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7人のマッハ!!!!!!!試写会

 突然ですがコーテンカップ!「マッハ !」のアクション監督、パンナー・リットグライがメガホンを取った「7人のマッハ!!!!!!!」の試写会に行ってきた!

 主演のダン・チューボン、ゲーサリン・エータワッタクン、そして監督が入場の後、(なぜか)大仁田厚が乱入!もうちょっと政界の仕事とかあるんじゃないのか、とか言ってはいけません。

 大仁田が「ホントはCGとかワイヤーとか使ってんじゃないの?」と挑発すると、「それなら見せてやる!」とばかりに主演2人が演舞を披露!宙返りをうち、ありえない角度で開脚!ゲーサリン・エータワッタクンはテコンドーの国体選手。本物の迫力だ!生で見ると、イスが飛び上がる程驚く!

 撮影中、ケガする事もあったろうという質問には、「いやスポーツのケガ程度ですよ」だって。一体どんなスポーツだよ!走るトラックの上から転がり落ちたりしてるのに!

 アスリート達がそれぞれの特殊技能を駆使し戦うという映画にしたのは、他にはない独自性を出したかったとの事。出演者はお互いにプロ同士なので、危険なシーンも安心してできた、と言うと、そういう点ではプロレスも同じであると大仁田熱弁。最後にお決まりの1、2、3、ファイアー!とやるものの、客席があまり乗らず・・・

 大仁田とのプレス写真撮影終了後、続いてTBSの「爆笑問題のバク天!」のパブリシティ撮影。再び入場してきた監督、主演の3人に続いて現れたのはトラックスーツ姿の「ネプチューン」名倉潤(タイ人)!

 司会の質問に「いや、オレ出てないんですけど」と言うと、通訳がすかさず「出ていないと言っています」と訳す。以後、通訳の人は名倉にもタイ語で話しかける。監督と主演の2人にも「ナグロ!ナグロ!」と大人気!さらに監督が次回作にナグロの起用を約束!

 最後に今回だけの「7人のマッハ!!!!!!!」特別予告編を上映。最後の1カットにナグロが出ているのだが、写りが小さすぎて判別不能・・・

 そしていよいよ本編の上映。

 タイの小さな村に一流スポーツ選手たちが村人の慰問に訪れていた。平和で牧歌的な村だったが、突然完全武装の軍隊が村人達を容赦なく殺しながら村を占拠してしまった。彼らの狙いは将軍の釈放と、バンコクへのミサイル攻撃・・・アスリート達は村を、そしてタイを救えるのか?!

 アスリート達がそれぞれムエタイ、サッカー、テコンドー、セパタクロー、体操、器械体操、ラグビーの技を駆使して戦うのが本作の見所。サッカー、セパタクローはボールを敵の顔面めがけて必殺シュート!ラグビーはタックルやラリアット(ラグビーと関係ないだろ!)で敵をなぎ倒す!体操選手は身近なもの(物干し竿とか)を使ってウルトラC級の体技でクンフー!
 これらはジャッキー・チェンの小道具アクションをスポーツに置き換えた感じだ。本物の妙技を見よ!

 さらに片腕カンフーならぬ片足カンフー使いが登場!松葉杖を軸に、片足を凶器に変えハイキック!バリアフリーに敵を倒す!これぞミラクルカンフー!

 監督は炎を使ったアクション演出が好きなのか、「マッハ !」でも引火した脚で飛び蹴り食らわすシーンがあったが、今作でも燃え盛るボールをシュートする「キャプテン翼」なシーンや、焼けた木材での火の粉飛び散る格闘、炎を帯びたバイクでトレーラーに突撃するなどのファイアー!なシーンが。いろんな意味でアツいぜ!

 「マッハ !」がムエタイアクションてんこ盛りだったのに対し、「7人~」ではガンアクションも楽しめる。ジョンウーチックな二丁拳銃に、ショットガン、ロケットランチャーまで発射!
 その上、火薬の分量間違えたんじゃないの?と思わずにはいられない大爆発!アクションはやっぱ、クンフー、拳銃、大爆発でしょ!

 驚いたのは主人公達が決起するきっかけとなるのが、ラジオから流れるタイ国歌ということ!平和と自由を乱す敵には、それを取り戻すべくタイ国旗を振り回して戦うのだ!日本で言えば君が代と日の丸で特攻か。って右翼かよ!そんなわけで農民一揆だ!

 所々、宗教的なカットがあるのも仏様の国タイならでは。

 さらに、タイではおじいちゃんや小さな女の子までもムエタイをたしなみ、凶悪アーミーどもを倒しまくるという事までわかる。タイ人にケンカを売るのは本気でやめておいた方がいいぞ!もれなく殺されます!タイ人をなめるな!

 久しぶりにハードなアクション映画を堪能した気がするなぁ。ハリウッドがアクション大作を敬遠し始めた昨今、アクション映画はタイにまかせればいいかも知れない。なにしろ本物の技が見れるし!

 試写会の模様はTBS系「爆笑問題のバク天!」で12月10日にオンエアされるとのことです。

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