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「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」シーズン2 第11話「メタモルフォーゼ」レビュー/トリビアチェックポイント【ネタバレ注意】

© 2023 Lucasfilm Ltd.

 Disney+ (ディズニープラス)で配信中の「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」シーズン2 第11話「メタモルフォーゼ」レビュー/トリビアチェックポイントです。

 この記事では、「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」シーズン2 第11話「メタモルフォーゼ」のレビュー(感想・考察・批評)やトリビアの解説といった、このエピソードをより深く知るためのテキストを綴っています。

 この記事はネタバレがございますので、「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」シーズン2 第11話「メタモルフォーゼ」の本編鑑賞後にご覧ください。

 「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」シーズン2の他のチャプターのエピソード、またシーズン1のエピソードは、以下のカテゴリーからご参照ください。

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「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」シーズン2 第11話「メタモルフォーゼ」レビュー

シン・ジロ・ビースト

 「あのジロ・ビーストが最後の一匹とは思えない。もし生物兵器実験が続けて行われるとしたら、あのジロ・ビーストの同類がまた世界のどこかへ現れてくるかもしれない」

 記事の冒頭から、ジロ・ビーストのオマージュ元である『ゴジラ』のラストシーンのセリフをネタにしてしまうほど、この「バッド・バッチ」シーズン2 第11話「メタモルフォーゼ」には驚かされた!

 「クローン・ウォーズ」シーズン2 第18話「いにしえの巨獣」、第19話「コルサント炎上」に登場したジロ・ビーストが、再び登場したからだ!

 さらに、「バッド・バッチ」シーズン1 第16話「カミーノ滅亡」のナラ・セがウェイランドの帝国軍施設へと連行されたラストシーンに続くストーリーが、シーズン2 第11話にしてようやく描かれることに。

 「バッド・バッチ」シーズン1が、クローン・トルーパーから志願兵へと移行して帝国軍の強化を目指すウォー・マントル計画の進行をシーズンを通して描いていたことに対して、これまでの「バッド・バッチ」シーズン2では、第7話「クローン謀議」と第8話「真実と結末」でストームトルーパーへと成り代わる経緯が語られる程度で、帝国軍の陰謀には迫っていなかった。

 シーズン2も後半を過ぎ、いよいよシーズン1から引っ張ってきた謎の核心に近付いていくというわけだ。シーズン1 第16話「カミーノ滅亡」のラストからは、帝国のビッグプロジェクトにナラ・セのクローン技術が活かしたいという目的が見える。ナラ・セと顔見知りであるドクター・ヘムロックは何者なのか?そして、ナラ・セのクローン技術を用いて帝国のために何をするつもりなのか?

 漂流する破壊された帝国の宇宙船内では、クローン・コマンドーがたったひとりで何者かと戦っていたが、ついに襲われてしまう。宇宙では、その悲鳴を聞く者はいない。

 ウェイランドのタンティスにある帝国軍施設には、ドクター・ヘムロックが到着。囚われているナラ・セを脅しながら協力を仰ぐも、カミーノを破壊した帝国のために働く気はなかった。

 そんな時、部下からトランスポート904と連絡が取れなくなったと知らされる。また、ティポカ・シティ壊滅前に脱出したカミーノアンとして、ラマ・スーをコルサントからウェイランドへ連れて来るようヘムロックは命じる。

 マローダーでは、バッド・バッチの面々がイプシウム鉱山の一件で助けてくれなかったシドを責めていたが、シドは気にせず墜落した宇宙船の積み荷の回収の仕事を持ち掛ける。

 テクは、シドにクローン・トルーパーであることを知られている以上、円満に手を切るためこれを最後の任務として完了すべきだと主張。ハンターも、座標しか送らないシドに不信感を募らせているようだ。

 墜落した宇宙船にたどり着き、誰もいない船内を探索するバッド・バッチ。クローン技術のためのカミーノの医療機器があるものの、オメガによるとティポカ・シティで見た設定とは異なっているという。

 動力源を復旧し、ブリッジのログを調べようとしていたテクは、危険とつぶやきながら動力を停止したAZシリーズ外科補助ドロイドを発見する。

 一方のハンター、レッカー、オメガは暗闇の中でクリーチャーと対峙。どうやらこの研究用宇宙船から逃げ出した生物のようだが、ブラスターで撃っても効いていない。

 復旧させた動力源からエネルギーを吸収しているクリーチャーを見たテクは、動力源をブラスターで射撃して爆破。しかし、クリーチャーはこれに乗じて宇宙船外の村の方へ逃げ出してしまった。

