1月18日(土)に開催された、水分農場組合のイベント「水分補給大会 2020 新春」の模様をレポート!
『スター・ウォーズ』ファンによる、ファンのためのイベントを開催している水分農場組合。その名前の由来は、ルーク・スカイウォーカーが育ったラーズ家の水分農場から、『スター・ウォーズ』談義で潤い(水分)を補給するという思いが込められています。
『スカイウォーカーの夜明け』公開後のタイミングでの開催ということで、あのラーズ家の水分農場も再び注目を集めている中、開催された「水分補給大会 2020 新春」。
集結したファンの方々が、イベント開始前に『スカイウォーカーの夜明け』の鑑賞回数を挙手で答えたところ、未見の方は1人もいないのは当然として、中にはこの日の時点で16回も鑑賞済みという猛者までいました!
そんなアツいファンが集まって開催された今回の「水分補給大会 2020 新春」は、立食パーティー形式で行われる『スター・ウォーズ』ファン交流イベントで、江東区森下文化センター 4F第1レクホールにて行われました。
目次
オリジナルリストバンド&缶バッジ
「水分補給大会 2020 新春」の来場者には、入場パス兼参加記念品として水分農場組合オリジナルリストバンドが手渡されました。
また、プレゼント抽選会に景品を提供された方には、その勇気を讃えるメダルデザインの水分農場組合缶バッジがプレゼントされました。
さらに、来場者には亀田の柿の種『スター・ウォーズ』デザインパッケージもプレゼント!
ベルメゾン(千趣会)商品展示ブース
「水分補給大会 2020 新春」では、『スター・ウォーズ』グッズを販売している企業より、ベルメゾンの千趣会がブース出展を行ないました。
ブースでは、タトゥイーン、ナブー、ホス、コルサントの各惑星のモチーフやオーラベッシュが書かれた「惑星トラベラーシリーズ」を展示。
東京コミコン2019に続き、触れる機会の少ない通販商品を間近で見ることが出来るチャンスとなりました。そのほか、『スター・ウォーズ』商品についてのアンケートも行われ、ファンの声を直接伝えることも出来ました。
「惑星トラベラーシリーズ」に続き、集まったファンの声から今後発売される商品が登場するかも知れません…
天神英貴さんトークショー
ステージでは、バンダイ『スター・ウォーズ』プラモデルのボックスアートイラストを描かれた、イラストレーターの天神英貴さんのトークショーが行われました。
天神英貴さんは、イラストレーター業を中心に、デザイナー、イメージボードアーティストとして活動されており、『スター・ウォーズ』以外のプラモデルでは「マクロス」シリーズ、「ガンダム」シリーズのボックスアートを描かれています。
また、同じく「マクロス」シリーズなどのメカニックアートやメカニカルデザインなど、数々のアニメ作品にも携わられている上に、ナレーターや声優としてもご活躍されており「スター・ウォーズ 反乱者たち」ではエズラたちを助けてくれるロザルの元総督、ライダー・アザディの声も担当されているという、マルチな分野で活動されていらっしゃいます。
トークショーでは、スクリーンにバンダイ『スター・ウォーズ』プラモデルのボックスアートを投影しながら、描かれた天神さんご自身のお話を伺うことが出来ました。
もともと大の『スター・ウォーズ』のファンであり、帝国軍キャラクターの世界的なコスチューミング団体である501部隊にも入隊されている天神さん。カイロ・レンやストームトルーパーといったキャラクターのイラストには、コスチュームにも造詣が深いご自身の経験が活かされているというお話は、天神さんだからこそこれらのボックスアートが描けたのだと実感させられます。
また、新作映画の新商品については限られた情報で描くしかなく、その活躍を見られるのは一般の観客と同じく、映画公開初日であるという驚きのお話まで!映画公開初日に本編を見た時に、ボックスアートで描いたシーンが当たっているかどうかがわかるそうです…
さらに、「スター・ウォーズ 反乱者たち」出演の際のエピソードまで披露頂いたほか、その他の数多くの貴重な裏話も伺え、聞いた方はメモリーワイプ必至のトークショーとなりました!
4月22日(水) には、そんなバンダイ『スター・ウォーズ』プラモデルシリーズに描かれたボックスアートをまとめたイラスト集「スター・ウォーズ 天神英貴 ボックスアート・コレクション」が光文社より発売されます。
この書籍には、『エピソード1/ファントム・メナス』から『スカイウォーカーの夜明け』までのスカイウォーカー・サーガ9作品と、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のプラモデルの箱絵を60点以上収録!
実際のプラモデルのパッケージには、『スター・ウォーズ』商品のレギュレーションの都合によりボックスアートの周囲が黒く塗られているのですが、この書籍では描かれたイラストのすべてが収められているので、完全な作品を見ることが出来ます。
さらに、天神さんによる各作品へのコメントやBANDAI SPIRITS開発スタッフとの制作秘話対談も収録。天神英貴さんによるバンダイ『スター・ウォーズ』ボックスアートの魅力が収められた一冊になりそうで、春の刊行が楽しみです!
「ファナティックフォース★1978」トーク&ショート版上映
『スター・ウォーズ』グッズの日本人コレクターが持つコレクションの数々を収めたドキュメンタリー映像作品「ファナティックフォース★1978」を制作された上田悠詞さんによるトークと、その短縮版の上映も行われました。
「ファナティックフォース★1978」は私も全編を鑑賞させて頂いたのですが、主に日本のヴィンテージ『スター・ウォーズ』グッズを集めるコレクターの方々のコレクションルームが映し出され、所有するグッズが次々と登場するという、あたかもコレクターのお部屋にお邪魔したかのような感覚になる作品です!
1978年の『スター・ウォーズ』日本公開当時のノベルティや、オールドケナーのフィギュア、「スター・ツアーズ」、ツムラインパルス、パチモノ、さらにはあのメルセデス・ベンツの『スター・ウォーズ』特別仕様車を所有するコレクターまでも登場するなど、登場するグッズの数と種類は圧巻です…
水分農場組合総会の模様も紹介されるなど、多くの時間をかけて制作された本作は、これらのグッズを映像という形で残していきたいと思ったことが作るきっかけになったそうです。なかなか見ることが出来ないグッズをこうした形で残して頂くことは、意義深いですね。
「ファナティックフォース★1978」の全編は、vimeoにてレンタル/購入することが出来ます。
プレゼント抽選会
水分補給大会で恒例となっている『スター・ウォーズ』グッズプレゼント抽選会も開催されました。
賞品は来場者の方々が持ち寄るという仕組みとなっており、さながらプレゼント交換会のようなもの。来場者の協力によって成り立つという、まさに「ファンによる、ファンのためのイベント」を表したような抽選会です。
ベルメゾンからは、R2-D2がデザインされた踊るように掃除をしてくれるロボットクリーナー「スター・ウォーズ」が賞品として提供され、場内を大いに沸かせました!
次回「第11回水分農場組合総会」、6月に開催決定!
イベントの最後には、「第11回水分農場組合総会」が2020年6月13日(土)に江東区砂町文化センターにて開催されることが発表されました!
スカイウォーカー・サーガは終わっても、『スター・ウォーズ』は終わりません。実写映画の公開本数と同じ11回目の開催となる今年の水分農場組合総会でも、『スター・ウォーズ』ファンの交流は続いていくことでしょう。
2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。