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「マンダロリアン」シーズン3 第7話「チャプター23:スパイ」レビュー/トリビアチェックポイント【ネタバレ注意】

(C)2023 Lucasfilm Ltd.

 Disney+ (ディズニープラス)で配信中の「マンダロリアン」シーズン3 第7話「チャプター23:スパイ」レビュー/トリビアチェックポイントです。

 この記事では、「マンダロリアン」シーズン3 第7話「チャプター23:スパイ」のレビュー(感想・考察・批評)やトリビアの解説といった、このエピソードをより深く知るためのテキストを綴っています。

 この記事はネタバレがございますので、「マンダロリアン」シーズン3 第7話「チャプター23:スパイ」本編鑑賞後にご覧ください。

 「マンダロリアン」シーズン3の他のチャプターのエピソード、シーズン1、シーズン2のエピソードガイドは、以下のカテゴリーからご参照ください。

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「マンダロリアン」シーズン3 第7話「チャプター23:スパイ」レビュー

ついに姿を現した見えざる脅威、モフ・ギデオン

 「マンダロリアン」シーズン2「チャプター16:救出」でディン・ジャリンに敗れ、新共和国に逮捕されたはずのモフ・ギデオン。

 シーズン3「チャプター17:背教者」でグリーフ・カルガは、モフ・ギデオンは新共和国の戦犯法廷に送られたと言うが、「チャプター19:改心」ではモフ・ギデオンの部下、イライア・ケインが新共和国のアムネスティ・プログラムの元で不穏な動きを見せ、その信憑性に疑問符が付く。

 「チャプター21:海賊」には、ネヴァロを襲撃した海賊の背後に帝国の残党とのつながりを察知した新共和国のカーソン・テヴァが、モフ・ギデオンを護送したシャトルの残骸を発見。モフ・ギデオンの逃亡は確定的となるなど、「マンダロリアン」シーズン3を通して徐々にモフ・ギデオンの影は色濃くなっていった。

 そして、「チャプター23:スパイ」ではついにモフ・ギデオン本人が姿を現す。最終話の1話前のエピソードにふさわしく、マンダロリアンらのマンダロア上陸とモフ・ギデオンの逆襲という、シーズン3を通して描かれたストーリーラインの締めくくりが描かれるのだ。

© 2023 Lucasfilm Ltd.

 コルサントの裏通り。イライア・ケインは、プローブ・ドロイドを通じたホログラム通信で、モフ・ギデオンにネヴァロの海賊についての問題を報告していた。ボ=カターン・クライズとディン・ジャリンらマンダロリアンがグリーフ・カルガに味方したという新共和国が受けた報告を聞き、敵対する勢力が力を合わせたことに驚愕するギデオン(このコルサントの裏通りのシーンは、降り注ぐ雨と霧の中で輝くネオンと『ブレードランナー』を思い起こさざるを得ない画作りだ)。

 続いてモフ・ギデオンは、帝国軍の残党の軍将たちによるシャドー評議会のホログラム通信会議に参加する。スローン大提督が帰還すれば帝国軍の軍事力再興の先触れになると言うギラッド・ペレオン艦長に対し、モフ・ギデオンはスローン大提督はまだ行方不明であり何の情報もないと懐疑的で、新しい指導者の必要性を口にする。

 ブレンドル・ハックス司令官からは、ドクター・パーシングの研究やネヴァロでの独自の実験について質問されるが、クローンの生産に執念があるのは私ではなく君だろうと返したギデオンは、さらにハックスとペレオンは膨大な資金と装備を蓄えているから共有すべきだと話題を変える。

 モフ・ギデオンは、プレトリアン・ガード3名とタイ・インターセプター、タイ・ボマーの増援部隊を要請しているという。その警戒の理由は、マンダロア奪還を目指すマンダロリアンだ。

 マンダロリアンが計画の妨げになるというギデオンの話を聞き、シャドー評議会のメンバーは一転して合意の旨を口にし、増援も了承する。

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 ネヴァロには、ボ=カターン・クライズとディン・ジャリンと共にプラジール15から連れて来たマンダロリアンの艦隊が到着し、アーマラーは彼らを迎え入れた。

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 グリーフ・カルガも新たなマンダロリアンたちを歓迎するとともに、ディン・ジャリンにIG-11を改修したIG-12を贈る。アンゼランのドロイド職人によって徹底的に分解し、懸念点だった記憶回路を取り外して小柄な種族が搭乗する操縦型となったのだ。

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 グローグーは操縦には幼過ぎるとディン・ジャリンは反対するが、IG-12の「はい」と「いいえ」の発声装置を使ってグローグーは操縦の意思を示す。

