは、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場し、ジョン・ファヴローが声を演じたリオ・デュラントと同じアルデニアンで、また同じ苗字であることから親族である可能性が示唆されている。
ジョン・ファヴローが『ウルフ・オブ・ウォールストリート』に出演したことから、キャスリーン・ケネディが電話をかけてマーティン・スコセッシの声による出演が決まったという。
ヒューゴ・デュラントのフードトラック
ヒューゴ・デュラントは「ヒューゴズ」というフラット・ミート・フライを販売するフードトラックを営んでいる。
ヒューゴという名前は、マーティン・スコセッシ監督の映画『ヒューゴの不思議な発明』(2011年)を、フードトラックははジョン・ファヴロー監督の映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』(2014年)を思わせるものだ。
ヒューゴズのメニュー
ヒューゴズには、アルカニアン・テンダーロイン、リラ・サン・クラッカーズ、ラマズ・ツリー・バイツといったメニュー名がオーラベッシュで並んでいる。
これらは2023年発売の書籍「Star Wars: The Ultimate Cookbook」に登場した料理名だ。
ロイ・チョイがサンドイッチを監修
ジョン・ファヴロー監督の映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』にインスピレーションを与え、テクニカルアドバイザーを務めた韓国風メキシカンタコスのフードトラック「Kogi」の創設者であるロイ・チョイは、『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』にクリエイティブ・カリナリー・コンサルタントとして参加し、フードトラック「ヒューゴズ」で売られているフラット・ミート・フライを料理の面で監修した。
ロイ・チョイとジョン・ファヴローは、Netflixの「ザ・シェフ・ショー -だから料理は楽しい!-」でも共同製作、共演している。
マッドホーンの卵
ヒューゴズにて、ヒューゴ・デュラントはマッドホーンの卵から卵液をすくってフラット・ミート・フライに用いていた。
マッドホーンの卵は、「マンダロリアン」シーズン1 第2話「ザ・チャイルド」にてディン・ジャリンがジャワたちから依頼されて奪取していた。

ロッタ・ザ・ハット
ハット・ツインズの甥とは、ジャバ・ザ・ハットの息子であるロッタ・ザ・ハットだった!
ロッタ・ザ・ハットは、2008年公開の映画『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』に登場。
ジャバからプクプクちゃん(Little Punky Muffin)と呼ばれていたロッタ・ザ・ハットが屈強な姿に成長!
映画『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』でのロッタ・ザ・ハットは、グローグーのような赤ちゃんの年齢であり、分離主義者によって誘拐されていた。ジャバ・ザ・ハットを味方に付けたい共和国と分離主義者の間で、物語のカギを握る存在だ。
アナキン・スカイウォーカーやアソーカ・タノからは「Stinky(くさいヤツ)」と呼ばれており、アソーカはアナキンに似ているとも言っていた。
幼少期に誘拐され、成長してからも身柄をジャヌ・コインの元に置かれるほか、ジャバ・ザ・ハットの息子であることから生きづらさを抱えているなど、ロッタ・ザ・ハットのその後の苦労が『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』では描かれている。
ロッタ・ザ・ハットの声を演じるのは、ディズニープラス配信作品「一流シェフのファミリーレストラン」で知られるジェレミー・アレン・ホワイトだ。
また、映画『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』でロッタ・ザ・ハットの声を担当していたデヴィッド・エイコードは、『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』にサウンドデザイナーとして参加している。
ロッタのホログラムのモデルはジョン・ファヴローが彩色
ハット・ツインズがディン・ジャリンに見せたロッタ・ザ・ハットのホログラムは、だいぶ前のものだと言う通り、映画『クローン・ウォーズ』に登場した時期の幼い姿だった!
