クローン・ウォーズ第19話「ライロスの嵐(Storm Over Ryloth)」動画/レビュー

 「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」第19話「ライロスの嵐(Storm Over Ryloth)」レビューです。

 分離主義者に侵略され、封鎖下にあるライロス。分離主義者のリーダー、ワット・タンバーによる制圧は、ライロスの人々を飢えに苦しめていた。彼らの嘆願に応えた元老院議会は、ライロス解放のため共和国軍を派遣。アナキンとアソーカが率いる航空戦力によって分離主義者の艦隊の封鎖を突破し、オビ=ワンの地上軍を惑星へ降下させるのだ。

 アソーカはジェダイスターファイターに乗り込み、初めて自分の中隊であるブルー中隊を指揮することに。10機のV-19トラント・インターセプターから成る中隊だ。

 分離主義者の艦隊を率いるニモーディアンの司令官、マー・チュークは、ただちにヴャルチャードロイドで迎撃する。
 さらに、マー・チュークは奥の手を持っていた。突然、ハイパースペースから分離主義者の艦隊がさらに現れたのだ。

 ユラーレン提督は、アソーカに罠であると警告し、敵の攻撃にさらされている共和国艦隊の方に戻るよう指示するが、アソーカはまだ敵艦隊への攻撃を行えると判断。
 しかし、共和国艦隊の防衛網は破られていた。アナキンからも戻るよう指示される中、アソーカの中隊は敵軍に包囲されてしまう。友軍が撃墜され始め、アソーカも撤退することを決める。

 ヴァルチャードロイドは共和国の艦隊に体当たりの特攻を仕掛け、甚大な被害を与えた。この攻撃でアナキンとユラーレンが乗るリゾリュートのブリッジが破壊されユラーレンは重傷を負ってしまう。共和国軍は、ライロスからの撤退を余儀なくされた。

 中隊のメンバーの大多数を失い帰還したアソーカは、命令に逆らったことでアナキンに叱責を受ける。アソーカも今回の失敗に責任を感じ、落ち込んでいた。アナキンも自分の過去の過ちを教訓として、そんなアソーカを慰めるのだった。

 ライロスでは、マー・チュークがワット・タンバーに共和国を撃退したことを報告していた。だが、ワット・タンバーはジェダイを見くびらないよう警告する。マー・チュークは、敵についてさらによく知ろうとアナキン・スカイウォーカーのデータを洗い出し始めた。

 ライロスの人々に残された時間は少ない。アナキンは迅速に封鎖を突破しなければならなかった。先ほどの失敗に動揺するアソーカは、この状況でとても勝てるとは思えない。アナキンはアソーカを兵舎で休ませた。

 マー・チュークはバトルドロイドに、戦闘に備えるよう指示。アナキン・スカイウォーカーについて調べ終えたマー・チュークは、アナキンが必ず逆襲に来ると確信したのだ。

 艦内に響く警報で兵舎から飛び出したアソーカは、クローントルーパーたちが大ダメージを受けた艦船、ディフェンダーの積荷をリゾリュートへと運び出していることを知る。

 敵の司令官を排除すれば、ドロイドだけの艦隊は容易に攻略できる・・・アナキンはR2とともに、いまだに噴煙を上げるディフェンダーにたった1人で乗り込み、封鎖網へ向かう。

 アナキンの秘策は、状況を打開することが出来るのか?

 第1シーズンも残り4話となった「クローン・ウォーズ」は、19~21話までの3話をかけて、トワイレックたちが住むライロスでの激戦を描きます。

 その3部作の第1話となる「Storm Over Ryloth」は、ライロスの封鎖網を巡るエピソード。命令に応じず、自分の判断によって失敗してしまい、明るく元気なアソーカが珍しく落ち込みまくり。

 命令に逆らうジェダイといえば、これまではアナキンの代名詞のようなものでしたね。しかし過去の経験から学び、少し大人になったアナキンは自分と重なる部分をアソーカに見つけたのか彼女をフォローしつつ、さらにメチャクチャな作戦を立案・・・そんな2人の師弟関係が大きな見所です。

 また、冒頭から迫力のスペースバトルが展開!これがTVで見られるなんて、すごい時代だ・・・クライマックスではYウィングが再び登場し、大活躍!
 マー・チュークが援軍の存在を隠し、突然ハイパースペースから出してきたり、ラストのアナキンのムチャな特攻作戦など、単純な撃ち合いやドッグファイトだけでなく、艦隊戦の戦略性が楽しめます。

 戦略といえば、今回初登場のニモーディアン、マー・チュークはなかなかのキレ者で印象的。勝利に慢心せず、敵将を知り戦いを制そうとする姿勢は、グリーヴァスをはじめとした分離主義者のリーダーにはない人材かも知れません・・・

 原案では、船が破壊された時にマー・チュークも共に死ぬはずでしたが、このキャラクターを面白がったジョージ・ルーカスと「クローン・ウォーズ」のスタッフによって、ブリッジから撤退するシーンと、脱出ポッドに乗ったというセリフが加わるという人気ぶり!

 きっとこの後のシリーズでマー・チュークは再登場するはずでしょう。彼が付けているデータゴーグルは、映画『スター・ファイター』からインスパイアされたもの。

【オマージュポイント】
・ハンガーベイにて、劇場版『クローン・ウォーズ』にも登場したR2-K2の姿が見られます。

・通商連合の戦艦内の、さざ波とともに現れる円形のビュースクリーンは『ファントム・メナス』の冒頭でアミダラとヌート・ガンレイの通信が行われたものと同じ。

・共和国のスターデストロイヤーのブリッジに、バルチャードロイドが突っ込んでくるのは『ジェダイの帰還』でエグゼクターにAウィングが特攻するシーンの引用。

 次回「クローン・ウォーズ」は、「ライロスの罪なき人々(Innocents of Ryloth)」!分離主義者の強力な兵器の妨害工作のため、占領されたライロスの街に潜入したオビ=ワンとトルーパーの一隊は、人質が盾にされていることを発見する・・・

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