「マンダロリアン」シーズン2「チャプター13:ジェダイ」エピソードガイド【ネタバレ注意】

マンダロリアン シーズン2

© 2020 Lucasfilm Ltd.

 Disney+ (ディズニープラス)で配信中の「マンダロリアン」シーズン2 第5話「チャプター13:ジェダイ」のエピソードガイドです。

 このエピソードガイドは、「チャプター13:ジェダイ」のストーリー、レビュー、隠れ要素(イースターエッグ)やオマージュなどのトリビアの解説といった、このエピソードをより深く知るためのテキストをまとめています。

 この記事は「マンダロリアン」シーズン2「チャプター13:ジェダイ」まで、また「スター・ウォーズ 反乱者たち ファイナル・シーズン(シーズン4)」までのネタバレを含んでいます。「チャプター13:ジェダイ」に至るまでの本編鑑賞後にご覧ください。

「マンダロリアン」シーズン2の他のチャプターのエピソードガイド、またシーズン1のエピソードガイドは、以下をご参照ください。

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「チャプター13:ジェダイ」ストーリー

 森林の惑星コルヴァスのカロダン。城壁に囲まれた町には敵襲を告げる鐘が鳴り、荒れた森林では白い二刀流のライトセーバーを持つアソーカ・タノが兵と戦っていた。どこからともなく攻撃し、闇へと消えるアソーカ・タノの前に兵たちは次々と倒される。

 門の上にいるモーガン・エルズベス監督官と傭兵のラングの前に現れたアソーカ・タノ。モーガン・エルズベス監督官はアソーカに何も教えてやることはなく、捕らえた住民を人質に脅しをかける。

 アソーカ・タノは降伏を迫り、1日の猶予を与えて去っていく。

 ディン・ジャリンとザ・チャイルドは、レイザー・クレストでコルヴァスに到着した。コックピット内のレバーの握り玉が気になり、欲しくなったザ・チャイルドはレイザー・クレストの外まで持ち出してしまい、ディン・ジャリンに取り上げられる。

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 賞金稼ぎとして町に入ったディン・ジャリンは住民に話しかけるが、住民は固く口を閉ざす。そこにモーガン・エルズベス監督官の兵が、監督官が呼んでいると告げに来た。

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 囚人が囚われている監督官邸の門前を通り、監督官と面会したディン・ジャリンは報酬として純粋なベスカー製の槍を提示され、邪魔なジェダイの殺害を依頼される。

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 ジェダイの居所の座標を教えてもらったディン・ジャリンがコルヴァスの森の中を捜索していると突然、アソーカ・タノがライトセーバーで斬りかかってきた。ディン・ジャリンは、ボ=カターンとアソーカ・タノの名前を出して攻撃を止めさせ、ザ・チャイルドと引き会わせる。

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 夕方、フォースを通してアソーカ・タノはザ・チャイルドと交感する。

 アソーカは、彼の名前はグローグーであり、クローン戦争以前よりコルサントのジェダイ聖堂にて数々のジェダイ・マスターに師事してきたが、クローン戦争の終わりに何者かによりジェダイ聖堂から連れ出され、帝国の勃興とともに隠されたと言う。グローグーと同じ種でアソーカが唯一知っているのは、ヨーダというジェダイ・マスターの賢者のみ。

 ディン・ジャリンは、帝国の残党に狙われるグローグーをジェダイの元に届けることが任務だと伝えるが、アソーカはジェダイ・オーダーは滅びており、明日に彼を試すと言う。

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 翌日、グローグーにフォースで小石を渡し、石を返してもらうことを試みるアソーカだったが、グローグーは石をフォースで渡すことをしない。アソーカによると、グローグーは生き延びるために力を隠しているのだと言う。

 次にディン・ジャリンが、グローグーにフォースで石を浮かせるよう促す。持っていたレバーの握り玉を見せると、グローグーはフォースでそれを引き寄せる。

 それを見たアソーカは、グローグーがディン・ジャリンを慕うあまり恐怖や怒りに対して無力なため、訓練は無理だと告げる。負の感情には最高のジェダイも勝てず、苦難の道を歩まないよう力を失わせるべきだと主張するアソーカは、カロダンに戻ろうとする。

 ディン・ジャリンは、グローグーを鍛えてくれるならアソーカに手を貸すと申し出るのだった。敵の戦力について話し合う中で、アソーカはモーガン・エルズベス監督官の素性を話す。モーガン・エルズベスはクローン戦争で一族を虐殺され、その怒りにより帝国艦隊の建造に助力し、各地で略奪・破壊を繰り返してきたのだという。