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 ボ=カターン・クライズは、マンダロリアンの艦隊をマンダロア軌道上へと進め、少人数の偵察隊を地表へ送って現地の状況の把握と安全な場所を確保した後に、残りの者たちを降下させるという作戦を説明。

 ディン・ジャリンとグローグー、コスカ・リーヴス、アックス・ウォーヴス、パズ・ヴィズラ、そしてアーマラーといった志願者によって偵察隊が結成され、マンダロアに降り立った一行は地表を調査して鍛冶場を見つけ、安全地帯を確保することに。

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 マンダロアで偵察隊は、生き延びていたマンダロリアンらと遭遇。今も忠誠を誓う彼らに、ボ=カターン・クライズはマンダロアの大粛清の際に降伏し、モフ・ギデオンら帝国保安局と停戦交渉していたことを明かす。降伏したにも関わらず、帝国軍はマンダロアを壊滅させたのだ。また、アーマラーはマンダロアの衛星コンコーディアにいたことで難を逃れており、デス・ウォッチは多くの敵対勢力に分裂してもう存在しないと言う。

 ディン・ジャリンはチルドレン・オブ・ザ・ウォッチ以外のマンダロリアンについての認識を改めた。自身がマンダロリアンを団結させられないかも知れないと不安がるボ=カターン・クライズを、ディン・ジャリンは名誉と忠誠心、人柄を重んじるため、ボ=カターン・クライズの歌が書かれる日まで仕えると支える姿勢を示す。

 明朝、アーマラーは弱ったマンダロリアンらを軌道上の艦隊へと送り届け、残りは生き残ったマンダロリアンらの案内で鍛冶場を目指す。道中ではアックス・ウォーヴスとパズ・ヴィズラが些細なことから決闘へと発展してしまうが、グローグーが間に入って止める。

 突如現れた巨大生物トリニトターに乗っていた船、ランスキブを破壊され、地下へと逃げた一行は鍛冶場に辿り着く。しかし、そこにベスカーのアーマーとジェットパックといったマンダロリアン・アーマーと同様の装備を身に付けたインペリアル・コマンドが強襲。これを撃退したマンダロリアンたちは撤退するインペリアル・コマンドを追って行くが、その先には…

『フォースの覚醒』、「アソーカ」へとつながる帝国の残党の影

 これまで影のみだったモフ・ギデオンが姿を現すことにより、同様にベールに包まれていた帝国の残党のバックグラウンドの一端も明らかになった。

 シャドー評議会でのブレンドル・ハックス司令官の登場は、『フォースの覚醒』へと至るファースト・オーダーへの流れを感じさせるし、レジェンズ作品から正史(カノン)化された上に、今回で実写化となったギラッド・ペレオン艦長からはやはりスローン大提督の名が出た。シーズン2「チャプター13:ジェダイ」での言及から始まって点と点が用意され、今後リリースされる「アソーカ」へと続くつながりに期待させれる。

 シャドー評議会の面々がマンダロリアンの名を聞いた途端にモフ・ギデオンを支持し始めたのは、単純にマンダロリアンが大粛清の際に手こずった手強い相手だからではなく、シャドー評議会が狙っていることへの大きな妨げとなるということなのだろう。マンダロアには何かがあるのか、または荒廃した状態でなければ困る何かがあるのだろうか。

シンプルで強い意志を示すグローグーが、さらなるドラマを生む

 分断を乗り越えたマンダロリアンたちがついにマンダロアへと降り立った中盤以降は、ボ=カターン・クライズが「クローン・ウォーズ」、「反乱者たち」の頃から、大粛清を経るに至るまでの苦悩と重圧にフォーカスされる。マンダロリアンの内紛や帝国軍との戦いといったボ=カターン・クライズの歴史をこれらのシリーズで知っているファンは、彼女の迷いや苦闘を思い起こすことだろう。

 シーズン3 第1話「チャプター17:背教者」で改修してマンダロア探索に連れて行こうとして、メモリー回路が必要であることが示されるも、結局R5-D4で事足りてしまい宙に浮いていたIG-11については、小型の種族のパイロットが操作出来る操縦型となったIG-12が登場。

 グローグーがその操縦者となることで、小さな身体では行動・表現出来なかったことをIG-12を通して出来るように。特に、「はい」と「いいえ」だけではあるが、話せないグローグーがシンプルながらも強く意思を表示出来るようになったことはその感情表現において大きな意味があり、ドラマに影響を及ぼしている。

 「チャプター23:スパイ」では、アックス・ウォーヴスとパズ・ヴィズラの決闘を止めに入り、ルーク・スカイウォーカーの元で学んだジェダイの教えを実践しているかのようだ。

マンダロリアンの文化を盗用したギデオンの野望

© 2023 Lucasfilm Ltd.

