日経トレンディネットより。
11月にコトブキヤから発売された『スター・ウォーズ』ビジネスグッズがヒットしているという記事。
ターゲットは、旧三部作からの『スター・ウォーズ』ファン層の多くを占める40代のビジネスパーソン。
ビジネスの場で毎日身に着けられるアイテムによる、自分への鼓舞や癒やし、また幅広いファンを持つ映画なので、商談時のコミュニケーションツールとなるのではというコンセプト。
ビジネスで普段使いが出来るデザインに
ビジネスという場なので、普段使いが出来るデザインにするため試作を重ね、ネクタイだけで約60デザインの中から社内回覧し、「男性に選んでもらうライン」、「女性からプレゼントしてもらいたいライン」、「私服でも着けられるライン」といった基準で選定し最終的に25種類のデザインに絞り込みするなど、デザインはアパレルにとって重要なのでかなり気を使ったようです。
普段使いが出来るデザインにする一方で、『スター・ウォーズ』ファン心をくすぐる作りを押さえたのはコトブキヤならでは。ライトセーバーネクタイピンのリアルさはまさにコトブキヤだから出来た造形でしょう。
先行発売イベントでは売上本数トップに
発売に先駆けて、大丸梅田店で1週間行った先行発売イベントでは「スター・ウォーズ ネクタイ」が期間中、同店の売上本数トップに!プレゼント需要が高かったようですね。今後、新たなラインアップも検討の可能性があるようです。
コトブキヤにとって、新たなヒット『スター・ウォーズ』グッズシリーズが出来たようですね!
ターゲット選定と自社の強みを活かし、
ジャンル外の市場へ乗り出した点が秀逸
需要があると思われるターゲットの目の付けどころ、自社の強みを活かした商品設計が勝因と分析されていますが、フィギュア・雑貨メーカーが専門外分野に乗り出す勇気と柔軟な発想も秀逸だったと思います。
2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。