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「スター・ウォーズ:アソーカ」第4話「パート4:堕ちたジェダイ」レビュー/トリビアチェックポイント【ネタバレ注意】

(C)2023 Lucasfilm Ltd.

 Disney+ (ディズニープラス)で配信中の「スター・ウォーズ:アソーカ」第4話「パート4:堕ちたジェダイ」レビュー/トリビアチェックポイントです。

 この記事では、「スター・ウォーズ:アソーカ」第4話「パート4:堕ちたジェダイ」のレビュー(感想・考察・批評)やトリビアの解説といった、このエピソードをより深く知るためのテキストを綴っています。

 この記事はネタバレがございますので、「スター・ウォーズ:アソーカ」第4話「パート4:堕ちたジェダイ」本編鑑賞後にご覧ください。

 「スター・ウォーズ:アソーカ」の他のエピソードについては、以下のカテゴリーからご参照ください。

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「スター・ウォーズ:アソーカ」第4話「パート4:堕ちたジェダイ」レビュー

シリーズ後半へと興味を惹きつける、濃密なエピソード!

(C)2023 Lucasfilm Ltd.

 テンポ良く織りなすアクションとスリリングで説得力あるストーリーテリング、そして次のエピソードが気になるエンディングでのサプライズ。『スター・ウォーズ』ドラマシリーズの中でも、屈指の濃密さを誇るエピソードだ!

 全8話の「スター・ウォーズ:アソーカ」も、この「パート4:堕ちたジェダイ」で前半部分を語り終えて折り返しとなる。余計な説明は不要となる中盤エピソードならではの盛り上がりで、ここで一気に後半への興味を掻き立てる加速をかけてきた!

 エピソード冒頭の『スター・ウォーズ』タイトルのイントロダクションも通常の楽曲を入れず、劇中の環境音を入れている点も、日本のアニメシリーズで呼ぶところの特殊オープニングのようで、このエピソードへの気合いを物語っているようだ。

 エピソード監督は、「マンダロリアン」シーズン3 第5話「チャプター21:海賊」でエピソード監督を務めたピーター・ラムジー。「パート4:堕ちたジェダイ」も同じく、見せ場の連続とともにシリーズの転換点を描いている。

「マンダロリアン」シーズン3 第5話「チャプター21:海賊」のレビューやトリビアを、ネタバレありで解説します。

「スター・ウォーズ:アソーカ」第4話「パート4:堕ちたジェダイ」ストーリー

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 サビーヌ・レンとヒュイヤンは、T-6シャトルの修理を行いながら新共和国へ連絡を取ろうとするも、コムリンクは不調で遭難信号も遅れず、惑星シートスから動けない状態となっていた。

 ヒュイヤンによると敵の地上基地は遠いという。アソーカ・タノはそこを目指す方針を立てるとともに、星図と別銀河に向かう方法が敵の手にある以上、スローン大提督の帰還を防ぐためにエズラ・ブリッジャーを捜索するための道を破壊しなければならない可能性を示唆する。

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 ベイラン・スコール、シン・ハティらはT-6シャトルが着陸した場所を特定。衛兵では時間稼ぎにならないため、シン・ハティとマロックが襲撃に向かう。

 アソーカは、サビーヌがエズラを思う気持ちに共感しつつ、私情を捨てて正しいことをしなければならない時もあると、サビーヌに諭していた。その頃、宇宙船外で作業していたヒュイヤンにHK-87暗殺ドロイドが襲い掛かる。異変に気付いたアソーカとサビーヌは襲撃してきたモーガン・エルズベスの勢力に応戦。

 ヒュイヤンに送信機を修理してヘラ・シンドゥーラ将軍へ連絡をするよう言い、アソーカとサビーヌは森を駆けていく。

 連絡が途絶え、議会委員会から承認を得られなくても、ヘラ・シンドゥーラはアソーカとサビーヌの元へ駆けつけることを決めていた。ジェイセン、チョッパーを連れてゴーストに乗り込み、ホーム・ワンから無許可で飛び立ったヘラ。ゴーストだけではなく、カーソン・テヴァをはじめとした新共和国のパイロットが乗るXウィング5機も一緒だ。

