「スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード」シーズン1 第9話「チャプター9 奇妙な同盟」レビュー/トリビアチェックポイント【ネタバレ注意】

スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード シーズン1 レビュー/トリビア
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 Disney+ (ディズニープラス)で配信中の「スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード」シーズン1 第9話「チャプター9 奇妙な同盟」レビュー/トリビアチェックポイントです。

 この記事では、「スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード」シーズン1 第9話「チャプター9 奇妙な同盟」のストーリーやレビュー(感想・考察・批評)、トリビアの解説といった、このエピソードをより深く知るためのテキストを綴っています。

 この記事はネタバレがございますので、「スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード」シーズン1 第9話「チャプター9 奇妙な同盟」の本編鑑賞後にご覧ください。

 「スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード」シーズン1の他のエピソードは、以下のカテゴリーからご参照ください。

スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード シーズン1 レビュー/トリビア
「スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード」のストーリー、レビュー、隠れ要素(イースターエッグ)やオマージュなどのトリビアの解説といった、エピソードをより深く知るためのテキストをまとめたエピソードガイドです。
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「スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード」シーズン1 第9話「チャプター9 奇妙な同盟」レビュー

ドライデン・ヴォスとの取引

 「スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード」シーズン1のクライマックスへと突入していく「チャプター9 奇妙な同盟」は、エピソードタイトルの通り、モールの一派とブランダー・ローソンとデヴォン・イザラ、イーコ=ディオ・ダキらが、ジャニックスからの脱出のため手を組み、帝国軍と尋問官の追及を逃れる。

 フォースのライトサイドとダークサイドの考え方の違いや、モールが起こした犯罪についてこだわっているような状況ではなく、協力しなければ帝国軍から生き延びることが出来ないほど、皆追い詰められている。

 とはいえ、例えばジェダイと元シスがそう簡単に手を組むことは難しく、いつ何が起きてもおかしくない緊張感がある前半と、超絶的なCGアニメーションによるライトセーバーバトルが繰り広げられる後半、そしてサプライズが待ち受けるエンディングまで全編にエネルギーがみなぎるようなエピソードだ。

 亡きニコ・ディーミスのアジトにて、モールはクリムゾン・ドーンのドライデン・ヴォスとホログラム通信をはじめる。

 ジャニックスでモールが帝国に追われて窮地であることを知ったドライデン・ヴォスは、惑星からの脱出を提供する代わりに、現在のクリムゾン・ドーンの指導者であるリンテーロをモールに殺害してもらい、ドライデン・ヴォスをその後釜にする取引を提案。

 「クローン・ウォーズ」ファイナルシーズン第10話「幻影の弟子」でドライデン・ヴォスがモールと通信していたように、モールにとってクリムゾン・ドーンはシャドウ・コレクティヴを裏切った犯罪組織であると認識されているようだが、このドライデン・ヴォスの提案は呑まざるを得ない状況だ。

 提案の通りであれば、ドライデン・ヴォスはクリムゾン・ドーンの指導者になれるが、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』ではモールがクリムゾン・ドーンの指導者であった。

 おそらく、リンテーロの排除後にモールは力を背景にドライデン・ヴォスとの取引を反故にし、表向きの指導者としてドライデン・ヴォスを据えるのだろう。このあたりは、「スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード」シーズン2でその経緯が明らかになりそうだ。

緊張感のある同盟

 ドライデン・ヴォスが手配した脱出の合流地点に向かうためには、帝国の封鎖をかい潜って向かうルートが必要であり、またモールにとってはデヴォン・イザラも連れて行きたい。

 逃亡の最中、眠りにつくデヴォン・イザラはモールがフォースを通じて送ったアーミスティス噴水のビジョンを見る。罠と見るイーコ=ディオ・ダキと、脱出のチャンスと見るデヴォン・イザラ。

 進むしかないとしたブランダー・ローソンらは、モールの一派とアーミスティス噴水で落ち合う。ジャニックスからの脱出手段を持っているモールと、監視をかい潜る道を知っているブランダー・ローソンらは手を組むことにする。

 しかし、お互いの不信は消えない。ブランダー・ローソンは本当に脱出ルートを知っているのか、宇宙船にたどり着き目的を達した際にはモールは裏切るのではないか?そして、デヴォン・イザラがビジョンを見るにはモールとのつながりが必要であるため、イーコ=ディオ・ダキは不必要に接触しているのではないかと勘ぐる。

 この奇妙な同盟は、心理的なスリリングさも持ち合わせている。

生と死を分ける壮絶な戦い

 ルート上には帝国軍がいたが、移動するまで待っている時間はないため突破することに。

 たどり着いたジャニックスの地下は、酸性の有害廃棄物が貯められた廃棄物処分場で、反対側へ渡る道はなく、天井は低過ぎて距離も遠いためジェダイでも飛び越すことは出来ず、なんとか動く古いスキッフが1台あるのみ。