このロッタ・ザ・ハットのホログラムは、コンセプトアートモデルをジョン・ファヴローが自ら彩色したもので、底面にはサインも書かれているという。
屈強なハット
屈強なハットであるロッタ・ザ・ハットだが、筋肉質なハットはこれまでの『スター・ウォーズ』シリーズにも登場しており、正史(カノン)ではコミック「スター・ウォーズ:ナー・シャッダの決斗」などに登場するグラッカス・ザ・ハットがいる。
ロッタ・ザ・ハットと『クリード』
ジョン・ファヴローは、ロッタ・ザ・ハットを『ロッキー』シリーズのスピンオフ映画である『クリード』シリーズのアポロ・クリードの息子、アドニス・クリードになぞらえている。
どちらも父親の影のもとにあるキャラクターとなっている。
ロッタ・ザ・ハットのタトゥー
ロッタ・ザ・ハットの後頭部には、デシリジク・カジディクの紋章のタトゥーが刻まれている。
ジャバ・ザ・ハットは、同じデザインのタトゥーを腕にしていた。
また、このデシリジク・カジディクの紋章はハット・ツインズの宮殿の扉にも描かれている。
グローグーが食べるスナック
ロッタ・ザ・ハットの試合を観戦するグローグーが食べているポップコーンのようなスナックは、「バッド・バッチ」のマンテル・ミックスや、カリフォルニアのディズニーランドとフロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの『スター・ウォーズ』のテーマエリア「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」の「カット・サカのケトル」で販売されているポップコーンのアウトポスト・ミックスを思わせるものとなっている。
ディー・ワナ・ワンガー
ディン・ジャリンが牢にいるロッタ・ザ・ハットに声を掛ける際の挨拶「ディー・ワナ・ワンガー(Die Wanna Wanga)」は、『ジェダイの帰還(エピソード6)』にてビブ・フォーチュナやC-3POが使っていたハット語だ。
ホグスブレスを演じたのは元NFL選手
ジャヌ・コインの側近であるイクトッチイのホグスブレスを演じているのは、マシュー・ウィリグ。
マシュー・ウィリグはNFLで活躍した元プロフットボール選手で、その後俳優へ転身し「デクスター」や「エージェント・オブ・シールド」などに出演している。
『ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌』
ソルト・バーにジャヌ卿を探しに来たディン・ジャリンは、ホグスブレスをはじめとしたジャヌ卿の手下と乱闘となる。
この乱闘シーンは、ジョン・ウー監督の『ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌』(1992年)の冒頭にて、鳥かごがぶら下がっている店内での銃撃戦と舞台設定が似ており、オマージュを指摘されている。
ファズボール
ソルト・バーにある鳥かごの中には、ファズボールがいる!
ファズボールは、「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」第2話「バリアを越えてはるか遠くへ」にて、KBがポート・ボーゴの海賊たちの市場で見つけたカゴに入れられている生物だ。
もともとはディズニーランドで運営されていたアトラクション「キャプテンEO」に登場したキャラクターである。

デジャリック・モンスター
ロッタ・ザ・ハットとディン・ジャリンは、ジャヌ・コインの罠によってシャカリのザ・ピットと呼ばれる闘技場で、デジャリック・マッチを戦うことになる。
デジャリック・マッチは、デジャリック・ホロチェスの駒として知られているクリーチャーたちと戦うというもの!闘技場の床も、デジャリック・ホロチェスのデザインとなっている。
デジャリック・ホロチェスの駒のモデルとなっていたクリーチャーたちの実物が登場する、ファン興奮のシーンとなった!
ギック
ギックは、惑星ビスのジャングルの頂点に立つ捕食動物だ。
キンタン・ストライダー
惑星キンタンのキンタン・ストライダーは、こん棒など簡単な道具を扱うことができる狂暴なケイ素系生物。
『エピソード4/新たなる希望』にて、ミレニアム・ファルコンでチューバッカとR2-D2がデジャリック・ホロチェスをプレイしていた際、キンタン・ストライダーはマンテリアン・セイヴリップに投げられて倒されていた(時系列としては『新たなる希望』の10年前である『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』におけるトバイアス・ベケットとチューバッカのデジャリックでも、同様にチューバッカのキンタン・ストライダーが倒されていた)。
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』では、キンタン・ストライダーをマンテリアン・セイヴリップが投げており、デジャリック・ホロチェスのシーンの再現となっている!
