日産など６企業が『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』タイアッププロモーションを全世界で実施！

　『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』のタイアッププロモーションを全世界で実施する企業６社を、ルーカスフィルムが発表しました！

　2015年の『スター･ウォーズ／フォースの覚醒』以来、全世界規模でプロモーションを展開するタイアップパートナーを複数社まとめて発表することが恒例になっています。

　2015年の『フォースの覚醒』、2016年の『ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー』のグローバルタイアップパートナーの発表は、いずれも８月には行われていたので今回の『最後のジェダイ』は少し遅くなったという印象です。

　それでは、「エピソード８」となる『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』のタイアッププロモーションを全世界規模で展開する６社をご紹介。

『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』
グローバルタイアップ実施企業一覧

日産自動車

Source: Nissan Image Library

　日産自動車が、昨年実施した『ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー』に続き、『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』とのタイアッププロモーションを実施！

　『ローグ・ワン』では、北米市場にて日産ローグ（日本でのエクストレイルにあたる車種）の限定車を発売するなどの展開を実施しました。

　また、2013年にはJUKEで『スター･ウォーズ』を起用したプロモーションを日本にて実施するなど、『スター･ウォーズ』との関わりが深い自動車メーカーとなってきました。

　今回もおそらく、グローバルタイアップと言いつつ北米を中心とした展開になるのではないかと思います。

クリスチャン・ルブタン

　フランスのシューズやバッグ、化粧品などのブランドのクリスチャン・ルブタンが、なんと『スター･ウォーズ』とタイアップ！またすごいブランドと組みますね…

　クリスチャン・ルブタンは1992年にフランスで生まれたブランドで、世界的な女優をはじめとしたセレブリティにもファンが多く、数々の映画にも登場しています。

　クリスチャン・ルブタンのブランド上の特徴は、靴の裏地が赤いデザインとなっていること。これはレッドソールとして知られていますが、もしかして『最後のジェダイ』のキーカラーである赤から連想してのタイアップなのでしょうか…

　ファストファッションのような大衆的なブランドではなく、かなりファッショナブルなブランドとタイアップしたことにより、『スター･ウォーズ』自体のブランド価値も高めるねらいがあるのでしょう。

　従来の『スター･ウォーズ』タイアップの方向性とはまるで違う、かなり思い切ったプロモーションだと思います。

ゼネラル・ミルズ

　アメリカの食品メーカーであるゼネラル・ミルズは、『ローグ・ワン』、『フォースの覚醒』に続いて今回の『最後のジェダイ』でもタイアップを実施。

　『スター・ウォーズ／新たなる希望』公開当時はグループ傘下にアクションフィギュアのケナーを有していたほか、これまでにも『スター・ウォーズ』を用いたプロモーションを度々実施しており、おなじみのブランドと言えるでしょう。

ロイヤル フィリップス

　日本ではフィリップスとして知られるオランダの家電メーカーが、『スター･ウォーズ／最後のジェダイ』とタイアップ。日本で発売されている商品では、オーディオ、シェーバーやオーラルヘルスケア、ビューティー関連家電がよく見受けられます。

　フィリップスは日本にて６月より『スター・ウォーズ』スペシャルデザインシェーバーを発売しており、日本での『最後のジェダイ』とのタイアップもあり得そうです。

ベライゾン

　世界最大級のアメリカの大手通信会社ベライゾンは『フォースの覚醒』、『ローグ・ワン』でもタイアップを展開しており、引き続き『最後のジェダイ』でもグローバルパートナーに。

　ベライゾンは、映画のワールドプレミアや「スター・ウォーズ セレブレーション」のWEB中継、また公式WEB番組「The Star Wars Show」へのスポンサードといった通信面で『スター・ウォーズ』をサポートし続けています。

VIZIO

　VIZIO（ビジオ）は、2002年に創業したアメリカの液晶テレビメーカー。低価格帯にも関わらず、高性能で高級感のあるデザインのテレビで急成長してきました。

　格安テレビのブランドが、『スター･ウォーズ』とどのようなタイアッププロモーションを展開するのでしょうか。普通に考えれば、高性能な画質であることを『スター･ウォーズ』のハイクオリティな映像を用いてアピールするような方向でしょうね。

定番企業とともに先鋭的なブランドも
『最後のジェダイ』のタイアップ企業の特徴

　『最後のジェダイ』のグローバルタイアップ企業は、日産やゼネラル・ミルズといった車や食品の定番企業を抑えつつも、クリスチャン・ルブタンやVIZIOといった先鋭的なブランドと組み、プロモーション企業だけではなく『スター･ウォーズ』側もブランド価値が上がるような特徴が伺えます。

　これまでと比較すると、『ローグ・ワン』のグローバルタイアップ企業からの続投は、食品メーカーのゼネラル・ミルズ、通信のベライゾンの２社となり、この両社は『フォースの覚醒』からタイアップを実施しているので、３作品連続の参加ということになります。

　また、『ローグ・ワン』のグローバルタイアップ企業は５社、『フォースの覚醒』は７社となっていましたが、『最後のジェダイ』はその間を取った全６社となっています。

日本での『最後のジェダイ』タイアップは

　さて、日本での『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』のタイアップは、基本的にはグローバル企業とは切り分けて、日本独自のタイアップ企業が揃うことになると思います。

　例年、10月頃に日本でのタイアップ企業が発表されていました。今年はグローバルタイアップ企業の発表が１ヵ月ほど遅れているので、10月～11月頃に『最後のジェダイ』の日本タイアップ企業がリリースされるのではないかと考えられます。