 モーガン・エルズベスは、シートスの遺跡で星図を起動。経路を確立し、シートス上空のシオンの目でのハイパースペースの座標の計算が始まった。ここまで大規模なハイパースペース・ジャンプは、わずかな誤差でも虚空の深淵に迷い込むことになってしまう。

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 アソーカ・タノとサビーヌ・レンは、シン・ハティとマロックに行く手を阻まれる。アソーカはマロックと、サビーヌはシン・ハティとそれぞれ交戦。アソーカがマロックを打ち破ると、サビーヌはシン・ハティを引き受け、アソーカを先に行かせる。

 モーガン・エルズベスは、星図を守るようベイラン・スコールに言い残してシオンの目へと向かう。やって来たアソーカに、ベイランはアナキンがアソーカを褒めていたことや、ジェダイ・オーダーの誰もが彼を知っていたこと、そしてわずかな者はアナキンが成り果ててしまったものを見たと告げる。ライトセーバーを抜き、向き合った両名。静かに始まった戦いは、やがて激しさを増していく。

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 一方、サビーヌはシン・ハティに追い詰められつつあった。ピンチに陥り、フォース・プッシュのように手をかざしたサビーヌだったが、シン・ハティはお前に力はないと見破る。しかし、サビーヌが狙っていたのは至近距離からのパラライジング・ダートによる攻撃だった。油断したシン・ハティはライトセーバーを落としてしまう。形勢逆転されたシン・ハティは煙幕に乗じて逃亡。

 アソーカはベイランを退け、星図を遺跡から外す。座標の送信は遮断され、シオンの目のハイパースペース突入への最終的な計算は未完となった。

 星図を手に持った際にダメージを受けたアソーカに、ベイランは猛攻を仕掛ける。さらに、そこへシン・ハティが現れた。アソーカはサビーヌが敗北したと思い、シン・ハティをフォースで壁にたたきつける。なおも続くベイランの攻撃にアソーカは崖へと追い詰められるが、サビーヌが駆け付け星図を奪取。ブラスターを星図に突きつけてベイランを脅すも、ライトセーバーの一振りによってアソーカは崖下へと転落してしまう。

 ベイランは、アソーカがサビーヌのことを信じなかったことにより、サビーヌの家族はマンダロアで死ぬことになったこと、そんなサビーヌにとってエズラ・ブリッジャーは残された唯一の家族と呼べる存在であると見抜く。ベイランはスローンへとたどり着き、サビーヌはエズラと再会出来る。

 2人の目的は同じであるため、ともに来いと語り掛けるベイランに、サビーヌは…

「堕ちたジェダイ」が指す人物は

 エピソードタイトルの「堕ちたジェダイ(Fallen Jedi)」は、このエピソード内での複数の人物を指していると思われる。

 まず、かつてはジェダイであったものの、現在は帝国軍を再興せんとするスローン大提督の帰還のために動くベイラン・スコール。アソーカ・タノとの決闘が描かれるエピソードなので、ベイラン・スコールを指すエピソードタイトルだと考えるのは自然だろう。

 シン・ハティがいつの時点でベイラン・スコールの弟子なのかは不明で、もともとジェダイであったのかも明かされていないが、場合によってはシン・ハティも「堕ちたジェダイ」に含まれるかも知れない。

 アソーカ・タノはこのエピソードで文字通り、物理的に崖から転落してしまう。落ちた先は「はざまの世界」だったということで、こちらもこのエピソードをよく表している。

 さらに、サビーヌ・レンもジェダイの修行から降りてしまった過去を持ち、このエピソードではベイラン・スコールからのエズラ・ブリッジャー捜索の誘惑に乗ってしまい、モーガン・エルズベス一派をスローン大提督の元へと向かわせてしまったため、「堕ちたジェダイ」であるとも言えそうだ。

動と静、緊張感のある興奮のライトセーバーアクション!

