ハリウッド版『ゴジラ』のギャレス・エドワーズが監督する『スター・ウォーズ』スピンオフ映画第1作「ローグ・ワン(Rogue One)」についての続報が、「スター・ウォーズ セレブレーション アナハイム」で行われたトークパネルにて発表されました。
Rogue One Details Revealed at Star Wars Celebration Anaheim | StarWars.com
starwars.comには、このトークパネルの模様を収めたライブログが掲載されています。
SWCA: Conversation with Gareth Edwards Panel Liveblog | StarWars.com
スピンオフ映画シリーズの名称は、 「スター・ウォーズ アンソロジーシリーズ」に
まず、『スター・ウォーズ』スピンオフ映画シリーズは、「スター・ウォーズ アンソロジーシリーズ」という名称になり、第1作のタイトルは「スター・ウォーズ ローグ・ワン アンソロジー」であるとロゴが公開されました。
This is what the Rogue One logo looks like, giving you an idea of how the stand alone movies will be presented pic.twitter.com/JW5wl5qixZ
— Peter Sciretta (@slashfilm) 2015, 4月 19
「ローグ・ワン」は、デス・スター設計図奪取の物語! フェリシティ・ジョーンズは反乱軍兵士役
そして、「スター・ウォーズ ローグ・ワン アンソロジー」のストーリーは、デス・スター設計図を奪取するミッションのため団結した、孤高なレジスタンスの戦士達の一団を描いたものになるとのこと!
そして、主演のフェリシティ・ジョーンズは反乱軍兵士役を演じることが発表されました。
反乱軍によるデス・スター設計図の奪取は、『エピソード4/新たなる希望』のオープニングクロールにて「秘密基地から攻撃した反乱軍の宇宙船が、銀河帝国に対して最初の勝利を収めた。その戦いの最中、反乱軍のスパイがデス・スターの秘密の設計図を盗み出すことに成功した」と語られています。
デス・スター設計図奪取作戦は「レジェンズ」でも存在
「スター・ウォーズ ローグ・ワン」では、このストーリーの詳細が描かれることになりますが、既に過去に発表された、今や正史ではない「レジェンズ」となったスピンオフでは、ビデオゲーム「スター・ウォーズ ダークフォース」にて、カイル・カターンがデス・スター設計図を盗むスカイフック作戦が登場しています。
『エピソード4/新たなる希望』での反乱軍の勝利につながるデス・スター設計図の奪取は、どのように刷新されて描かれていくのでしょうか?
ストーリーについて明かされたため、当然ではありますが時代設定は『エピソード3/シスの復讐』と『エピソード4/新たなる希望』の間で、『エピソード4/新たなる希望』に近い時期とのこと。
時代設定上、「スター・ウォーズ 反乱者たち」と同じ時期であればクロスオーバーがあっても面白いですね…
コンセプトアート、フッテージ映像も上映
トークパネルでは、夜の雨の中、大型になったスノースピーダーのようなフォルムのビークルから上陸する反乱軍兵員が描かれた「スター・ウォーズ ローグ・ワン」のコンセプトアートも公開。
「スター・ウォーズ アンソロジーシリーズ」では基本的にジェダイは登場せず、フォースやライトセーバーでのヒロイックな戦いではなく、リアルな戦場が描かれることになりそうです。
そして、「スター・ウォーズ ローグ・ワン」の短いフッテージ映像も上映!
Clip was very short. Opened with Obi-Wan's "thousand generations" line as camera panned over a forest. Then DS in sky. #SWCA
— TheForce.Net (@theforcenet) 2015, 4月 19
オビ=ワンのセリフが流れる中、タイ・ファイターが森林を舞い上がる上空へとカメラがパンすると、デス・スターが空に見えるというもの。これだけでは、何とも内容がわからない…
Pablo implies that there will be no crawl at the start of the spinoff films. #SWCA
— Jedi News (@JediNewsUK) 2015, 4月 19
また、「スター・ウォーズ アンソロジーシリーズ」のオープニングにはクロールがないことが示唆されたという気になる情報も!『スター・ウォーズ』といえばオープニングクロールなので、変な感じがしますがエピソードナンバーがない番外ということであれば、まぁわかる気も…
「スター・ウォーズ ローグ・ワン」主要スタッフ
さらに、「スター・ウォーズ ローグ・ワン」の主要スタッフも発表。
■撮影監督:グレイグ・フレイザー
(『ゼロ・ダーク・サーティ』、『フォックスキャッチャー』)
■特殊効果スーパーバイザー:ネイル・コーボルド
(『ゼロ・グラビティ』、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』)
■キャスティングディレクター:ジナ・ジェイ
(『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』、『戦火の馬』)
■サウンドデザイナー:クリストファー・スカラボシオ
(『エピソード3/シスの復讐』、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』)
■共同プロダクションデザイナー:ダグ・チャン、ニール・ラモント
(『エピソード1/ファントム・メナス』、『エピソード2/クローンの攻撃』)
(『ハリー・ポッター』シリーズ、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』)
■スタント・コーディネーター:ロブ・インチ
(『ワールド・ウォーZ』、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』)
■クリーチャーエフェクトスーパーバイザー:ニール・スカンラン
(『プロメテウス』)
■共同コスチュームデザイナー:デーブ・クロスマン、グリン・ディロン
(『ハリー・ポッター』シリーズ、『プライベート・ライアン』)
(『ジュピター』)
ダグ・チャンの参加は既報の通り。
「スター・ウォーズ ローグ・ワン」はイギリスの他、世界各国で撮影され2016年12月16日(金)公開の予定。
コメント
そのような内容なるんですね。レジェンズの小説「反乱の夜明け」では、
愛しながらもハン・ソロと別れた恋人ブリア・サレンが
その設計図奪取作戦の支援部隊として帝国軍と戦い劣勢となり、
捕虜にならないため自ら死を選び、
そのことハン・ソロはエピソード4でのオビワンやルークと初めて会う直前に
ボバ・フェットから教えられるんですよね。
もちろんローグ・ワンには、このようなシーン出てこないだろうし。。。。
とても好きな小説で、
エピソード4でハン・ソロが反乱軍入りを最初拒否したの、
このことあったからだと勝手に想像し、
その拒否した際、チューバッカに真面目な沈んだような顔で、
「これでいいんだ」ってセリフがあって、
あ、これはブリアのこと想ってだ!
と勝手に1人盛り上がってたんですよ。
まぁこれも仕方ないですよね。
でもどんな映画になるのか楽しみですね
>おいらさん
コメントが遅くなり、申し訳ないです!
ハン・ソロ三部作は、「レジェンズ」とはなりましたが
再販して欲しいスピンオフのひとつですね。
もちろん、映画から逆算してスピンオフを作っているので
既存の映画に新たな意味を持たせられる点も面白いですよね。
これからは、あらかじめ新作映画と連動したスピンオフも
もっと増えてくるのではないかと思います。
そのまま出てくることは難しいかも知れませんが、
「ローグ・ワン」でも何らかこれまでのスピンオフファンが
ニヤりと出来る要素があれば良いですね!
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