 アソーカは、監督官邸の前の囚人たちも助け出そうと言う。マンダロリアンとジェダイが手を組み、予想外の襲撃を仕掛けるのだ。

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 カロダンの門の前に現れたアソーカは、やすやすと警備兵を倒して町へと侵入。通りで待ち受けるモーガン・エルズベス監督官に、ディン・ジャリンのマンダロリアン・アーマーの一部を見せて賞金稼ぎが失敗したと告げ、モーガン・エルズベスの主人の居場所を問う。

 兵のブラスター掃射をかわしたアソーカ・タノを追う軍勢。モーガン・エルズベスは囚人の処刑を命じるが、そこにディン・ジャリンが現れて囚人にブラスターを向けた兵を一掃する。

 アソーカ・タノは町中に潜んで兵を次々に片付け、監督官邸に入る。

 ディン・ジャリンは、監督官邸の前で傭兵のラングに立ちはだかって相手をけん制。

 アソーカ・タノは、監督官邸の庭でベスカーの槍を構えるモーガン・エルズベスと対峙。モーガン・エルズベスのベスカーの槍の音がゴングのように鳴り響き、2人の対決が始まった。

 ディン・ジャリンとラングは、アソーカとモーガン・エルズベスの対決の様子とともに、お互いの一瞬のスキを伺おうとにらみ合う。門の外と中で繰り広げられる、戦いの行方は…

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「マンダロリアン」はDisney+ (ディズニープラス)にて独占配信中

「チャプター13:ジェダイ」レビュー

 「マンダロリアン」シーズン2 第3話「チャプター11:後継者」で、これまで独立したストーリーが描かれてきたシリーズに、既存の『スター・ウォーズ』シリーズがコネクトし始め、「チャプター13:ジェダイ」というエピソードタイトルが指す通り、いよいよその様相は色濃くなってくる。

 冒頭、薄闇の中に現れた2本の純白に輝くライトセーバーに、思わず歓声を上げたファンも多いだろう(私は大声を出した)。そう、噂され続けていたアソーカ・タノが実写シリーズである「マンダロリアン」についに登場したのだ。

 『スター・ウォーズ』シリーズではおなじみのライトセーバーやジェダイの要素は、これまで「マンダロリアン」のストーリーや時代設定上、登場しにくいものだったが、『スター・ウォーズ』の多彩な魅力が「マンダロリアン」に盛り込めるのだ証明したかのようだ。

 ロザリオ・ドーソンによる実写版アソーカ・タノは、「クローン・ウォーズ」、「反乱者たち」を見てきたファンにも違和感なく、そのアクションは映画シリーズとも肩を張り合える出来栄え。

 シークエル・トリロジーで、バッサバッサとライトセーバーで敵を倒すシーンがもっと見たかった…というファンにはうれしいところではないだろうか。

 また終盤の戦いは、二刀流ライトセーバーのアソーカ・タノとベスカーの槍を持つモーガン・エルズベス監督官の一騎討ちと、ディン・ジャリンとラングのにらみ合いという、まさに時代劇のチャンバラと西部劇の早撃ちを一気に見せてくれる、盆と正月が一緒に来たような豪華二段重!

 時代劇や西部劇といった、古今東西の人の心を沸かせてきたものをはるか彼方の銀河系でミックスした『スター・ウォーズ』。「マンダロリアン」はその『スター・ウォーズ』そのものではなく、『スター・ウォーズ』が元にした源流をあたることでより『スター・ウォーズ』らしい作品となっていることが、デイヴ・フィローニが監督したこの「チャプター13:ジェダイ」から改めて感じられるのだ。

 さらに「チャプター13:ジェダイ」は、全編を通してコンセプトアートをそのままビジュアル化したと思わせるような、画作りとしての美しさを持つカットが多い。

 これもアニメーションを作ってきたデイヴ・フィローニが監督したからこそではと思うし、そのビジョンはLEDスクリーンにそのシーンの背景を映し出して撮影する「ボリューム」があったからこそ実現したのだろう。

 独特の薄闇が多い「チャプター13:ジェダイ」は、この「ボリューム」により実際の撮影時間を問わず、その色彩も制作者の意図通りコントロールしながら制作することが出来たものと思われる。