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 「パート4:堕ちたジェダイ」の全編に渡って展開される見せ場は、アソーカ・タノ、サビーヌ・レンと、ベイラン・スコール、マロックらモーガン・エルズベスの勢力によるライトセーバーでの戦いだ。

 お互いに隙なくライトセーバーを構えて見合う静寂と、力強く光刃がぶつかり合う激しさの、動と静のメリハリが付いたライトセーバー戦は新鮮。静けさのある、緊張感たっぷりなライトセーバー戦となっている。特に、ゆっくりとしたモーションからポーズを決める殺陣は、まるで見得を切っているかのようなアクションだ。

 アソーカ・タノ対マロックの、見合ってからの一太刀で勝負が決まる殺陣はまさに時代劇のよう。

(C)2023 Lucasfilm Ltd.

 またアソーカ・タノ対ベイラン・スコールの一戦では、互いの力量を測るかのように見合いが続き、やがて構えの型を変えながら光刃を交える描写が、達人同士の勝負だと印象付けられる。

 『エピソード4/新たなる希望』でのオビ=ワン・ケノービとダース・ベイダーの決闘が、『エピソード3/シスの復讐』に比べてアグレッシブさに欠けたものとなっている点は、個人的には剣道の上級者同士の試合のように一瞬の隙で勝負が付いてしまうため、動きが最小限となる円熟した達人同士の戦いゆえだと思うことにしているのだが(キャストがスタントのプロではなかったという制作上の要因は一旦置いておき、劇中描写の解釈として)、この「パート4:堕ちたジェダイ」でのライトセーバーの決闘の描写は、これに加えて多彩な構えなどお互いの技量の幅広さも描いているようで、理想的な「達人同士の戦い」だと感じた。

 さらにライトセーバー戦だけではなく、サビーヌ・レンのフォース・プッシュと見せかけて起死回生のパラライジング・ダートを放ったり、アソーカ・タノが三連キックを繰り出したりと、派手で意表を突くアクションも取り入れられており、ファンは思わず歓声を上げたくなるだろう。

 実写ドラマシリーズである「マンダロリアン」を経て、サビーヌ・レンもベスカーで出来たマンダロリアン・アーマーでブラスターを弾くシーンもあり、「マンダロリアン」の影響で実写ならではのマンダロリアンの戦闘方法のディテールも増しているようだ。

マロックの糸を引いていた者

 「スター・ウォーズ:アソーカ」において、これまでファンの予想の対象となっていた元尋問官・マロックの正体も明らかに。結論から言うと、マロックは既存キャラクターと同一人物などではなかった。

 アソーカ・タノの一閃により切り裂かれたマロックからは、緑色の煙のようなものが噴き出しており、おそらくモーガン・エルズベスによるナイトシスターの魔術によって操られる存在なのだろう。ナイトシスターの魔術は死者をもよみがえらせ、ダース・モールの弟であるサヴァージ・オプレスにかけたように肉体を増強・狂暴化させるなど、出来ることは幅広い。

 魔術によって操られる存在だとすれば、マロックがベイラン・スコールの弟子に過ぎないシン・ハティに従属していたことも合点がいく。

 まるでこれまでファンが考えたセオリーや考察を一刀両断するかのような形でマロックは退場したが、ストーリーの本筋が確固たるものならば、余計な脇道を作る必要はない。『スター・ウォーズ』は、ベールに包まれた存在の正体や出自をファンが予想することが付き物になっているが、本質的なものは物語やキャラクターが展開するドラマのはずだ。

 サプライズや正体がわかってしまえば、その作品やキャラクターの持つ感情やドラマへの興味が引いてしまうのは本末転倒だと感じてしまうので、マロックの退場劇には納得だ。

「反乱者たち」実写版と、同時代をつなぐカーソン・テヴァ

 連絡が途絶えたアソーカ・タノとサビーヌ・レンを探して救助するべく、議会委員会から承認を得ずに出撃したヘラ・シンドゥーラ、チョッパー、そしてジェイセンが乗ったゴーストのコックピットは、まさに「反乱者たち」実写版といったシーンだ!