『フォースの覚醒』でフィンがデジャリック・ホロチェスを起動した際には、『新たなる希望』とは逆にキンタン・ストライダーがマンテリアン・セイヴリップを倒していた。
ちなみに、「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」では、ニクトのスピーダー・バイク集団がキンタン・ストライダーズを名乗っていた。
クロアスラッグ
クロアスラッグは、ピンク色の肌と筒状の体を持ち、吸盤のような口には鋭い歯が生えている生物だ。
「Star Wars: Alien Archive – Species Guide」によると、クロアスラッグはアウター・リム・テリトリーに起源を持つ湿地の生物とされている。
ヌゴック
両腕の先に口のような器官を持ち、鋭い爪が並んでいるヌゴックは、「Star Wars: Alien Archive – Species Guide」によると起源は不明であるものの、その外見から捕食動物であると推測されている。
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』では、ハサミのような爪と口での噛みつき攻撃が印象的だ。
フージックス
フージックスは、尻尾にトゲを生やした4本脚の生物。
惑星キニエンではペットとして愛されているというが、『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』では電撃攻撃がやっかいな相手であり、こんな生物をペットにして大丈夫なのだろうか…また、『エピソード4/新たなる希望』でホロチェスのフージックスが移動する際の効果音が本作でも聞ける。
マンテリアン・セイヴリップ
オード・マンテルに生息するマンテリアン・セイヴリップは、身長約4メートルの巨体と長い腕、長い首を持つ生物だ。
モレイトア
モレイトアは、オルデランの神話に登場する魔法生物であり、デジャリック・ホロチェスの駒のモデルとなった個体の名前はグリンタッシュという。
モレイトアのグリンタッシュは、オルデラン王室に仕えていたと言われている。
「ゴッド・オブ・ウォー」の武器
闘技場でディン・ジャリンが選ぶ武器のひとつは、ゲーム「ゴッド・オブ・ウォー」シリーズの主人公クレイトスが使用する武器であるブレイズ・オブ・カオスをモデルにしたもの。
カール・ウェザースへのオマージュ
マンテリアン・セイヴリップがこじ開けたデジャリック闘技場へ続く入口の上には、「Weathers Apollo(ウェザース・アポロ)」というオーラベッシュが確認できる。
これは「マンダロリアン」でグリーフ・カルガを演じた故カール・ウェザースへのオマージュで、「アポロ」は『ロッキー』シリーズでカール・ウェザースが演じたアポロ・クリードから取られたものだ。
ジャヌ・コイン
バロー司令官と同じく、ジャヌ・コインも「マンダロリアン」シーズン3「チャプター23:スパイ」に登場していたシャドー評議会の軍将だ。
演じているのはジョニー・コインで、ジャヌ・コインという役名はキャスト名をなぞったものだろう。
ジャヌ・コインの邸宅に飾られたクリーチャー
ジャヌ・コインの邸宅の壁には、ヴェクシス・スネーク、ネクスー、リーク、バーゲストの剥製が見える。
ヴェクシス・スネーク
ヴェクシス・スネークは、『スカイウォーカーの夜明け』にてパサーナの砂漠に現れ、レイにフォースヒールで治療されていた生物だ。
ネクスー
ネクスーは、『エピソード2/クローンの攻撃』でジオノーシスの闘技場でアナキン、パドメ・アミダラ、オビ=ワンの処刑に現れた生物。その爪でパドメに襲い掛かった。
ネクスーの頭部は、カリフォルニアのディズニーランドとフロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの『スター・ウォーズ』のテーマエリアのテーマランド「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」ドク=オンダーのデン・オブ・アンティークでも見ることが出来る。
リーク
リークは、大きな角を持つ四本脚のクリーチャーで『エピソード2/クローンの攻撃』にてジオノーシスの闘技場でのアナキン、パドメ、オビ=ワンの処刑に現れた生物。
アナキンがフォースで交感しておとなしくさせ、リークに飛び乗ったほか、ジャンゴ・フェットに襲い掛かり、最終的に仕留められた。
バーゲスト
バーゲストは、『フォースの覚醒』にてタコダナのマズ・カナタの城でグウェリス・バグノロが飼っていた生物。6つの赤い目と、鋭い歯が並ぶ大きな口を持っている。
グウェリス・バグノロが飼っていたバーゲストの名前は、イズビーという。
「生きたまま行くか、冷たくなって行くか」
ジャヌ・コインを追い詰めたディン・ジャリンは、「マンダロリアン」シーズン1「チャプター1:マンダロリアン」でミスロルの賞金首に言ったセリフ「生きたまま行くか、冷たくなって行くか(I Can bring you in warm or I Can bring you in cold)」と言う。
このセリフは、「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」「チャプター5:マンダロリアンの帰還」でも用いられており、ディン・ジャリンの名セリフと言えるだろう。
『となりのトトロ』
ジャヌ・コインの邸宅に向かったディン・ジャリンとゼブを、レイザー・クレストで待つグローグーとロッタ・ザ・ハットは昼寝をしてしまう。
寝ているロッタ・ザ・ハットのお腹の上に乗るグローグーは、『となりのトトロ』を彷彿とさせる!
