1月11日(土)に東京ディズニーリゾートのシネマイクスピアリで行われた『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』応援上映にて、ゲスト(応援団長)として上映前に登壇をさせて頂きました。
応援上映は、歓声・拍手、ライトセーバー(サイリウム)の使用もOK、また『スター・ウォーズ』のなりきり仮装も歓迎という、通常の劇場上映では出来ないことが可能な上映会。
オープニングから場内では拍手、歓声が上がり、『スター・ウォーズ』のテーマのリズムに合わせてライトセーバーの光が揺らめきます!
メインキャラクターの初登場シーンや、ピンチを脱するシーンではひときわ大きな拍手が起こるなど、この上映ならではの盛り上がりを見せました!
私の方からは、まず上映が始まる前に、ウォーミングアップとして場内の観客の皆様と歓声の練習をさせて頂きました。
場内は、様々な場所からやって来た様々な年代の方々がいらっしゃいましたが、その共通点は『スター・ウォーズ』のファンであるということ!
『スカイウォーカーの夜明け』でも、団結することや絆の大切さ、誰も1人ではないということが描かれていましたが、それぞれが思い思いの方法で応援上映を楽しんで、ひとりひとりの手によって、この上映を作り上げて頂き、ご一緒に楽しみましょう、ということをお話しさせて頂きました。
シネマイクスピアリ20周年!『スター・ウォーズ』上映の歴史
また、今年2020年はシネマイクスピアリが20周年ということで、シネマイクスピアリと『スター・ウォーズ』の20年間の歴史をご紹介しました。
AMCイクスピアリ16として2000年にオープンしたこの劇場が、最初に上映した『スター・ウォーズ』映画は『エピソード2/クローンの攻撃』でした。当時は、日本でも10箇所ほどしかなかったDLP上映(デジタル上映)をこのイクスピアリで行っていたのです。
『エピソード2/クローンの攻撃』は、長編映画では初めてデジタル撮影された作品なので、製作者の意図を忠実に上映出来るということでデジタル上映は注目されてました。
今では当たり前となっているデジタル上映ですが、2002年当時はフィルム上映が一般的。AMCイクスピアリ16はこの点、DLP上映が可能なシアター14があって先進的な劇場でした。
『エピソード2/クローンの攻撃』はDLP版とフィルム版で細かな違い(ナブーの宇宙港でのYT−1300の数が多い、ジャンゴ・フェットがメイスに倒される前にジェットパックがスパークする、ラストシーンでパドメがアナキンの義手に触れるなど)があったので、DLP版も見なければ!と、当時AMCイクスピアリ16や日比谷スカラ座で鑑賞しました。
後に、DVDではDLP版を元にしたため、フィルム版は劇場公開時のみ見られるものとなったのですが…
2005年、『エピソード3/シスの復讐』で『スター・ウォーズ』は六部作として完結。当時、イクスピアリでは今は亡きレストラン、プラネットハリウッド東京にジャンゴ・フェット役のテムエラ・モリソンと、ボバ・フェット役のダニエル・ロ-ガンのサイン会が開催されました。
2008年7月に「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン」が開催された時には、『エピソード4/新たなる希望』が1回限りで特別上映されました!
「ライトセーバーの準備はよろしいでしょうか?」という劇場スタッフの方の掛け声で、オープニングにはライトセーバーが輝き、メインキャラクターが登場したら拍手と歓声が上がるという盛り上がりを見せ、今回の応援上映にも通じるものがありました。
あれから12年となりますが、このシネマイクスピアリでの特別上映以降に『エピソード4/新たなる希望』は映画館で上映されておらず(昨年に野外上映はありましたが)、今のところ日本で最後に『エピソード4/新たなる希望』を上映した映画館が、シネマイクスピアリということになります。
2012年には、『エピソード1/ファントム・メナス 3D』を上映。1999年にはオープン前なのでイクスピアリでは『エピソード1/ファントム・メナス』は上映していませんが、この3D版のによってプリクエル・トリロジー全作を上映したことになります。
同年、ウォルト・ディズニー・カンパニーがルーカスフィルムを傘下に収め、2015年の『フォースの覚醒』からは、東京ディズニーリゾート内の映画館ということでシネマイクスピアリは存在感をより高めました。
この頃から、東京ディズニーランドの「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」で映画と連動したスペシャルバージョンが展開され、シネマイクスピアリで映画を見る前後に、スクリーンで見た惑星へ旅をすることが出来るように。いわば、銀河に1番近い映画館!
『最後のジェダイ』ではシネマイクスピアリで初の応援上映を実施。以降『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』でも実施するなど、『スター・ウォーズ』応援上映をコンスタントに行ってきたシネマイクスピアリは、ついにスカイウォーカー・サーガの完結作『スカイウォーカーの夜明け』に至り、3作品目4回目の応援上映の開催となりました。
好きなものは、きっと心の支えになる
上映後にも、プレゼント抽選会の当選番号を引いてお呼びするなど、引き続きイベントのお手伝いをさせて頂きました。
応援上映の様子を見ていて思ったのは、『スター・ウォーズ』でもなんでもいいんですけど、何かどうしようもなく好きなものがあると、こうして時間を忘れて楽しんだり、心の支えになったり、仲間が出来たりすると思うので、改めて素敵なことだと思いました。
また、私は浦安で生まれ育ったので、イクスピアリの映画館には色々な思い出があり、こうした形でご一緒出来たことが本当にうれしい限りでした!
引き続き、シネマイクスピアリでは『スカイウォーカーの夜明け』が上映されます。
3Fの売店には、『スター・ウォーズ』フィギュアを用いたショーケースも展示されており、サーガのヒストリーを感じさせるものとなっています。
また、ディズニーストア 東京ディズニーリゾート店では『スター・ウォーズ』グッズが販売されていますし、『スカイウォーカーの夜明け』からの新シーンが追加された「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」スペシャルバージョンも東京ディズニーランドで実施中なので、映画、グッズ、テーマパークと『スター・ウォーズ』を楽しむことが出来ます!
2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。