 将軍になっても、やらなければならない時は規則も破る相変わらずの「一生、反乱者」なのは実にヘラ・シンドゥーラらしい。

 ここに「マンダロリアン」、「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」に登場した新共和国のパイロットであるカーソン・テヴァが加わることで、「反乱者たち」だけではなく新共和国時代を描いた実写ドラマシリーズの潮流も流し込んでいき、同時代であることをわかりやすく明示しつつシェアード・ユニバースの面白さも感じさせてくれる。

 存在感がますます増していき、重要なキャラクターとなっていくカーソン・テヴァの今後の活躍も楽しみだ。

大切な存在を喪失した、サビーヌとアソーカの過去

 アクションだけではなく、星図を破壊すればスローンの帰還は防げるが、エズラを取り戻すことも出来なくなるというエピソード前半での前振りが、中盤でサビーヌが葛藤する選択とその決断に効いており、スリリングな展開を生んでいる。

 「パート4:堕ちたジェダイ」では、サビーヌとアソーカの関係がこじれた真相の一端も垣間見せてくれる。ベイラン・スコールが語るところによると、アソーカがサビーヌのことを信じなかったことにより、サビーヌの家族はマンダロアで死ぬことになったという。

 「マンダロリアン」で描かれているようにマンダロアは帝国軍による大粛清によって滅んでおり、マンダロアで死んだということからは、サビーヌの家族の死はこの大粛清に関連するものだと感じられる。

 「反乱者たち」では、母であるウルサ・レン、兄のトリスタン・レンら家族とともに帝国の総督となったガー・サクソンと戦ったサビーヌ。「マンダロリアン」でマンダロアの大粛正の存在を最初に知った時、サビーヌ・レンの身を案じたものだが、それはサビーヌの家族にとっては現実のものとなってしまったようだ。

 一方、アソーカはなぜか再び入り込んでしまった「はざまの世界」で師であるアナキン・スカイウォーカーと出会う。クローン戦争の終わりに離別し、ダース・ベイダーへと変貌したことを知ったことで2度も失うこととなったアナキンに対して、アソーカは何を語り掛けるのだろうか…

 ここで「スター・ウォーズ:アソーカ」は、大切な存在を喪失し、挫折し、心に傷を負った女性2人が悔いを引きずりながらも、不信を乗り越えて再びともに旅する物語であるという構図が明確になったと感じる。

 サビーヌにとって唯一取り戻せる家族と呼べる存在は、エズラ・ブリッジャーのみ。かつてと比べてサビーヌがいつも気だるげで、エズラに執着している理由もよくわかる。

 アソーカにとって、アナキンとの別れは耐え難いものだっただろう。しかし、思いがけずはざまの世界で再会したことで、今度は悲劇から救えるかも知れないと思っても不思議ではない。

 映画文法的には、はざまの世界で逆さのショットから写されるアソーカ・タノは生者の世界から外れつつあるという印象を受けるが、それはこの時代にはもういないはずのアナキン・スカイウォーカーと同じ舞台に立つための描写だろうか。

 はざまの世界が登場した以上、「スター・ウォーズ:アソーカ」はやり直しの誘惑と、これに抗うことで再生へとたどり着くという物語なのかも知れない。

 ともかく、この「パート4:堕ちたジェダイ」のまさかのエンディングは「早く続きが見たい!」と思わせる、シリーズ後半への興味喚起という役割を十二分に果たすものだ。

「スター・ウォーズ:アソーカ」第4話「パート4:堕ちたジェダイ」トリビアチェックポイント

「帝国の後継者」

スター・ウォーズ 帝国の後継者 上 スター・ウォーズ スローン三部作 (講談社文庫)

 アソーカ・タノのセリフにて、スローン大提督を指して「帝国の後継者」と呼んでいる。

 「帝国の後継者」は、スローン大提督が最初に登場した1991年に刊行されたスピンオフ小説のタイトルだ。

 「スター・ウォーズ 帝国の後継者」、「暗黒の艦隊」、「最後の指令」のスローン三部作と呼ばれる小説を皮切りに、スローン大提督はレジェンズとなった『スター・ウォーズ』スピンオフ作品の中で代表的なキャラクターとなっていった。

ウェスター35ブラスター・ピストル

 サビーヌ・レンは、「スター・ウォーズ 反乱者たち」の時と同様にマンダロリアン・アーマーを着用して、ウェスター35ブラスター・ピストルを使用している。2丁ブラスターを撃ちまくる姿は、「反乱者たち」での活躍シーンそのままだ!