 終盤には、マンダロリアンの装備をコピーしたインペリアル・コマンドが強襲。さらに、ベスカー合金から作られた次世代型ダーク・トルーパー アーマーを纏ったモフ・ギデオンが登場。

 ギデオンがやったことは、マンダロリアンの文化の盗用だ。マンダロアが持つ豊富な資源を使用し、マンダロリアンが長い年月の中で培ってきた戦闘民族としての文化をそのままコピーし、それを利用してオリジナルのマンダロリアンを駆逐する。

 ギデオンが目指すものは、ジェダイやクローン、マンダロリアンの特徴を取り入れた軍隊の創出だということがわかり、ドクター・パーシングの研究との関連も今後のエピソードでより明確になるだろう。

 「チャプター19:改心」で、ドクター・パーシングは自身の研究について2人のドナーのDNAのストランド(鎖)を組み合わせ、双方の最高の特質を持ったレプリカを作ることだと語っており、ギデオンの話と符合する。

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 仲間を守るパズ・ヴィズラのブラスターをものともしない大立ち回りは、まさにマンダロリアンらしく勇猛果敢で壮絶なアクションシーンだ。その最期は、ディン・ジャリンが捕らえられ、残ったマンダロリアンも包囲、マンダロリアン艦隊への攻撃も開始されるという罠にかかった窮地の緊迫感を高めていく。

 シーズン2 最終話「チャプター16:救出」では、捕らえられたグローグーのために、ディン・ジャリンをはじめとしたヒーローたちが助けに来た。今度はディン・ジャリンが捕らえられ、グローグーの勇気と力が試される。

「マンダロリアン」シーズン3 第7話「チャプター23:スパイ」トリビアチェックポイント

シャドー評議会

 モフ・ギデオンが参加している帝国軍の残党の軍将たちのホログラム通信による会議は、モフ・ギデオンが言及しているようにシャドー評議会だ。

 シャドー評議会は、スピンオフ小説「Aftermath: Life Debt」、「Aftermath: Empire’s End」に登場した帝国軍の残党による軍事評議会。レイ・スローネ大提督を帝国の公式な指導者としつつ、ガリアス・ラックス元帥によって秘密裏に帝国を統治するべく創設された。

 ガリアス・ラックス元帥は、パルパティーンが自身の死後のために計画した終末指令の実行者となり、失敗した帝国軍に罰を与え、反乱軍を完膚なきまでに潰した上で、帝国を生き延びさせて再生させるため行動しており、両軍を共倒れにさせようとしていたジャクーの戦いの最中にレイ・スローネ大提督によって倒された。

 これにより、シャドー評議会も散り散りとなったが「マンダロリアン」シーズン3「チャプター23:スパイ」の頃までに再編成されたようだ。

 この時期のシャドー評議会は、もともと参加していたブレンドル・ハックスのほかにモフ・ギデオン、ギラッド・ペレオンのほか、6名のメンバーが確認出来る。

ギラッド・ペレオン

スター・ウォーズ 帝国の後継者 下 スター・ウォーズ スローン三部作 (講談社文庫)

 シャドー評議会に参加しているギラッド・ペレオン(日本語字幕版の表記ではパレオン、ここでは多くのファンになじみ深い「帝国の後継者」からの表記を採用する)は、レジェンズとなったスピンオフ小説「スター・ウォーズ 帝国の後継者」、「暗黒の艦隊」、「最後の指令」のスローン三部作にて、スローン大提督の右腕を務めていたスター・デストロイヤーのキメラの艦長。

 スローンの死後も帝国の残党として戦い続けたものの、新共和国との和平協定を結んで長きに渡る銀河内戦を終結させた人物だ。

 正史(カノン)では、「スター・ウォーズ 反乱者たち」シーズン4 第15話「家族の再会 – そして別れ」にて、声のみで登場している。ロザルにパーギルの群れが押し寄せた際、スローン大提督が軌道上を封鎖しているペレオン艦長に連絡をすると、ハイパースペースから見たこともないものがやって来たと報告。

 この通信は途中で途切れてしまい、ペレオン艦長もパーギルの群れに一掃されたとも取れるが、何らかの方法でロザルの戦いを生き延びたようだ。デイブ・フィローニは2018年に、この演出はペレオン艦長が死んだことを表したかったわけではなく、他のストーリーでもペレオンを見たいという旨の発言をGizmodoに対してしている。

