アニメ「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」ファイナル・シーズンが、2月21日からウォルト・ディズニー独自の動画ストリーミングサービスであるDisney +(ディズニープラス)にて配信されています。
「クローン・ウォーズ ファイナル・シーズン」配信中!
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「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」は、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』にて勃発し、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』で終結した、クローン戦争を描いた3DCGアニメーションシリーズ。
2008年に映画版が公開、そしてテレビシリーズの放映が開始されましたが、ルーカスフィルムがディズニー傘下となった後の2013年にシリーズの終了が発表され、2014年に放送の「フィフス・シーズン」にて終了。
その後、シリーズ終了決定時点で完成していたシーズン6にあたる未公開エピソードが、「ザ・ロスト・ミッション」として公開されていました。
しかし、2018年に開催された「サンディエゴ・コミコン2018」で完全新作エピソード12話の制作が発表!新作エピソードには、「クローン・ウォーズ」の終了が決定する前にシーズン7として作られており、CGが未完成な状態で発表されていたエピソードが完成版として登場することもあり、完結編が心待ちにされていました。
総監督は、もちろんデイヴ・フィローニが続投。同じくデイヴ・フィローニが製作総指揮を務めた「スター・ウォーズ 反乱者たち」、「マンダロリアン」とも繋がりのあるストーリーに期待したいところです!
6年の時を経て再開!予告編の内容は
2020年2月13日に公開された予告編(トレイラー)では、もともとシーズン7の初回に公開される予定で作成され、未完成エピソードとして2015年4月29日にStarWars.comで公開された「ザ・バッド・バッチ(The Bad Batch)」を元にしたシーンが多く見受けられ、第1話のタイトルも「The Bad Batch」となっています。
「The Bad Batch」は、アナキン・スカイウォーカーの盟友であるクローン・トルーパーのキャプテン・レックスが、「クローン・フォース99」と呼ばれるクローン・トルーパーの部隊と共に、分離主義者の拠点に潜入する…というストーリー。
見所は、カミーノで技術の粋を集めて「生産」されたクローン・トルーパーたちの中でも異端な「バッド・バッチ」と呼ばれるエリート・クローン・コマンドー部隊「クローン・フォース99」。
予告編においても、1人1人異なるアーマーペイントや、「これは潜入作戦だ」と言われながらもブラスターを景気よくぶっ放すなど、個性を獲得したクローン・トルーパーの中でも際立つ異端者揃い。バッド・バッチのメンバーは、突然変異によって優れた特質を持っているのです。
コマンダー・コーディやキャプテン・レックスとはまた違う「個性ある」クローン・トルーパーの活躍が伺える予告編となっています。
また、2020年1月22日に公開されたトレイラーでは、アナキン・スカイウォーカーやオビ=ワン・ケノービ、ヨーダやパドメ・アミダラといったお馴染みのキャラクターが勢ぞろい。
『エピソード1/ファントム・メナス』で初登場し、「クローン・ウォーズ」で復活して以降、「反乱者たち」、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』といった様々なシリーズ各作に登場するようになったダース・モールが、「クローン・ウォーズ」に再登場。アソーカ・タノと対峙するシーンなど、これまでの「クローン・ウォーズ」の締めくくり、そして他シリーズへのブリッジを予感させるカットも見受けられます。
パドメのお腹が大きくなっているシーンもあり、この最終シーズンでは『エピソード2/クローンの攻撃』と『エピソード3/シスの復讐』の間だけでなく、『エピソード3』の時間軸での出来事も描かれる模様。
映画シリーズの補完としても、必見のシリーズとなりそうです。
デイヴ・フィローニ総監督続投!ついにマンダロア包囲戦が描かれる
前述のように、「クローン・ウォーズ」ファイナル・シーズンの総監督はデイヴ・フィローニがこれまでのシリーズと同様に続投。
「クローン・ウォーズ」ファイナル・シーズンの一つの大きな山場として、もともと「クローン・ウォーズ」が打ち切られてしまう前にシリーズの締めくくりとして構想されていたマンダロア包囲戦が描かれることが挙げられます。
ジェダイ・オーダーを離れたアソーカ・タノが、再び共和国軍とともに戦うことが語られていましたが「クローン・ウォーズ」の打ち切りによって実現はしませんでした。
しかし、「反乱者たち」でもマンダロア包囲戦は言及されるなど、劇中ではあったこととして触れられたことで、ますます幻の戦いとなっていったのです。
そして、2019年4月に開催された「スター・ウォーズ セレブレーション・シカゴ 2019」にて、「クローン・ウォーズ」ファイナル・シーズンにてマンダロア包囲戦が描かれることが発表され、デイヴ・フィローニにとってもマンダロア包囲戦を描き切ることはとても特別で重要なこと、と意欲を表明していた題材だけに「クローン・ウォーズ」ファイナル・シーズンは期待作なのです。
私も、「セレブレーション・シカゴ 2019」の「クローン・ウォーズ」パネルの会場にいたのですが、海外のファンの「クローン・ウォーズ」への熱狂ぶりが印象的でした…
日本でも全国をカバーしているNHKで放送されていたのは大きかったですが、それもシーズン3まで。アメリカでは、ファンにとって「クローン・ウォーズ」は非常に身近な作品であるということを感じました。
同じくデイヴ・フィローニが携わり、マンダロリアンを描いている「反乱者たち」、「マンダロリアン」とのミッシング・リンクのようなマンダロア包囲戦は、ついにパズルのピースがはまるような感じになるのかも知れません…
そのほか、予告編では「反乱者たち」に登場したケイナン・ジャラスことケイレブ・デュームとそのマスター、デパ・ビラバが一緒に会議に参加しているカットも確認でき、本編でもこうした小ネタやイースターエッグが含まれていそうですね。
「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」ファイナル・シーズンは全12話で、現在3話までDisney+で独占配信中。
Twitterで「クローン・ウォーズ」絵文字登場
また、「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」ファイナル・シーズンの配信を記念して、Twitterでは「クローン・ウォーズ」にちなんだハッシュタグを記入するとキャラクターの絵文字が登場するようになっています。
#TheCloneWars isn’t the only hashtag with a light (or dark) side…#Ahsoka#Anakin#BoKatan#CaptainRex#MaceWindu#Maul#ObiWan#Padme#Yoda#332nd
Oh, and there might just be one more emoji to uncover… Has anyone found it?
— Disney+ (@disneyplus) February 22, 2020
うかつにこれらのハッシュタグを巡ると、本編の内容に触れた投稿にも当たりそうですが…『スカイウォーカーの夜明け』に続き、『スター・ウォーズ』SNS絵文字はまだ続きそうです。
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2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。