メクネック
ゼブはレイザー・クレストの機器の調整を頼んできたディン・ジャリンに対し、オレはパイロットでメクネックじゃないと言う。
メクネック(修理人)とは、「スター・ウォーズ:アコライト」第1話「失って/見つけて」で言及された職業で、宇宙船の船体の外側の修理を行うフリーランスの整備士のこと。オーシャ・アニセヤは、通商連合の元でメクネックとなっていた。

ハイ・リパブリックの時代において、共和国の法律ではこうした危険な作業はドロイドのみが行えると定められていたため、メクネックは違法ということになる。
新共和国パイロットでのカメオ出演
「マンダロリアン」シリーズでは、エピソード監督たちが新共和国のパイロットとしてカメオ出演していたが、『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』でもエピソード監督たちが演じたキャラクターが再登場しているほか、新たにカメオ出演したスタッフもいる。
新共和国のパイロットとして、製作のデイヴ・フィローニがトラッパー・ウルフ役、「オビ=ワン・ケノービ」も監督したデボラ・チョウがサシュ・ケッター役、リック・ファミュイワがジブ・ドジャー役、「マンダロリアン」シーズン3のほか「スケルトン・クルー」のエピソード監督も手掛け、「マンダロリアン」シーズン3「チャプター21:海賊」でもカメオ出演していたリー・アイザック・チョンがドク・スリ役となっている。
さらに、プロダクションデザイナーのダグ・チャンはブリック中尉役を演じており、アデルファイ基地のシーンで確認出来る。
デイヴ・フィローニのカウボーイハット
デイヴ・フィローニ演じるトラッパー・ウルフは、実際のデイヴ・フィローニ本人と同じくカウボーイハットを着用している!
本人そのままのカメオ出演となった…
カーソン・テヴァ
アデルファイ基地とナル・ハッタへの新共和国軍の攻撃では、「マンダロリアン」、「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」、「スター・ウォーズ:アソーカ」に登場した新共和国軍のパイロットであるカーソン・テヴァの姿も見られる。
「マンダロリアン」をはじめとするドラマシリーズに登場し、この時代での新共和国のパイロットとして各作で活躍しているキャラクターだ。
カーソン・テヴァを演じている韓国系カナダ人の俳優のポール・サン・ヒョンジュ・リーは、世界的なコスチューミング団体の501軍団のカナダ部隊の隊員でもある。
アデルファイ基地のバー
アデルファイ基地のバーには、プローブ・ドロイドやマウス・ドロイドのパーツ、Tタイ・ファイターパイロットのヘルメットなどが並べられている。
Bウィング
アデルファイ基地には、後にナル・ハッタへ向かうXウィングやYウィングだけではなく、Bウィングも確認出来る。
ヤズム
ディン・ジャリンは、捕えたジャヌ・コインをウォード大佐に連れて来た際に、「ヤズムのように歌う」と紹介する。
ヤズムは『エピソード6/ジェダイの帰還』のジャバの宮殿にて登場。1983年公開のオリジナル版の時点では、ウーラが抵抗するシーンで、ジャバの右側に頭部が見えている程度の出番であった(この個体はワム・ラフバとされている)。
『エピソード6/ジェダイの帰還』特別篇では、オリジナル版と比べて大所帯となったマックス・レボ・バンドの新しいメンバーのひとりとして、ヤズムのジョー・ヤウザが追加。サイ・スヌートルズとともにボーカルを務め、かなり大きな見せ場が出来た。
ヤズムは優れた歌い手であるため、「ヤズムのように歌う」という慣用句となっているようで、これは『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』と、「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」「チャプター4:迫り来る嵐」での使われ方を見ると、何でも話すといった意味のようだ。

アンゼラン
ネヴァロでレイザー・クレストの調整にやって来たアンゼランたちは、「マンダロリアン」シーズン3に登場したバイ、ミンチ、キート、そして今回初登場のクランだ。
アンゼランは、『スカイウォーカーの夜明け』に登場したバブ・フリックの種族である。
