この冬、日本の3D映画館の数が増加しています。東映系のシネコンチェーン、ティ・ジョイは、全国8ヶ所(合計9スクリーン)で日本国内初のドルビー3Dデジタルシネマを導入。
ドルビー3Dデジタルシネマといえば、CEATECのスター・ウォーズ3D版デモのエントリーでもご紹介した通り、「CEATEC JAPAN 2007」で、『スター・ウォーズ』の3D映像が上映されたシステム。あの黒メガネを劇場で付けるのですね。上映作品は、『ベオウルフ/呪われし勇者』。アメリカでは30%近くの劇場で3D上映している模様。
また、すでに導入されているディズニーデジタル3Dでは『ルイスと未来泥棒』を上映。
日本でも、3D上映館が増えつつあるようですね。話によると、ジェームズ・キャメロンの2009年公開の3D映画『アバター(Avatar)』のプロデューサーが、3D上映設備のあるシネマイクスピアリへ視察にやってきたとか。
この作品は、20世紀フォックスが新たな『スター・ウォーズ』をもくろむ映画ですし、まずは3D上映のインフラ整備が整っていないとお話になりません。日本の3D上映設備にかかる期待も大きいようです・・・
リック・マッカラムの話だと、世界で1万スクリーンがデジタル上映館になったら『スター・ウォーズ』3D版は実現できるとのことで(マッカラムからの最新情報参照)、どこの映画館へ行っても3D上映設備がある!という状況が作り出せないと難しそうですが、ハリウッド映画は確実に3Dの機運が高まっています。
日本も、少しずつ希望が見えてきた・・・