「スター・ウォーズ アンソロジーシリーズ」第2作のハン・ソロスピンオフ映画に、ウディ・ハレルソンが出演することがStarWars.comより正式発表されました。
2018年公開予定の『スター・ウォーズ』ハン・ソロスピンオフ映画は、ハン・ソロ役のアルデン・エーレンライク、ランド・カルリジアン役のドナルド・グローバー、そしてエミリア・クラークの出演が発表されており、ウディ・ハレルソンは4人目のキャスト正式発表となります。
ハン・ソロスピンオフ映画は今のところ、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』以上に若手俳優をベテラン俳優が固めるというキャスティングの意図が感じられます…
ウディ・ハレルソン プロフィール
ウディ・ハレルソンは、1961年生まれの現在55歳。オリバー・ストーン監督作『ナチュラル・ボーン・キラーズ』(1994年)で主演を務め、『ラリー・フリント』(1996年)でアカデミー主演男優賞にノミネート。
これ以降もコーエン兄弟による『ノーカントリー』(2007年)に出演したほか、『メッセンジャー』(2009年)ではアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、インディペンデント・スピリット賞助演男優賞を受賞。
また、主演作『ゾンビランド』(2009年)も興行的な成功を収めました。
近年では、『ハンガー・ゲーム』シリーズ(2012年~)、『グランド・イリュージョン』シリーズ(2013年~)などに出演しており、今年2017年は『猿の惑星:大戦記(グレート・ウォー)』の公開が控えています。
今回、『スター・ウォーズ』ハン・ソロスピンオフ映画のプロデューサーがルーカスフィルム社長のキャサリーン・ケネディ、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でも製作総指揮を務めたサイモン・エマニュエル、そしてアリソン・シェアマーであることも発表されました。
このアリソン・シェアマーは、ウディ・ハレルソンが出演した『ハンガー・ゲーム』シリーズのプロデューサーでもあります。このことも、今回のキャスティングにつながったのかも知れませんね。
ウディ・ハレルソンが
ハン・ソロスピンオフ映画で演じるキャラクターは?
『スター・ウォーズ』ハン・ソロスピンオフ映画にウディ・ハレルソンが出演することは、年明け早々から噂が報じられており、その役柄は若きハン・ソロの師と言われていました。
従来のスピンオフであるレジェンズでは、孤児だったハン・ソロを自身の犯罪グループに加え、彼を育てたギャリス・シュライクというキャラクターがいます。
ギャリス・シュライクをどこまで下敷きにするのかはわかりませんが、これまで悪役や過激さを持つ役柄をウディ・ハレルソンが多く演じてきたことを踏まえると、ウディ・ハレルソンがハン・ソロスピンオフ映画で演じるのは、ハン・ソロに裏社会でのイロハを教える父親的なキャラクターなのでは、と想像されます。
「スター・ウォーズ アンソロジーシリーズ」は、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が示したように従来の『スター・ウォーズ』の映画文法とは異なり、回想シーンなどを組み込むことも出来るので、少年時代のハン・ソロと関わった人物という登場の仕方もあり得るでしょう。
ハン・ソロスピンオフ映画公開延期の噂も
『スター・ウォーズ』ハン・ソロスピンオフ映画公開の2018年5月25日まで、実はあと1年半を切っていますね!と、言いたいところですが、この公開日が延期されるのではという噂も出ています。
Making Star Warsは、劇場関係者の情報から2018年12月13日が初日になるという噂を掲載しています。
これは『フォースの覚醒』と『ローグ・ワン』がともに12月に公開して大きな成功を収めたため、これを踏襲するということと、最近のハン・ソロスピンオフ映画に関するStarWars.comからの発表では、公開日を「2018年5月25日」と書かず、ただ「2018年」とだけ記載している点も根拠としています。
現時点では噂の域を出ませんが、ハン・ソロスピンオフ映画もクリスマス映画となる可能性も頭の片隅に入れておいても良いかも知れません。
2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。