アンゼランたちの声声を演じているのは、バブ・フリックと同じくシャーリー・ヘンダーソン。
シャーリー・ヘンダーソンは、『ハリー・ポッター』シリーズのホグワーツで亡くなった女子生徒の幽霊「嘆きのマートル」を演じたほか、ユアン・マクレガーが主演した『トレインスポッティング』、また続編の『T2 トレインスポッティング』ではスパッドの彼女・妻であるゲイルを演じた。
ブラーグ
ネヴァロのディン・ジャリンの住居には、2頭のブラーグが飼われていた。
ブラーグは、1985年のテレビ映画『エンドア/魔空の妖精』に登場したクリーチャー。その後、正史(カノン)の作品では、「クローン・ウォーズ」や「反乱者たち」にてライロスが舞台になる際に登場している。
ディン・ジャリンのブラーグは、おそらくクイールが遺したものなのだろう…
タートル・タンカー
ロッタ・ザ・ハットがネヴァロから去る際に搭乗する宇宙船は、タートル・タンカー (TR-RL3 テラッピン級バルク・タンカー)だ。
タートル・タンカーは、「クローン・ウォーズ」シーズン4 第21話「邂逅」に登場し、モールを探すためサヴァージ・オプレスが強奪しロソ・マイナーに向かう際に使用した宇宙船で、サヴァージ・オプレスとモールが以降も搭乗していた。
エンボ
ネヴァロでディン・ジャリンを急襲したのは、賞金稼ぎのエンボだ!
エンボは、「クローン・ウォーズ」シーズン2 第17話「7人の傭兵」にて登場し、フェルーシアのアキラ村を守る賞金稼ぎの1人として、アナキン・スカイウォーカー、オビ=ワン・ケノービ、アソーカ・タノとともにホンドー・オナカー率いる海賊たちと戦った。
この初登場エピソードが『七人の侍』にオマージュを捧げていることからわかるように、キューゾという種族の由来は『七人の侍』で宮口精二が演じた久蔵から取られている。
その後も「クローン・ウォーズ」を通じて、ドゥークーやハット・クラン、ダース・シディアスといった様々なクライアントから仕事を引き受けたほか、ボバ・フェットの賞金稼ぎチームのクレイツ・クローに参加したこともある。
エンボの声を演じたのは、総監督のデイヴ・フィローニだ。
「クローン・ウォーズ」のキャラクターであったエンボが、『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』で初の実写化となった。
エンボの新たなアヌーバ
「クローン・ウォーズ」でエンボはマロックという名前のクリーチャーのアヌーバを連れていたが、5ABYの時点での数年前にマロックは亡くなったことが、小説「Aftermath: Empire’s End」にて語られている。
そのため、『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』に登場するアヌーバは別個体で、劇中でカイボ(字幕表記、原語はKeibu)と呼ばれている。
ギロチン
エンボが乗る宇宙船は「ギロチン」で、『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』にて初実写化となった。
ギロチンは、小説「Dark Disciple」や「Hyperspace Stories: The Bad Batch—Ghost Agents」に登場。
エンボの宇宙船は、もともと「クローン・ウォーズ」シーズン6 第5話「古い友達」にて登場が予定されていたが、コンセプトアートまで描かれていたもののカットとなっていた。
アマニ
ハット・ツインズは、ドロイド・ゴートラとともにアマニたちを配下に収め、宮殿の落とし穴の下の水路に潜ませたほか、ディン・ジャリンとグローグーたちを追跡させていた。
アマニは、『ジェダイの帰還(エピソード6)』にてジャバの宮殿にいた賞金稼ぎのアマナマンの種族だ。アマニがどのように戦うのかを実写で見られるとは…
アマニが転がるように高速移動できるという設定は、1995年発売のウェスト・エンド・ゲームスから1987年に発売されていた「スター・ウォーズ ロールプレイングゲーム」のソースブック「Galaxy Guide 12: Aliens – Enemies and Allies』に記載された説明に由来している。
ドラゴン・スネーク
ハット・ツインズの宮殿の落とし穴の下のアマニたちを撃退したディン・ジャリンだったが、水中には巨大なドラゴン・スネークが潜んでいた。
