6月15日(土)に開催された『スター・ウォーズ』ファンによるファンのための交流イベント、第10回水分農場組合総会の模様をレポート!
2011年2月から、『スター・ウォーズ』のファンミーティングを開催してきた水分農場組合。今回で、水分農場組合総会はついに第10回目となりました。
会場は、恒例となってきた東京都 江東区砂町文化センター。当日は雨でしたが、それでも多くのファンが天候をものともせず集う1日となりました!
目次
第10回水分農場組合 記念ワッペン/カード/缶バッジ
第10回水分農場組合総会の開催記念ワッペンと入場カードは、「水分10」という文字の中にタトゥイーンの水分農場とサンドクローラー、そして二重太陽を配したデザイン!こちらのデザインは、Kento Kassaiさんによるものです。
ワッペンは来場した希望者先着200名に、入場カードは来場者の方にもれなくプレゼントされました。
また、同じデザインの缶バッジは夕方から開催された立食パーティ形式のファン交流イベント「水分補給大会2019夏」でのプレゼント抽選会に賞品を提供された方に進呈されました。
『スター・ウォーズ』ファンによるブース展示
『スター・ウォーズ』ファンの方々による、様々なジャンルの活動を紹介するブース展示が水分農場組合総会のメインイベント。一口に『スター・ウォーズ』ファンといっても、多様な楽しみ方があることを実感出来るのが水分農場組合総会です。今回も多彩なブースが出展されました。
ジェダイオーダー
ファン団体である「ジェダイオーダー」のブースでは、メンバー保有のコスチュームや小物などをところ狭しと展示!また、神戸まつりや「スター・ウォーズ セレブレーション」などでの活動の模様も紹介されていました。
実際にコスチュームを手に取ったり、着用させてもらうことも可能。例えばレイのコスチュームに実際に触れてみると、Tシャツをベースに作られており、意外と楽な着心地であることがわかりました。
また、ブースの付近には映画さながらに転がり動く実物大のBB−8が登場!
動く実物大のBB−8を撮影した動画はこちら!
これは一体、どのように動いているのか…そのリアルな動作を間近で見ることで、はじめてBB−8を見た時のような驚きを感じました!
Helmets
様々な種類のヘルメットが一堂に会した展示。一口にボバ・フェット、ストームトルーパーのヘルメットといっても多様なバリエーションが存在し、コレクションの奥深さを感じます。
ニンテンどぉ~ロクヨン 始めました。
NINTENDO64(ニンテンドー64)の『スター・ウォーズ』ゲームを実際に遊ぶことが出来るブース。
「スター・ウォーズ 帝国の影」、「スター・ウォーズ 出撃! ローグ中隊」といったタイトルは、中古市場にしか現在は流通していないので、ハードもソフトも持っていなければ貴重な機会と言えるでしょう。
NINTENDO64もレトロゲームになるんですか…?信じられない…
水分お絵描きコーナーEpⅩ
水分農場組合総会に初回から毎回出展している『スター・ウォーズ』ファンアートの展示ブースが、川浜高校美術部による「水分お絵描きコーナー」。ファンアーティストによる『スター・ウォーズ』イラストが、ずらりと展示されています。
絵のタッチも描く人によって様々で、見ているだけで面白いですね。
ブースでは作品への投票と、投票された方にはポストカードが進呈されたほか、抽選で展示作品をプレゼントする企画も行われていました。
アナスタウォーズ EP2
ANA(全日空)による『スター・ウォーズ』コラボレーション(通称アナスタ)を紹介するブース。
昨年に続いて2回目の出展となった今回は、ANA『スター・ウォーズ』グッズの数々を中心に展示。販売されたグッズが、こんなにあったとは!
また、現在では終了となってしまったSTAR WARS JETの在りし日を美しく残した写真も。
ANA『スター・ウォーズ』のモデルプレーンは滑走路にディスプレイされており、雰囲気があります!
Yuki Shibaura Papercutting Art
切り絵作家のYuki Shibauraさんの『スター・ウォーズ』作品の数々を展示。
アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、日本など各国の『スター・ウォーズ』ファンの作品を、ルーカスフィルムおよびStarWars.comが審査したコンテスト「Star Wars Fan Awards 2018」にてベスト3-D/立体的芸術賞を受賞した「切り絵: 白と黒の共闘」も、間近で見ることが出来ました!
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でのレイとカイロ・レンの共闘シーンをモチーフにした作品で、白と黒の羽根が二人をそれぞれ象徴しているかのようです。1枚の黒い紙から、こんなに繊細な切り絵が出来るとは!
「The Star Wars Show」のドロイドたちを模った「Star Wars Fan Awards 2018」のトロフィーも、受賞作品の隣で燦然と輝いています…
こちらは3Dメガネをかけると見える、ポー・ダメロンの切り絵アート。3Dメガネのフレーム外には、何も見えませんが…
3Dメガネをかけると、この通りポー・ダメロンの切り絵が見えます!紙よりもさらに難易度の高いセロハンの切り絵なので、その作業を考えると気が遠くなりそうです…
芝浦さんと切り絵アートについては、『スター・ウォーズ』公式SNS掲載の『最後のジェダイ』切り絵を作った日本人アーティスト・芝浦さんにインタビュー!のエントリーにて以前インタビューさせて頂いたことがありますので、こちらもご参照ください。
スター・ウォーズ スピンオフ広場
スター・ウォーズ銀河研究学会IIによる今回の『スター・ウォーズ』スピンオフについての展示は、スピンオフのコミックや小説をフィギュアやビークルを使って紹介するという立体的なブースとなっていました。
『スター・ウォーズ』スピンオフ各作品の紹介とともにに、そのビークルやキャラクターの立体物があることで、映画以外に広がるスピンオフの世界がよりリアルに感じられます。
また、先日カリフォルニアのディズニーランドにオープンした「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」の最新ビークルトイやフィギュアも!現時点の日本では貴重な展示が見られました。
Age of Republic ~共和国の盛衰~
Free Makersによる、レゴ『スター・ウォーズ』シリーズの展示。
テーブルを埋め尽くしているのは、クローン・トルーパーの軍勢をはじめとした2000体以上にもおよぶレゴ『スター・ウォーズ』のミニフィグ!