 ヘッドライターのマシュー・ミチノヴェッツによると、ジャニックスの都市の地下にある廃棄物処分場は、ジャニックスのあらゆる汚れが集まってくるということで、この都市に隠された闇、罪を比喩したような場所であるという。

 スパイボットが動かし、スキッフで2名ずつ渡っていく最中、足取りを追ってきたファースト・ブラザー、イレブンス・ブラザーら尋問官と帝国軍が急襲。

 モール、ブランダー・ローソンと2B0T(トゥー=ブーツ)、デヴォン・イザラとイーコ=ディオ・ダキ、ルック・キャスト(カスト)らが応戦し、ライトセーバーでの複数人での決闘に銃撃戦と、壮絶な戦闘が繰り広げられる。

 廃棄物処分場の出口を隔てる酸性の川は、ギリシャ神話の冥界の川であるステュクス川をもとにしている。スパイボットは、死者の魂を送るステュクス川の渡し守であるカロンのイメージだという。

 しかし、そんなスパイボットもファースト・ブラザーに破壊され、イカロスも多くのTKトルーパーを道連れに散っていく。

 ライトセーバーバトルの殺陣のアニメーションは精美で計算され尽くしている印象で、目まぐるしい光刃のやり取りは目が離せない。

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 デヴォン・イザラとイーコ=ディオ・ダキを先に行かせたモールも、激闘の末に酸性の川を渡ることに成功。

暗黒卿の到来

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 モールの一派も多くの犠牲を払いながら尋問官らを振り切ったものの、ラストには大きなサプライズが待ち構えていた。

 ホラー映画のように霧の中にルック・カストを引きずり込み、ライトセーバーによって周囲を赤く染めるのはダース・ベイダーだ!

 2002年の刊行当時から正史(カノン)ではないコミック「スター・ウォーズ テールズ」のエピソード「Resurrection」にて、ダース・ベイダーとダース・モールの対面は描かれている。

 反乱軍が奪取したデス・スターの設計図を取り返すために訪れた火山の衛星にて、ダース・ベイダーはダークサイドの預言者たちによって復活したダース・モールとライトセーバーを交えたのだ。

 もちろんそれだけではなく、『ファントム・メナス(エピソード1)』にてアナキン・スカイウォーカーはクワイ=ガン・ジンとともにダース・モールの襲撃を受けているし、コミック「スター・ウォーズ:オビ=ワン&アナキン」にてアナキンはオビ=ワンによるナブーの戦いの証言をもとに、トレーニング・ドロイドにダース・モールの動きをシミュレートさせ、その姿をホログラムで投影して訓練の相手にしていた。

 「チャプター6 追われる者たちの夜」でファースト・ブラザーがホログラム通信でモールとジェダイについて報告していたのは、ダース・ベイダーだったのだ。

 現在のシスの暗黒卿であり、銀河を制したダース・シディアスの弟子であるダース・ベイダー。自身が得るはずだったものを持つ者に対して、モールはその怒りをぶつけるのか。また、ジェダイたちはダース・ベイダーを退けられるのか…

 シーズン1の最終話をすぐに見たくなる、素晴らしいエンディングだ!

「スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード」シーズン1 第9話「チャプター9 奇妙な同盟」トリビアチェックポイント

ドライデン・ヴォスの声優キャスト

 『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』ではポール・ベタニーが演じていたドライデン・ヴォスの声を「スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード」で演じているのは、シットコム番組の「シティ・ガイズ」や、数々のアニメーション作品の声優であるスコット・ホワイトだ。

AT-ACをライトセーバーで両断

 モールがAT-ACの脚をライトセーバーで斬り、さらに縦に両断するのはゲーム「スター・ウォーズ フォース・アンリーシュド」にて、モールと同じくサム・ウィットワーが声を演じたスターキラー(ギャレン・マレック)がAT-STを縦に両断するQTE(クイックタイムイベント)フィニッシュを想起させる。

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 また、酸性の川をジャンプして渡る前にモールはダブル=ブレード・ライトセーバーを二つに分けて二刀流に持ち替えるが、後ろに2本のライトセーバーを逆手で持って走る姿はスターキラーのようだ。

「侵略の惑星」を思わせるダース・ベイダーの登場

 廃棄物処分場を抜けた先で、ダース・ベイダーが霧の中から姿を現すカットは、最初の『スター・ウォーズ』スピンオフ小説である「侵略の惑星」の、ラルフ・マクォーリーによる表紙イラストをオマージュしたもの。

 また、この霧からダース・ベイダーが登場するシーンは、『13日の金曜日』のジェイソン・ボーヒーズや『ハロウィン』のマイケル・マイヤーズといったホラー映画のアイコニックなキャラクターにインスパイアされている。

『新たなる希望(エピソード4)』での絞殺の効果音

 ダース・ベイダーがルック・キャスト(カスト)を殺害するシーンでは、『新たなる希望(エピソード4)』での絞殺の際の喉を砕く効果音が用いられている。

 「スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード」は、Disney+ (ディズニープラス)にて独占配信中。

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