ドラゴン・スネークは、『エピソード5/帝国の逆襲』にてダゴバの沼地でR2-D2を襲った生物。
「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」シーズン3 第9話「ズィロを追え!」では、ナル・ハッタにてオビ=ワン・ケノービとクインラン・ヴォスがドラゴン・スネークと遭遇し、オビ=ワンがライトセーバーで倒した。
ハットの宮殿の落とし穴
ハット・ツインズの宮殿の玉座の間にある落とし穴から、ディン・ジャリンが巨大生物が潜む下層へと落下するシーンは、『エピソード6/ジェダイの帰還』でジャバの宮殿にてルーク・スカイウォーカーがランコアの穴へ落とされたことに似ている。
ダンク・ファリック
ドラゴン・スネークとの戦闘中、グローグーがデトネーターを設置する様子を見たディン・ジャリンは「ダンク・ファリック」と言う。
「ダンク・ファリック」は、「マンダロリアン」シリーズにて頻出している言葉で、ディン・ジャリンやボ=カターン・クライズが使用しており、「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」「チャプター3:モス・エスパの町」ではフェネック・シャンドが使っている。
その使用シーンから、ダンク・ファリックの意味は不満や怒りなどを表現するためのスラングであると思われる。
グローグーの杖と隠れ家
ナル・ハッタでディン・ジャリンを救うため、森を歩き回るグローグーは木を杖代わりにする。
そして倒れたディン・ジャリンをドロイド・ゴートラなどの追っ手に見つからないように、土を固めてその身体や自身も隠す隠れ家を作る。
これはヨーダが持っていた杖や、ダゴバのヨーダの小屋を思い起こさせる。特に隠れ家の形状は、ヨーダの小屋に似たものとなっている。
フォース・ヒール
グローグーは、ドラゴン・スネークに噛まれたディン・ジャリンの傷をフォース・ヒールで治療する。
「マンダロリアン」シーズン1「チャプター7:罰」にて、重傷を負ったグリーフ・カルガの傷をグローグーはフォース・ヒールの能力によって回復させていた。
また、『スカイウォーカーの夜明け』ではレイがパサーナで傷付いたヴェクシス・スネークの傷をフォースで治療し、ケフ=バーではベン・ソロの傷を癒す。さらにエクセゴルでベン・ソロは、自身の傷を癒してくれたレイの命を、自身の命と引き換えに救っている。
ガトリの声の出演
ナル・ハッタの沼地で、エンボから守り、ディン・ジャリンを治療する薬を与えてグローグーを助けるガトリの声を演じているのは、『DUNE/デューン 砂の惑星』などのスティーヴン・ヘンダーソンだ。
ガトリの種族名は、まだ明かされていない。
アンバン・スナイパー・ライフル
ディン・ジャリンは、武器を満載した宇宙船から新型のアンバン・フェーズ=パルス・ブラスター(アンバン・スナイパー・ライフル)を得る。
アンバン・スナイパー・ライフルは、「マンダロリアン」シーズン2までディン・ジャリンが使用していた武器で、今回は装飾が増えている。
ディン・ジャリンが使用していたアンバン・スナイパー・ライフルは、「マンダロリアン」シーズン2「チャプター14:悲劇」にて、初代レイザー・クレストとともに破壊されたと思われる。

このアンバン・スナイパー・ライフルのデザインは、1978年に放送されたテレビ特番「スター・ウォーズ ホリデー・スペシャル」のアニメパートに登場したボバ・フェットが持っていた二又のエレクトロポールが元になっている。
STAP
ディン・ジャリンは、ドロイド・ゴートラのSTAPに乗ってハット・ツインズの宮殿内に突入する。
STAPは、シングル・トルーパー・エアリアル・プラットフォームの略称で、『エピソード1/ファントム・メナス』でトレード・フェデレーションのバトル・ドロイドが使用していた。
「クローン・ウォーズ」でも、引き続き独立星系連合によって用いられている。バトル・ドロイドが使用することが多いが、ディン・ジャリンのようにアナキン・スカイウォーカーも強奪して使用していた。
フィル・ティペットによるストップモーション
ディン・ジャリンとグローグーが戦う、ハット・ツインズの玉座の間を守る巨大なドロイドは、フィル・ティペットが設立したティペット・スタジオによるストップモーションで表現されている!