 ウェスター35ブラスター・ピストルは、サビーヌだけではなくボ=カターン・クライズといったデス・ウォッチのメンバーのほか、「マンダロリアン」ではネヴァロのマンダロリアンたちが使用していた。

ゴースト

 アソーカとサビーヌの元へ向かうため、ヘラ・シンドゥーラがジェイセン、チョッパーとともに乗り込むのは「反乱者たち」でゴースト・チームの乗機であり、生活空間でもあったゴーストだ。「パート2:苦悩と苦労」でのファントムⅡに続き、「反乱者たち」のメインメカが登場!

 VCX-100の改造型であるゴーストは、「反乱者たち」以外にも『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でスカリフの戦いに、「スター・ウォーズ/フォース・オブ・デスティニー」ではエンドアの戦いに参加したことが明かされ、『スカイウォーカーの夜明け』ではエクセゴルの戦いにも赴くなど、ライトサイドとダークサイドの歴史上重要な戦いの数々に参戦している。

 「スター・ウォーズ:アソーカ」でも、ゴーストの知られざるヒストリーが加えられていく。

ケイナン・ジャラスの写真?

 ホーム・ワンから出撃するゴーストのコックピットにて、ヘラ・シンドゥーラが座るコンソールに写真のようなものが貼ってあることが確認出来る。かなり小さく視認が難しいのだが、その写真の人物はケイナン・ジャラスのようなシルエットにも見える。

 このカットだけではケイナン・ジャラスの写真であるかは断定は出来ず、今後の「スター・ウォーズ:アソーカ」のエピソードでゴーストのコンソールが映る別カットが登場することを期待したい。

カーソン・テヴァ

 ヘラ・シンドゥーラ、ジェイセン、チョッパーが乗るゴーストとともに、アソーカ・タノらの救援に向かう新共和国のパイロットはカーソン・テヴァだ。

 カーソン・テヴァは「マンダロリアン」、「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」に登場しており、「スター・ウォーズ:アソーカ」がこれらの作品と同時代であることが伝わるキャラクター配置だ。

 ディン・ジャリンとは、パトロール中に取り締まりをするだけではなく、組織として硬直化して身動きが取れない新共和国に代わって、ディン・ジャリンらマンダロリアンにネヴァロの海賊を掃討するよう働きかけるなど、何かと縁がある。

 新共和国は動けず、救うことが出来ないネヴァロを何とかするために尽力するなど、カーソン・テヴァは良心を持った新共和国の軍人だ。ヘラとともに無許可でも救援に向かったことで、その印象はより強まっていく。
 
 「マンダロリアン」シーズン3 第5話「チャプター21:海賊」では、アデルファイ基地で「反乱者たち」に登場したゼブことガラゼブ・オレリオスと会話するシーンもあり、ゴースト・チームのメンバー2人と面識があることになる。

「マンダロリアン」シーズン3 第5話「チャプター21:海賊」のレビューやトリビアを、ネタバレありで解説します。

 演じているポール・サン・ヒョンジュ・リーは、世界的なコスチューミング団体の501軍団のカナダ部隊の隊員でもある。

フェニックス・リーダー

 カーソン・テヴァは、ヘラ・シンドゥーラをフェニックス・リーダーと呼ぶ。

 これは「反乱者たち」にて、ヘラ・シンドゥーラは反乱活動を行うジュン・サトーの指揮下にあるフェニックス中隊の隊長、フェニックス・リーダーを務めていたことから。

ブレンダン・ウェイン

 カーソン・テヴァとともに出撃したXウィングパイロットのひとり、ランダー中尉を演じているのはブレンダン・ウェイン。

 ブレンダン・ウェインは、「マンダロリアン」シーズン1、シーズン2でディン・ジャリンのボディダブルのひとりを務めていた。「スター・ウォーズ:アソーカ」では、フルフェイスのヘルメットではなく、素顔での演技を見ることが出来る。

 またブレンダン・ウェインは、西部劇の大スターであるジョン・ウェインの孫だ。

イヤな予感がする

 ゴーストをはじめとした新共和国の戦闘機が迫る中、モーガン・エルズベスの命令によってシオンの目はハイパースペースに突入。

 その影響でXウィングが制御不能となって破壊された後、ジェイセンは「I…I’ve got a bad feeling(僕…イヤな予感がする)」と、『スター・ウォーズ』映画作品に毎作登場するおなじみのセリフを発言!