 そして、ストーリーの方でも元ジェダイであるアソーカ・タノの登場により、ザ・チャイルドの素性などのシリーズを通しての謎の一部が明らかになった。これで、「名無し」だった「マンダロリアン」と「ザ・チャイルド」に名前が与えられたというわけだ。

 さらに、エンドアの戦い以降のアソーカ・タノが何を目的としているのか、「反乱者たち」のその後のストーリーも描かれ始めたことも特筆すべき点だ。「チャプター13:ジェダイ」によって、「反乱者たち ファイナル・シーズン(シーズン4)」以降のおなじみのキャラクターたちの行方も、「マンダロリアン」ではないかも知れないが『スター・ウォーズ』シリーズの中で明かされていく余地が生まれたので、こちらも楽しみにしたい。

 ジェダイやライトセーバーは登場せず、ならず者の世界を描くと思われた「マンダロリアン」も、次第にフォースの道と交わってきた。ザ・チャイルドことグローグーは、マンダロリアンことディン・ジャリンとの擬似家族のような絆で、フォースの暗黒面に通じる恐れを克服することが出来るのか。

 「マンダロリアン」シーズン2も、「チャプター13:ジェダイ」で折り返しを過ぎて後半戦に突入したが、シーズン2のシリーズ構成は、ジェダイへの手がかりのための次の目的地をその回の登場人物に提示してもらい次回に続く、というすごろくやRPG方式な旅の進め方がシーズン1と異なるところだ。

 ジェダイへザ・チャイルドを届けるという当初の旅の目的は、アソーカの判断でここから変わることになった。シーズン2後半では、ファンが予想もつかないような方向へ連れて行ってくれるような期待を抱かせてくれる。

「チャプター13:ジェダイ」トリビアチェックポイント

デイヴ・フィローニ

Star Wars Celebration: "The Mandalorian" Panel

©2019WireImage

 「チャプター13:ジェダイ」のエピソード監督は、「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」、「スター・ウォーズ 反乱者たち」、「スター・ウォーズ レジスタンス」といったアニメーション作品を製作してきたデイヴ・フィローニ。

 デイヴ・フィローニは、「マンダロリアン」にて製作総指揮のほか、シーズン1では「チャプター1:マンダロリアン」、「チャプター5:ガンファイター」にてエピソード監督を務めた。

 「チャプター13:ジェダイ」は、アソーカ・タノや、スローン大提督といった「クローン・ウォーズ」、「反乱者たち」に登場のキャラクターたちのその後のストーリーが描かれ、まさにデイヴ・フィローニ監督ならではのエピソードだ。

アソーカ・タノ

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 「チャプター11:後継者」にて、ボ=カターン・クライズがディン・ジャリンに紹介するジェダイとして名前が出たアソーカ・タノが、「チャプター13:ジェダイ」でついにその姿を見せる!「反乱者たち」での白く輝くライトセーバーはそのままに、これまでアニメーションで愛されてきたアソーカ・タノの実写版デビュー作となった。

 実写版アソーカ・タノを演じたのは、「マンダロリアン」シーズン2のエピソード監督を務めると発表されているロバート・ロドリゲス作品である『シン・シティ』シリーズなどのロザリオ・ドーソン。

 日本語吹替版は、もちろんこれまでのアニメーションシリーズと同様の伊藤静が演じており、数々の戦いと時を経たことを実感させるアソーカの声となっている。

 アソーカ・タノは、「反乱者たち ファイナル・シーズン(シーズン4)」のエンドアの戦いの後を描いたラストにて、サビーヌ・レンと合流。5年前に故郷のロザルを守るためスローン大提督のインペリアル級スター・デストロイヤーのキメラとともに、パーギルによってハイパースペースへとジャンプしてしまったエズラ・ブリッジャーを探す旅に出た。

 「マンダロリアン」はそれから約4年後の出来事だと思われるが、アソーカ・タノはエズラ・ブリッジャーを発見出来たのか気になるところだ。ただ、アソーカ・タノの現在の目的はモーガン・エルズベスにスローン大提督の居場所を聞いているところから考えると、スローン大提督を発見することの模様。何らかの方法でスローンが現在も健在であることを知り、同じキメラにいたエズラの行方の手がかりを得ようとしていることが推測される。

 また、サビーヌ・レンがアソーカ・タノと行動していない点も憶測を呼ぶところだろう。エズラ探索において別行動をしているのだろうか…同じマンダロリアンであるディン・ジャリンとサビーヌ・レンが交差するシーンも見てみたいところ。