ティペット・スタジオは、「マンダロリアン」や「スケルトン・クルー」でもストップモーションを制作してきた。
フィル・ティペットは『エピソード4/新たなる希望』のデジャリック・ホロチェスの共同制作者、アニメーターであり『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』では、そのデジャリック・モンスターたちがCGで暴れ回っている。
また、ルーカスフィルムに所属していたフィル・ティペットは、『エピソード6/ジェダイの帰還』でクリーチャー部門を率いており、ジャバ・ザ・ハットをはじめとする数々のクリーチャーをデザインしていた。ジャバ・ザ・ハットによってハットのデザインが確立したということで、ハット・ツインズやロッタ・ザ・ハットなど、本作に登場するハットの基礎を作ったことになる。
Yウイング レッド・ジャマー
リー・アイザック・チョンが演じるドク・スリのYウイングはレッド・ジャマーと呼ばれている。
レッド・ジャマーとは、『エピソード4/新たなる希望』の制作時に試作で作られたモデルのこと。試作モデルであるため本編撮影には使用されていなかったが、『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』にてスカイウォーカー・ランチのアーカイブで保管されていたレッド・ジャマーを持ち出し、初めて撮影された!
照準コンピューター/プロトン魚雷
新共和国軍のXウィングやYウィングには、『エピソード4/新たなる希望』で見られた照準コンピューターが搭載され、おなじみの照準スクリーンが登場!
ハット・ツインズの宮殿を破壊するのは、デス・スターの排熱口へとルーク・スカイウォーカーが発射したプロトン魚雷だ。
ILMスタッフも出演
ナル・ハッタへの攻撃から帰還したウォード大佐のヘルメットを回収するクルーチーフ・エヴォ役は、「マンダロリアン」や「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」でバーチャルプロダクション・ビジュアライゼーション・スーパーバイザーを務めたILMのランディス・フィールズが演じている。
ライトセーバーが登場しない初の『スター・ウォーズ』映画
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』は、史上初めてライトセーバーが登場しない『スター・ウォーズ』映画となった。
ホイッスリング・バードは未装備のまま
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』でのディン・ジャリンは、「マンダロリアン」シーズン3 「チャプター24:帰還」で左ガントレットのホイッスリング・バードの発射装置を失っており、本作でも再装備はされていない。

マシュー・ウッド、サム・ウィットワー
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』には、プリクエル・トリロジー以降の『スター・ウォーズ』映画のサウンドエディターであり、バトル・ドロイドの声のほかグリーヴァス将軍の声や、『エピソード1/ファントム・メナス』、「マンダロリアン」のビブ・フォーチュナなど多くのキャラクターを演じているマシュー・ウッド、「クローン・ウォーズ」、「反乱者たち」、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』、また記憶に新しい「スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード」でダース・モールの声優を務めたほか、ゲーム「スター・ウォーズ フォース アンリーシュド」シリーズでスターキラー(ギャレン・ マレック)の声も演じたサム・ウィットワーも、声の出演をしている。
スペシャルサンクスにはシリーズの関係者がクレジット
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』のエンドロールの「スペシャルサンクス」には、『フォースの覚醒』、『スカイウォーカーの夜明け』監督のJ・J・エイブラムス、「マンダロリアン」のエピソード監督とIG-11の声を務めたタイカ・ワイティティ、「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」のショーランナーを務めたジョン・ワッツ、「マンダロリアン」のエピソード監督で「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」の監督・製作総指揮のロバート・ロドリゲス、『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ、『ショーン・オブ・ザ・デッド』などの監督で『最後のジェダイ』ではレジスタンスの兵員としてカメオ出演したエドガー・ライトがクレジットされている。
ギレルモ・デル・トロは、ロッタ・ザ・ハットについて提案やアドバイスをしたという。

『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』を次回見るときの参考に!
以上のように『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』のトリビア、隠れ要素(イースターエッグ)、過去作へのオマージュや引用、カメオ出演、その他小ネタのチェックポイントをまとめましたが、本作も様々に楽しめる要素が詰まっています。
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』を次に見る時には、ぜひ上記をチェックしてみてください。
この他の『スター・ウォーズ』シリーズのトリビアは以下をご参照ください。

























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