スピンオフ映画「スター・ウォーズ アンソロジーシリーズ」第2作目の監督に、『LEGO(R)ムービー』のフィル・ロードとクリストファー・ミラーが決定し、なんと若き日のハン・ソロを描く映画となることが発表されました!
目次
「アンソロジーシリーズ」第2作目は
ファン注目のハン・ソロ オリジン!
「スター・ウォーズ アンソロジーシリーズ」で主役になるキャラクターについては、これまでボバ・フェット、ヨーダなど様々な噂があり、同じく人気が高いハン・ソロもよく出てくる噂のひとつでしたが、本当にハン・ソロのスピンオフ映画が実現した!
「スター・ウォーズ アンソロジーシリーズ」第1作「ローグ・ワン」はデス・スター設計図を盗み出す反乱軍のストーリーであり、主演のフェリシティ・ジョーンズが演じるキャラクターもおそらく過去に登場したキャラクターではないようなので、この「アンソロジーシリーズ」第2作がこれまでの映画に登場したキャラクターを主人公にした初の『スター・ウォーズ』映画になりそうです(「エンドア/魔空の妖精」は元々TVムービーなので置いておいて)。
従来のスピンオフでのハン・ソロの生い立ちは
これまでのスピンオフ「レジェンド」でのハン・ソロは、コレリアで孤児だったところを海賊に拾われて育てられた後、帝国アカデミーに入隊。
奴隷となっていたチューバッカを助けたことで帝国軍から離れ、「命の借り」があるチューバッカを相棒に密輸屋となった、というプロフィールでした。
今回の「アンソロジーシリーズ」と同様の『エピソード4/新たなる希望』へ至るまでのハン・ソロのストーリーはスピンオフ小説などで描かれており、いわゆるハン・ソロ三部作「スター・ウォーズ 聖地の罠」、「ハットの策略」、「反乱の夜明け」は、日本でも邦訳版が発売されていたのでご存じの方も多いはず。
この「レジェンド」での設定をストーリーのベースにするのか、またはまったく新しいハン・ソロのオリジンが描かれるのでしょうか…
コミックではハン・ソロの妻を名乗るサナ・ソロが登場!
正史(カノン)のスピンオフにもヒントが?
また、映画と同じく正史(カノン)としてマーベルから展開中のコミック「Star Wars #6」では、なんとハン・ソロの妻を名乗るSana Solo(サナ・ソロ)が登場!
『エピソード4/新たなる希望』の後のストーリーですが、実は既婚の状態で『帝国の逆襲』ではレイアを口説いていたのか…はたして本当にサナはハンの妻なのか?「アンソロジーシリーズ」では、このあたりも絡めてきたりして…
サナの件はともかくとして、正史(カノン)のスピンオフにも「アンソロジーシリーズ」のハンの設定のヒントがあるのかも知れません…
若きハン・ソロは誰が演じる?注目必至のキャスティング
そして、誰もが気になるのは若きハン・ソロを演じるキャスト!
ハン・ソロといえば、もはやハリソン・フォード以外考えられないほどのハマり役ですが、『エピソード4/新たなる希望』以前を描く以上、「ヤング・インディ・ジョーンズ」のように若いキャスティングにするしかなく…
現在、ハン・ソロ役の候補と噂されている俳優は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でスター・ロード/ピーター・クイルを演じ、フィル・ロードとクリストファー・ミラーが監督した『LEGO(R)ムービー』で主人公エメットの声の出演をしたクリス・プラット、本当にすごい映画だった『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でニュークスを演じ泣ける活躍を見せたニコラス・ホルトなどの名前が挙がっています。
なかでも注目なのは、日本では10月17日(土)公開の『アデライン、100年目の恋』でハリソン・フォードが演じるキャラクターの若い頃を演じたアンソニー・イングルバー!
確かに若い頃のハリソン・フォードの雰囲気はある…
誰が若き日のハン・ソロの役を得たとしても、ファンが持つハリソン・フォードのハン・ソロ像がある中で出演するのは想像を絶するプレッシャーでしょうね…そのキャスティングに注目です。
監督はフィル・ロードとクリストファー・ミラー!
この若き日のハン・ソロを描く「スター・ウォーズ アンソロジーシリーズ」の監督を務めるフィル・ロードとクリストファー・ミラーは、『くもりときどきミートボール』シリーズ、『LEGO(R)ムービー』といったCGアニメの他、実写作品ではTVドラマを映画化したアクションコメディ『21ジャンプストリート』、その続編の「22 Jump Street」を監督。
『LEGO(R)ムービー』では『スター・ウォーズ』ネタも!