 ディン・ジャリンと対面するシーンでは、ベスカーで作られたマンダロリアン・アーマーがライトセーバーを防ぐ描写もあり、その堅牢さを改めて感じられる。

宇宙船のスキャン

 森林の惑星コルヴァスの上空に飛来したレイザー・クレストに向けて、カロダンの兵がセンサーをかざしているカットは、『エピソード4/新たなる希望』でミレニアム・ファルコンがヤヴィン4に到着した時に、歩哨がセンサーをかざしていたのと同様だ。

 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でも、同じヤヴィン4でUウィングの発進の際に反乱軍の歩哨がセンサーをかざしており、離発着の時には多く行われているようだ。

8Dシリーズドロイド

 カロダンの通りを歩くディン・ジャリンとすれ違うドロイドは、8Dシリーズ製錬ドロイド。

 『ジェダイの帰還』のジャバの宮殿にて、パワードロイドを拷問していたドロイドの8D8と同じシリーズだ。

ディズニーレジェンド ウィン・タオ・チャオのカメオ出演

 カロダンのウィン総督を演じているのは、元ディズニーイマジニアのウィン・タオ・チャオ。

 イマジニアとは、ディズニーテーマパークの設計・開発部門であるウォルト・ディズニー・イマジニアリングにて働く、アーティスト・エンジニアのこと。ウィン・タオ・チャオは、ディズニーランド・パリや東京ディズニーランド、香港ディズニーリゾートを開発したほか、ディズニー・クルーズの船舶建築も行っている。

 2019年に開催されたD23 EXPOでウィン・タオ・チャオは、ディズニーに多大な貢献をした人物を称えるディズニー・レジェンドとなった。これは、ダース・ベイダーの声を演じたジェームズ・アール・ジョーンズ、「マンダロリアン」製作総指揮のジョン・ファヴロー、「チャプター5:ガンファイター」でフェネック・シャンドを演じたミンナ・ウェンとともに受賞したものだ。

 ウィン・タオ・チャオは、Disney+ (ディズニープラス)で配信中の「イマジニアリング~夢を形にする人々」4話「当たるか はずすか」にてディズニー・クルーズなどの話をしているので、どのような人物かを知りたい方はこちらも合わせて見ると良いだろう。

マイケル・ビーン

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 モーガン・エルズベス監督官の元で働く傭兵のラングを演じたのは、マイケル・ビーン。

 マイケル・ビーンは、『ターミネーター』でカイル・リースを演じたほか、『エイリアン2』でのヒックス伍長役などジェームズ・キャメロン作品への出演で知られている。クライマックスのディン・ジャリンとのにらみ合いでは、いい味を出していた…

ダイアナ・リー・イノサント

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 モーガン・エルズベス監督官を演じたのは、ダイアナ・リー・イノサント。

 ダイアナ・リー・イノサントの父であるダン・イノサントは、ブルース・リー主演作の『死亡遊戯』にてカリの使い手として出演したことで知られる武術家。ブルース・リーからジークンドーを教わり、ダン・イノサントはブルース・リーにヌンチャクを教えた。

 その娘であるダイアナ・リー・イノサントも、ジークンドーをはじめとした様々な武術を学び、ブルース・リーは彼女の名付け親となった。

 映画やドラマではスタントやアクション振り付けを担当するほか、女優としても出演。アソーカ・タノとのベスカーの槍での戦いは、まさに本物の武術家のものなのだ!

コンヴォア

 ディン・ジャリンがアソーカ・タノと遭遇する直前に、コルヴァスの森の木にとまっているフクロウのような鳥は、コンヴォア。

 コンヴォアは、「クローン・ウォーズ」、「反乱者たち」にて登場。フォースやアソーカ・タノと強い結びつきのある生物なので、アソーカ・タノと遭遇する直前のカットで象徴的に登場しているのだ。

グローグー

 これまで、単にザ・チャイルド(子ども)として呼ばれていたヨーダの種族の子どもが、アソーカ・タノとのフォースを通じたコミュニケーションによって「グローグー」という名前であることがわかった。

 グローグーは、クローン戦争以前よりコルサントのジェダイ聖堂にて数々のジェダイ・マスターに師事してきたが、クローン戦争の終わりに何者かによりジェダイ聖堂から連れ出され、帝国の勃興とともに隠された。

 グローグーの記憶は闇に包まれ、恐れの感情も抱いてしまっているようだ。アソーカ・タノは恐れを知っていることを理由に、グローグーの訓練をしなかったが、グローグーが今後フォースの訓練を受けることが出来るのかという未来と、謎に包まれた過去は、今後の「マンダロリアン」の中で大きな焦点となりそうだ。