 実写版のギラッド・ペレオンを演じたのは、ザンダー・バークレー。『ターミネーター2』のジョン・コナーの養父であるトッド・ヴォイトを演じたほか、「24 -TWENTY FOUR-」など様々な映画、ドラマに出演している。

スローン大提督

 ギラッド・ペレオンは、スローン大提督が帰還すれば帝国軍の軍事力再興の先触れになると言う。しかし、モフ・ギデオンはスローン大提督はまだ行方不明であり、何の情報もないとその帰還に懐疑的だ。

 スローン大提督は、正史(カノン)では「スター・ウォーズ 反乱者たち」、小説「スローン」に登場。青い肌と赤い目を持つ未知領域からやって来たチスという種族で、エイリアン差別のある帝国軍の中であってもその実力で大提督というポジションにまで登り詰めた。

 第7艦隊を率いたスローン大提督は、エズラ・ブリッジャーらロザルの反乱者たちと戦い、周到な準備の上で拠点となっていたチョッパー基地を見つけ出して撤退を余儀なくさせることに成功。続いてロザルを攻撃して激戦を展開するも、エズラ・ブリッジャーが呼び寄せたパーギルによって第7艦隊は壊滅。

 スローンが乗っていた旗艦のスター・デストロイヤー、キメラはエズラを乗せたままパーギルとともにハイパースペースへと突入し、どこかへと飛び去ってしまった。

 「マンダロリアン」シーズン2「チャプター13:ジェダイ」では、アソーカ・タノがモーガン・エルズベス監督官にスローン大提督の居場所について問いただしていた。スローン大提督は帝国軍の残党には加わっていないが、どこかには健在でモーガン・エルズベス監督官らを操っているようだ。

 もともとスローン大提督は、「スター・ウォーズ 帝国の後継者」、「暗黒の艦隊」、「最後の指令」のスローン三部作と呼ばれる小説などに登場し、レジェンズとなった『スター・ウォーズ』スピンオフ作品の代表的なキャラクターだ。

 レジェンズであったスローン大提督は、「反乱者たち」シーズン3より登場して正史(カノン)のストーリーにも加わった。

 2023年8月にディズニープラスで配信される「アソーカ」では、ついにスローン大提督が登場することになり、演じるのは「反乱者たち」でもスローンの声の出演をしていたラース・ミケルセンだ。ラース・ミケルセンは、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でゲイレン・アーソを演じたマッツ・ミケルセンの兄である。


第7艦隊のエンブレム

 ギラッド・ペレオンの制服の左肩には、スローン大提督が指揮していた第7艦隊のエンブレムがデザインされている。

 第7艦隊のエンブレムは三つ首を持つ生物であるキメラを模っており、旗艦であるインペリアル級スター・デストロイヤーのキメラの底部にもデザインされていたほか、「マンダロリアン」シーズン2「チャプター13:ジェダイ」ではモーガン・エルズベス監督官が使用していたHK-87暗殺ドロイドの頭部にも見られ、スローン大提督の影が感じられるようになっていた。

「マンダロリアン」シーズン2 第5話「チャプター13:ジェダイ」のストーリー、レビュー、隠れ要素(イースターエッグ)やオマージュなどのトリビアを、ネタバレありで解説します。

ブレンドル・ハックス

 ギラッド・ペレオンがハックス司令官と呼んでいたのは、エンドクレジットからブレンドル・ハックスだということがわかる。ブレンドル・ハックスは、シークエル・トリロジーに登場したアーミテイジ・ハックス将軍の父親だ!

 ブレンドル・ハックスは、この後にファースト・オーダーの初期のリーダーのひとりとなる人物だ。もともとは共和国軍の将校であり、帝国時代は将校候補を訓練するアーカニス・アカデミーを監督しており、ファースト・オーダーでも兵員の確保・育成を行うことになる。

 ファースト・オーダー ストームトルーパーは、ジェダイやクローン・トルーパーのように幼少期から訓練を行うというブレンドル・ハックスが考案したプログラムにより作り上げられた。また、惑星パナソスにいたキャプテン・ファズマを見出している。

 しかし、ファズマはファースト・オーダー内で地位を得た後に、自らの出自を隠すためアーミテイジ・ハックスと共謀してブレンドル・ハックスを暗殺した。

 シャドー評議会でモフ・ギデオンは、ブレンドル・ハックスに対してクローンの生産に執念があるのは私ではなく君だろうと発言しており、この頃はクローン兵を用いることを考えていたようだ。