 テクとオメガは、宇宙船内のラボの情報から生物の種類と倒し方を調べ、ハンターとレッカーはマローダーでクリーチャーを捜索。

 テクの調査により、クリーチャーの遺伝物質はアーマープレートの設計に使われていたことが判明。さらに、エネルギーをエサにして急激に成長するこのクリーチャーは、クローン戦争中にコルサントで暴れたものと同じ種族、つまりジロ・ビーストであることがわかる。

 テクは急激に巨大化してしまうため、パワーグリッドに近付けないようにハンターへ告げるが、すでにエネルギーを吸収していたジロ・ビーストは巨大な姿へと変貌していた…

密室クリーチャーホラーから、怪獣映画へと変貌!

 前半は、暗い宇宙船内が舞台の『エイリアン』のような密室クリーチャーホラーといったテイストで、不気味な機器や粘液、物陰越しから捉えたアングルもホラー調だ。

 後半は、「クローン・ウォーズ」シーズン2 第18話「いにしえの巨獣」、第19話「コルサント炎上」と同様に、怪獣映画に変貌!

 エピソードタイトルの「メタモルフォーゼ」(ドイツ語で変化、変身)は、ジロビーストの急成長による変貌を指しつつ、これによりジャンルが変わることも指しているかのようだ。

 帝国の科学調査輸送船からジロ・ビーストに向けて放たれたレーザーは、デス・スターのスーパーレーザーと同様に複数のレーザーを集中させている形式でありつつ、その使用方法から「クローン・ウォーズ」と同様に、東宝特撮怪獣映画のメーサー砲をも連想させられる!

 結局は、帝国の調査輸送船が連れ戻す形となったジロ・ビースト。パルパティーン最高議長の兵器化の指令が、まだ生きていたとは…

 さらに、カミーノを壊滅させた目的はクローン技術の帝国による独占のためだったことも、バッド・バッチやエコー、レックスの知るところとなった。

 カギを握るのは、帝国の手中にあるナラ・セ。ナラ・セを動かすために、ラマ・スーの助言によって再びオメガは狙われることになるだろう。また、バッド・バッチのシドへの不信感も高まってきた。シーズン2後半では、帝国の陰謀とともにバッド・バッチの周囲もさらに変化することになりそうだ。

 「バッド・バッチ」シーズン2 第11話「メタモルフォーゼ」の配信開始日は、「マンダロリアン」シーズン3 第1話である「チャプター17:背教者」と同日。

 2023年3月は毎週水曜日に、2つのシリーズから新作『スター・ウォーズ』が配信される未だかつてない月となるが、「バッド・バッチ」も「マンダロリアン」に負けず劣らずであると、その存在感を発揮するエピソードだったと言える。

「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」シーズン2 第11話「メタモルフォーゼ」トリビアチェックポイント

ジロ・ビースト

 ジロ・ビーストは、「クローン・ウォーズ」シーズン2 第18話「いにしえの巨獣」、第19話「コルサント炎上」に登場したマラステアの巨大生物。

 マラステアに住むダグは古代からジロ・ビーストと戦っており、最後の1匹を除いて絶滅させたと思われていた。しかし、その最後の1匹がクローン戦争中に共和国と独立星系連合がマラステアで戦闘を繰り広げたことによって呼び覚まされた。

 ジロ・ビーストの捕獲に成功した共和国軍は、ライトセーバーにも耐えるジロ・ビーストの表皮をクローン・トルーパーの新しいアーマーに活用することが出来ないかと考えたパルパティーン最高議長の命によってコルサントに移送。

 しかし、案の定ジロ・ビーストは拘束を解いて首都惑星で大暴れ。最終的に毒ガス攻撃によって命を絶たれた。

スコーチ

スター・ウォーズ レーサー アンド コマンド コンボ - Switch

 ジロ・ビーストを目撃した人々を捕え、ウェイランドのタンティスの帝国軍施設ではドクター・ヘムロックに付き従っている、黄色のラインが入ったアーマーを着たクローン・コマンドーはスコーチだ。

 スコーチは、2005年のクローン・コマンドーが主人公のゲーム「スター・ウォーズ リパブリックコマンド」に登場。

 このゲームは今やレジェンズ作品となっているが、「クローン・ウォーズ」シーズン3 第14話「灰色の魔女」にリパブリックコマンドの面々とともに登場しているため、正史(カノン)にも存在。

 「バッド・バッチ」第14話「ウォー・マントル」に続いて、再登場することになった。

 「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」はDisney+ (ディズニープラス)で配信中。

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