 ジェダイであるケイナン・ジャラスの息子のジェイセンが言うこのセリフは、これからさらなるトラブルが起こることを感覚で察知しているのかも知れない。 

はざまの世界

 ベイラン・スコールとの戦いで崖下に落下したアソーカ・タノは、気が付くと「反乱者たち」に登場した「はざまの世界」にいた。

 はざまの世界は、ロザルのジェダイ・テンプルにあるモーティスの神々が描かれた古い壁画の裏から入れる、時空間を超えた不可思議な空間。はざまの世界では自分が選んだ過去の時や場所を見ることが出来、様々な道や入口からその時や場所での出来事に影響を与えることさえも可能だ。

 エズラ・ブリッジャーは、はざまの世界でマラコアにてアソーカ・タノとダース・ベイダーが決闘しているポータルを発見。このポータルを通じて、エズラはアソーカ・タノをその時間と空間からはざまの世界へと引っ張り出すことに成功。

 同様に、命を落としたケイナン・ジャラスを救うことを考えるも、みんなを守るために命を捧げたケイナンを連れ出せば、守ってくれたケイナンがいなくなることでゴースト・チームの面々の方が今度は命を落としてしまう。執着を捨てるようアソーカに諭され、エズラはやむを得ずこれを断念する。

 過去だけではなく、レイやフィン、ポー・ダメロンやカイロ・レンといった未来の人々の声までも聞こえてくるこのはざまの世界は、あらゆる時と場所を結びつけている。

 このような強力な力をパルパティーンが見逃すはずもなく、生けるフォースを通じて入れるというはざまの世界への侵入を画策していたがエズラとアソーカによって阻止。アソーカは本来、自分がいた時間のマラコアへと戻っていったが、その時にはダース・ベイダーはすでに去っていた。これによりアソーカはダース・ベイダーから逃れることになり、これ以降も本来の時間軸で生きて「スター・ウォーズ:アソーカ」へと至る。

 ちなみに、はざまの世界のインスピレーション源は「ナルニア国物語」の「世界と世界の間の林」からであったと、デイヴ・フィローニは「スター・ウォーズ セレブレーション シカゴ 2019」で語っている。

 エズラは、はざまの世界の入口を閉ざして誰も過去に干渉出来ないようにした。しかし、なぜシートスの崖下に落ちたアソーカがはざまの世界に再びたどり着くことが出来たのか?

 「パート4:堕ちたジェダイ」の時点では、このはざまの世界の登場は多くの謎と衝撃に満ちている。なぜならそこにいたのは…

アナキン・スカイウォーカー

 はざまの世界で目を離したアソーカ・タノの前に現れたのは、外ならぬかつての師、アナキン・スカイウォーカーだった!

 「Hello, Snips(やあ、お調子者)」と、かつてのようにアソーカに声をかけるアナキンは、『エピソード3/シスの復讐』に登場した時と同じ髪型と服装で、右目付近の傷もあり、容姿はこの頃のもののようだ。

 『エピソード6/ジェダイの帰還』のエンディングにフォースの霊体として登場した際のジェダイのローブではないことから、フォースの霊体ではなく『エピソード3/シスの復讐』の頃の時間からはざまの世界に入り込んだのだろうか。「こうも早く再会するとは」というセリフからも、アソーカと別離した直後であると思われる。

 アソーカは、アナキンを前にして何を言い、どのような行動を起こすのか?エズラに対しては執着を捨てるように諭していたが、かつてのマスターを救えるチャンスがあれば、今のアソーカはその悔いを晴らそうとするのだろうか…

 アナキン・スカイウォーカーを演じたのは、「オビ=ワン・ケノービ」に引き続いての出演となったヘイデン・クリステンセン。相変わらずの容姿で、『エピソード3/シスの復讐』のアナキンを公開から数えて18年後に演じても違和感がないのはすごい…

 エンドクレジットへと続く音楽は「帝国のマーチ」を思わせるフレーズがあり、次回への期待と不穏さをあおる…

 「スター・ウォーズ:アソーカ」はDisney+ (ディズニープラス)で配信中。

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