TVシリーズ「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」の記念すべき第1話「待ち伏せ(Ambush)」が、カートゥーンネットワークホームページにて無料ストリーミング配信されたため、早速見ました!
銀河系は戦争によって分断された!平和な惑星は共和国か分離主義者のどちらかに付くか、侵略の脅威にさらされるかを選ばなければならない。中立の惑星の忠誠を得るべく競い合う共和国と分離主義者。
トイダリア(ワトーの種族の星)に補給基地を造るのが急務な共和国は、ジェダイマスター・ヨーダが中立の衛星ルゴサへと秘密の会合へと向かっていた・・・
しかし外交船は軌道上でドロイド軍の待ち伏せに合い、ヨーダと3人のクローン・トルーパーのみが脱出ポッドでルゴサへと到着。
一方、ヨーダと会合する予定のトイダリアの王・カチューンコに、アサージ・ヴェントレスが接触。トイダリアを守るのにふさわしいの者を選ぶべく、ヨーダと3人のトルーパーかドロイドの大軍勢のどちらか勝った方がトイダリアと同盟を結ぶことが出来るという取引をする。
敵は大勢、味方は4人。はたして、ヨーダは大軍を打ち破りトイダリアの王と民と守れるのか?
劇場版を見た時に、「このクオリティが毎週みられたらすごい!」と思いましたが、TVシリーズもホントに高いクオリティのCGアニメーション!
初回の今回はヨーダ先生が圧倒的パワーで大暴れ、ドロイド軍を粉砕する爽快なエピソード。
スーパーバトルドロイドをフォースで浮かせて味方を撃たせる!ATTなどを大量に動員した部隊も、すさまじい破壊力で壊滅!さらに、ヴェントレスのライトセーバーをフォースで止め、何もさせないまま武器を奪うという、歴然たる実力差を見せ付けます・・・お話にならないほど強い!
また、戦いを通してヨーダがトルーパーに教えを授けていくという、ヨーダの偉大な師としての側面もキチンと描写。総じてヨーダの魅力を全面に出したエピソードでした。
また、映画のオマージュともとれるシーンも多々あり。ヨーダが洞窟でトルーパーに教えを説くシーンは『帝国の逆襲』のヨーダの家でのルークとの対話に似た構図。
さらに置いてあるランタンも、ルークがダゴバで使ったものに近い!
また、ヴェントレスが逃走の時間稼ぎに岩盤を崩落させ、それをヨーダがフォースで防ぐのは見ての通り『クローンの攻撃』のラストと同じシチュエーション。
第2話の「マレボランス襲来(Rising Malevolence)」でも過去作のオマージュがあるので、シリーズ全編通してこうした見所は随所にある模様。『スター・ウォーズ』ファンはこれを探すのも「クローン・ウォーズ」の楽しみの1つにできそう!
無事に任務を達成した一行とともに、ヨーダのテーマが壮麗に鳴り響くラストでは、これからも「クローン・ウォーズ」シリーズについていきます!と思わずにはいられない!