starwars.comより。
『スター・ウォーズ 特別篇』、『スター・ウォーズ』新三部作のプロデューサーであるリック・マッカラムが、ルーカスフィルムから独立することが発表されました。
旧三部作以降の『スター・ウォーズ』のプロデューサーとして、リック・マッカラムはルーカスと共にタッグを組んでいたので、かなり驚きなニュースですが、今後インディペンデント映画を製作するということが理由のようです。
『スター・ウォーズ』新三部作をプロデュース
リック・マッカラムがジョージ・ルーカスと組んだ作品は、TVシリーズ「インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険」に始まり、『笑撃生放送! ラジオ殺人事件』、『スター・ウォーズ 特別篇』三部作、そして『エピソード1/ファントム・メナス』から『エピソード3/シスの復讐』までの新三部作、さらに「Red Tails」までをプロデュース。
『ジェダイの帰還』以降の「冬の時代」が明けた、90年代~2000年代の『スター・ウォーズ』が再び脚光を浴びた時期を作った功労者であることは間違いないでしょう。特に、新三部作の実現にはなくてはならない存在だったのではないでしょうか。
ルーカスの引退に伴う独立か
折しも、ディズニーがルーカスフィルムを買収した後なので、その影響で会社を追われたのでは・・・という見方も出来ますが、ルーカスフィルムの社長にして『エピソード7』のプロデュースを手掛けるキャスリーン・ケネディの元での『スター・ウォーズ』は楽しみにしているとのことで、「世界中でそれができるのは、キャスリーン・ケネディだけ」とコメントしています。
ジョージ・ルーカスが商業映画から引退を宣言し、ルーカスフィルムの経営からも去った以上、ルーカスと映画を作ることにリック・マッカラムが大きな魅力を感じていたとしたら、確かにこれ以上ルーカスフィルムにいる理由はないとなるのが自然でしょうね。
ルーカスが去り、リック・マッカラムも去る。新たな作り手による『スター・ウォーズ』は、どのような新しい世界を見せてくれるのでしょうか。