クローン・トルーパーらしく、ずらりと整列して並んだ様子は壮観…
イケマサのスター・ウォーズファンサイト
インパクトのあるダース・ベイダーが目印のブースでは、これまでの水分農場組合総会にて出展した際に作成したサイン入りポスターやリメイクフィギュア、監督・キャストのサインがあり、バラエティに富んだ展示となっていました!
砂ブース
サンドトルーパーユニットの砂部による、砂ブースではタトゥイーンを背景に写真が撮れるフォトスポットが多くの来場者を楽しませていました。
また、サンドトルーパーの写真などの様々な作品を展示。
S.I.T.H(シス)
S.I.T.Hという名前を見るとなんだかこわそうですが、「Star Wars Is The Hope」を略した名称のファン団体です。
こちらのブースでは、レゴ『スター・ウォーズ』のオリジナル作品や、『スター・ウォーズ』のキャラクターを猫で描いた作品などを展示。
また、『スター・ウォーズ』の予告編フィルムの配布やその映像の放映もされていました。
501st日本部隊
帝国軍キャラクターの世界的なコスチューミング団体「501st Legion」のブース。
ブースには、カイロ・レンとストームトルーパーもおり、しっかりとダークサイドを感じさせてくれます。
コスチュームに関するクイズへのチャレンジのほか、入隊説明会も開催。
『スター・ウォーズ』のパロディ映画『スペースボール』のトルーパーのヘルメットだ!
トルーパーのベルトのバックルには、スペースボールのスクルーブ大統領が模られています。『スペースボール』のコスチュームは、最近流行の兆しがあるようなのでダーク・ヘルメットも含め、今後スペースボール軍団を見たいところです!
REBEL LEGION JAPAN BASE
こちらは反乱軍・共和国キャラクターの世界的なコスチューミング団体「レベル・リージョン日本ベース」のブース。コスチュームやそのパーツ、また団体の活動の紹介などを展示されていました。
コスチュームを着用したメンバーにより、会場はにぎやかな雰囲気となっていました!
ちびっこコーナー
「ちびっこコーナー」は、ぬりえや折り紙、またその他の『スター・ウォーズ』グッズが用意され、子供たちが遊べるスペース。水分農場組合総会では恒例のブースです。
『スター・ウォーズ』ライセンシー企業ブース
スター・ウォーズ 学研ロボットプログラミング講座
学研エデュケーショナルにより、この夏開催される特別講座「スター・ウォーズ 学研ロボットプログラミング講座」のブース。
アストロメク・ドロイドを作って自走するプログラムを組んだり、ライトセーバーを作ってパソコンでトレーニングするプログラムを組むなど、『スター・ウォーズ』の世界を体験しながらプログラミングを学べる講座となっています。
「スター・ウォーズ 学研ロボットプログラミング講座」は、8月10日(土)、11日(日)に大阪、8月17日(土)、18日(日)に東京にて開催されます。
こちらは、手を近付けて作動するセンサーをフォースに見立てたプログラム。講座の開催に先行して、これらのレッスンで作れるプログラムの数々に実際に触れることが出来る、貴重な場となりました。
トーク&パフォーマンス
会場内の舞台上で行われたトーク&パフォーマンスコーナーでは、計3組のファンによるトークパネルが開催されました。
水分スタッフのセレブレーション シカゴ レポート
水分農場組合事務局スタッフの中で、4月に開催された「スター・ウォーズ セレブレーション シカゴ 2019」に参加したメンバーによるトーク。
私も登壇させて頂きまして、私からは「セレブレーション シカゴ」全体をレポート。現地の空気感も伝えられるような内容に出来ればと思いました。
そして、他のメンバーからはレベル・リージョンや501stなどのファン団体の世界中のメンバーが集まったパーティーの模様や、ファン同士で記念品を作り、それらをプレゼントしたり交換したりするSWAGの文化といった、世界のファンダムの最新トレンドが紹介され、よりディープな「セレブレーション」の模様をレポートしました。
レゴ スターウォーズを知る
free makersによる、今年で20周年を迎えたレゴ『スター・ウォーズ』についてのトーク。各時代の傾向や、代表的な商品の数々が紹介されていました。
スター・ウォーズ スピンオフトーク 第5弾
スター・ウォーズ銀河研究学会IIによる、スピンオフについてのトークはディズニーランドにオープンした「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」周辺のスピンオフ作品が、パーク内の模様とともに紹介されていました。
『スター・ウォーズ』ファンパーティー!
水分補給大会2019夏
17時で第10回水分農場組合総会が閉会した後は、同じ会場にて立食パーティ形式のファン交流イベント「水分補給大会2019夏」が開催!
毎回恒例となったプレゼント抽選会には、来場者の方々から多くの賞品が提供されました。
ファンが思い思いに『スター・ウォーズ』を楽しめる場所
早いもので、水分農場組合総会も2011年の第1回から8年が経ち、10回目を迎え、今回はひとつの節目となりました。
今年2019年は、年末の「スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー」に向けて、よりファンのボルテージが高まっていきます。
そんなファンひとりひとりが、それぞれに『スター・ウォーズ』の楽しみ方を見つけ、ともに『スター・ウォーズ』を好きだという気持ちを表して、笑顔になれる。そんな場所が、これからも続いていくことを願っています。
2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。