私はフィル・ロードとクリストファー・ミラーが監督した『LEGO(R)ムービー』を公開時に映画館で観賞しましたが、劇場で見て本当に良かった映画でした。
キャラクターや建物、乗り物はもちろん、爆炎や水までもレゴブロックで表現した、まさにおもちゃ箱をひっくり返したような映像は、CGアニメなのにレゴを少しずつ動かして作ったストップモーションアニメにしか見えない手作り感があって秀逸。
こうした映画の作り自体が、「誰でもアイデアさえあれば、自由に何でも創造出来る」というテーマを表しているかのようでした。
その上で、「マニュアル通りに作ることも大事。自由な人ばっかりでは、物事は進まない」ということも描いていて、凡百の映画よりも一枚も二枚も上手な構成が見事。
さらに、今では様々なキャラクター商品を発売しているレゴだから出来る、人気キャラクター夢の共演も実現しており、中には『スター・ウォーズ』キャラクターのレゴも登場!それこそ偶然にもハン・ソロも出てきている!1年後にまさかこうなろうとは…
声の吹替もC-3POはアンソニー・ダニエルズ、ランド・カルリジアンはビリー・ディー・ウィリアムズと一部は実際の『スター・ウォーズ』キャストを起用する凝りよう。
私は『LEGO(R)ムービー』が好きなので、フィル・ロードとクリストファー・ミラーが監督するハン・ソロスピンオフ映画もツボは押さえてくるだろうと大期待しています!
脚本はローレンス・カスダンと
その息子・ジョン・カスダン親子!
若き日のハン・ソロを描く「スター・ウォーズ アンソロジーシリーズ」の脚本を担当するのは、『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』と『ジェダイの帰還』、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』、そして『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の脚本のローレンス・カスダンと、その息子のジョン・カスダン!
ローレンス・カスダンは、新生『スター・ウォーズ』映画のストーリーに大きく関わるようになりますね…オリジナルトリロジーを知る者として、そのエッセンスを新作に加えて欲しいです。
そしてまさかの親子共同執筆になった息子のジョン・カスダンは、『メイズ・ランナー』のディラン・オブライエン主演作「The First Time」の監督・脚本を担当しています。
親子共同執筆としたのは、オールドファンと若年層ファンの双方が見たい映画に近付けるという狙いによるものなのかも知れません…
「アンソロジーシリーズ」第2作公開日は
2018年5月25日に決定!
この若き日のハン・ソロが主人公の「スター・ウォーズ アンソロジーシリーズ」の公開日は、2018年5月25日と正式発表。
2017年5月26日(金)に公開される「スター・ウォーズ エピソード8」に続いて、サマーシーズンでの公開となります。やはり「エピソード8」からは『スター・ウォーズ』おなじみのサマーシーズン公開になるのでしょうか…『スター・ウォーズ』には夏が似合う!
ハン・ソロスピンオフ映画は、
ジョシュ・トランク降板作品と同一作品?別作品?
「スター・ウォーズ アンソロジーシリーズ」第2作目は、当初『クロニクル』のジョシュ・トランクが監督を務めると発表されていましたが降板し、新たな監督候補が注目されていました。
ハン・ソロスピンオフ映画がジョシュ・トランクが監督するはずだった作品かと思いきや、The Hollywood Reporterは本作とは別作品であり、引き続き監督を探しているとしています。
今後の『スター・ウォーズ』
映画公開スケジュール(最新版)
最後に、更新したこれからの『スター・ウォーズ』映画公開スケジュールが以下です。
■2015年12月18日(金):『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開
■2016年12月16日(金):「アンソロジーシリーズ Rogue One」公開
■2017年5月26日(金):「スター・ウォーズ エピソード8」公開
■2018年5月25日(金):「アンソロジーシリーズ」ハン・ソロスピンオフ映画公開
■2019年:「スター・ウォーズ エピソード9」公開
『スター・ウォーズ』新作映画シリーズで、公開日が発表されていないのは『エピソード9』のみとなりました!『エピソード9』もこの分だと、5月公開か…
2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。
コメント
ハン・ソロの若い頃、いつからいつまで描くのか、
エピソード4直前までで、
エピソード4ともローグワンとも少しつながりある内容だったら、、
と、ちょっと期待しています。
>おいらさん
コメントが遅くなりまして、すみません!
そう、ハン・ソロの前日譚はどの年代から描くか気になりますよね。
幼少期からなのか…なんとなく『エピソード4』直前までは描くでしょうね。
『ローグ・ワン』となんらかのリンクがあったら
「アンソロジーシリーズ」とする意味もありますし、きれいですよね!