ジェダイ・マスター、ヨーダ

 アソーカ・タノがグローグーと同じ種で唯一知っているのは、ヨーダというジェダイ・マスターの賢者だと言う。

 ヨーダの種族には、『エピソード1/ファントム・メナス』にてジェダイ評議会にヤドルが参加しているが、アソーカ・タノがアナキン・スカイウォーカーのパダワンになったのはその約10年後であるため、おそらくアソーカは昔の上層部のジェダイであったヤドルを知らなかったものと思われる。

負の感情には最高のジェダイも勝てなかった

 アソーカ・タノが、グローグーはディン・ジャリンを慕うあまり、恐怖や怒りに対して無力であるとディン・ジャリンに説明する際に、「負の感情には最高のジェダイも勝てなかった」と実例を出している。

 これはアソーカ・タノ自身の師であった、アナキン・スカイウォーカーがダース・ベイダーへと変貌してしまったことを指しているのだろう。「反乱者たち」ではダース・ベイダーと直接対決したアソーカ・タノにとっては、マスターを変貌させてしまった重い教訓が残っており、グローグーの訓練に踏み出すことが出来ないのだ。

HK-87暗殺ドロイド

 モーガン・エルズベス監督官が戦力にしているのは、HK-87暗殺ドロイド。

 HKシリーズ 暗殺ドロイドは、レジェンズとなったゲーム「Star Wars: Knights of the Old Republic(スター・ウォーズ:ナイツ・オブ・ザ・オールド・リパブリック)」にて登場したHK-47ドロイドと同じシリーズ名だ。

 HK-87のデザインは、『帝国の逆襲』にてラルフ・マクウォーリーが描いたドロイドの賞金稼ぎのコンセプトアートに似ており、ここからインスピレーションを受けたものと思われる。

 また、HK-87の頭部にはスローン大提督が率いていた帝国軍の第7艦隊のものと思われるマークもあり、カロダンにいたモーガン・エルズベス監督官の軍勢へのスローン大提督の関与を思わせる。

『用心棒』

 アソーカ・タノが風が吹き荒ぶカロダンの町中を、モーガン・エルズベスとその兵たちの方へ向かって歩いてくるシーンは、『用心棒』で三船敏郎演じる「三十郎」が歩いてくるシーンと似ており、オマージュが感じられる。

スローン大提督

 戦いを制したアソーカ・タノはモーガン・エルズベス監督官に、スローン大提督の居場所について問いただす。

 スローン大提督は、レジェンズとなった「スター・ウォーズ 帝国の後継者」、「暗黒の艦隊」、「最後の指令」の「スローン三部作」と呼ばれる小説に登場し、大きなインパクトを残した『スター・ウォーズ』スピンオフの代表的なキャラクター。

 青い肌と赤い目を持つチスという種族で、エイリアン差別が根強い帝国軍の中でもその実力で大提督というポジションにまで登り詰めた。

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 正史(カノン)では「反乱者たち」シーズン3より登場し、正史においても存在することになった。

 「反乱者たち」では、エズラ・ブリッジャーたちをはじめとした反乱軍を追い詰め続けるが、ロザルでの戦いにおいてスローン大提督が率いる第7艦隊は敗北。スローン大提督が乗った旗艦キメラはエズラとともにパーギルによってハイパースペースへとジャンプし、行方がわからなくなった。

 アソーカ・タノがモーガン・エルズベス監督官にスローン大提督の居場所について聞いているということ、またモーガン・エルズベスの軍勢に第7艦隊のものらしきマークがあることから、スローン大提督はどこかで健在であり、モーガン・エルズベスらを操っているのだろう。

 帝国軍がなき今、スローンは何をしようとしているのだろうか…

タイソン

 アソーカ・タノは、ディン・ジャリンにグローグーがフォースの訓練を受ける可能性として、惑星タイソンの聖堂の遺跡がフォースと強く結びついており、山頂の石の上へグローグーを置くように言う。

 惑星タイソンは、レジェンズとなった小説「Darth Bane: Rule of Two」にてジェダイ・オーダーの起源された場所。

 正史(カノン)でのタイソンは、オクトーやコルサント、ジェダ、オッサスと並んでジェダイ・オーダーの聖堂が古代よりあった場所とされており、コミック「ドクター・アフラ」にて登場している。

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