 その後、ブレンドル・ハックスはファースト・オーダーの兵員の訓練プログラムを確立したが、『フォースの覚醒』でカイロ・レンはフィンことFN-2187が組織を裏切ったことで、スノークはクローン兵を使うべきだと言っており、ブレンドルから訓練プログラムを引き継いだ息子のアーミテイジ・ハックスの方が、生まれた時から訓練されていると反論している。

ブレンドル・ハックス役はドーナル・グリーソンの弟、ブライアン・グリーソン

 ブレンドル・ハックスを演じているのは、アーミテイジ・ハックス将軍を演じたドーナル・グリーソンの実の弟、ブライアン・グリーソンだ!ドーナル・グリーソンと同じく俳優のブライアン・グリーソンは、『ローガン・ラッキー』、『ファントム・スレッド』、『タイガー・スクワッド』などに出演。

 ちなみに、ブライアンとドーナルの父親であるブレンダン・グリーソンは、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でマッド-アイ・ムーディを演じている。

 弟が演じた役柄の父親役を演じることになったブライアン・グリーソンは、ドーナル・グリーソンがハックス将軍を演じる際の独特の言い回しを再現している!

プレトリアン・ガード

 モフ・ギデオンは、ブレンドル・ハックスに対して3人のプレトリアン・ガードを要請。「チャプター23:スパイ」の終盤には、パズ・ヴィズラの前にその3人のプレトリアン・ガードが姿を現す。

 プレトリアン・ガードは、『最後のジェダイ』でファースト・オーダーの最高指導者スノークのボディガードとして登場。カイロ・レンがレイを伴ってスノークと対面した際に、密かにライトセーバーを操ってスノークを倒した後、主を失ったプレトリアン・ガードたちはカイロ・レンとレイに襲い掛かるが、背中を合わせて戦う2人の前に全員が返り討ちとなった。

 帝国軍の残党のプレトリアン・ガードは、ファースト・オーダーのプレトリアン・ガードとはアーマーが異なっており、帝国軍の残党のプレトリアン・ガードはヘルメットがマンダロリアン・アーマーのバイザーと似ており、腕も違うデザインだ。胸部は、ファースト・オーダー ストームトルーパーのアーマーのようであるなど、完全な共通点は真紅のカラーリングと近接武器による戦闘方法くらいかと思われる。

メイルーラン

 IG-11を改修し、小型の種族のパイロットが操作出来るようになったIG-12に乗ったグローグーは、ネヴァロの屋台で売られているメイルーランを手に取り、ディン・ジャリンに咎められると握り潰してしまう。

 メイルーランは、もともとレジェンズのスピンオフ小説「新生ローグ中隊」シリーズである「首都奪回への賭け」に登場した果物で、正史(カノン)では「スター・ウォーズ 反乱者たち」にたびたび登場。

 「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」では、モス・エスパの市場でのチェイスの果てにスピンした市長の執事長のランドスピーダーが、メイルーランを満載した荷台に激突し、大量のメイルーランに埋もれてしまうシーンがあり、実写で登場した。

 「キャシアン・アンドー」ではシリル・カーンの朝食に、メイルーランが出されている。

 また、ディズニーパークのテーマエリア「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」のレストランである「ロント・ロースターズ」では、メイルーラン・ジュースが販売されている。

インペリアル・コマンド

 マンダロア文化の中心地である鍛冶場までやって来たマンダロリアンたちを襲撃してきたのは、ベスカーのアーマーとジェットパックといったマンダロリアン・アーマーと同じ装備を身に付けたインペリアル・コマンドだ。

 白いアーマーのインペリアル・コマンドのキャラクターデザインは、『エピソード5/帝国の逆襲』で構想されていたスーパー・トルーパーへのオマージュが感じられる。

 ラルフ・マクォーリーとジョー・ジョンストンが描いたスーパー・トルーパーのイラストは、白いボバ・フェットといったイメージで、スーパー・トルーパー軍団を実現させるために膨大なコスチュームが必要になるため、この案は破棄されて代わりに賞金稼ぎのキャラクターへと転用。これが後のボバ・フェットとなったのだ。

 インペリアル・コマンドのデザインは、クローン・トルーパー・アーマー フェイズⅡを取り入れたようなバイザーの形状となっているが、アーマーはラルフ・マクォーリーによるスーパー・トルーパーのコンセプト・ペインティングに似ている。

 スーパー・トルーパーからボバ・フェットが生み出され、「マンダロリアン」へとつながり、そしてスーパー・トルーパーのデザインが帝国軍の兵員のアーマーという本来の構想通りの役割へと帰ってきたのだ!

 「マンダロリアン」はDisney+ (ディズニープラス)で配信中。

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