「Star Wars: The Rise of Skywalker(スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー)」の邦題が、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』と発表されました!
スカイウォーカー家を描く「スター・ウォーズ」完結編、
ついに、邦題決定!『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』
壮大なるフィナーレに向けて、カウントダウンは始まった。
12月20日(金)日米同時公開https://t.co/y55bh68WdF #SWスカイウォーカーの夜明け pic.twitter.com/00tzgBfmeU— スター・ウォーズ公式 (@starwarsjapan) June 23, 2019
『スター・ウォーズ』サーガにおいて「エピソード9」にあたる本作の邦題は、本日6月24日(月)0時に『スター・ウォーズ』日本公式Twitterアカウントにて発表。
『スター・ウォーズ』日本公開41周年記念日に邦題発表!
41年前の本日1978年6月24日は『スター・ウォーズ』(後の『エピソード4/新たなる希望』)が日本で先行上映された日。
つまり、日本の映画館で初公開・初上陸した、『スター・ウォーズ』日本公開41周年のアニバーサリーに、スカイウォーカー・サーガ最終章となる「エピソード9」の邦題が『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』であると発表されたのです!
明日は6月24日。
41年前 ― その伝説は、始まった。日本で初めて「スター・ウォーズ」が先行上映で公開された日。
この記念すべき日に、最新作の<新情報>解禁予定。#スターウォーズ pic.twitter.com/DDdnQA57Vb
— スター・ウォーズ公式 (@starwarsjapan) June 23, 2019
前日の6月23日(日)18時には、明日が日本公開41周年の日であるとともに最新作の新情報解禁を知らせるツイートが『スター・ウォーズ』日本公式Twitterアカウントから出しており、これが邦題発表のティーザーとなっていたというわけです。
「Rise」が『夜明け』に!これが意味するものは
「スター・ウォーズ エピソード9」のサブタイトルが発表されたのは、「スター・ウォーズ セレブレーション シカゴ 2019」のトークパネルが開催された現地時間4月12日(金)のこと。
原題の「Star Wars: The Rise of Skywalker」が発表されてから、日本語版タイトルが公開されるまで約2か月半が経つことになりました。
スカイウォーカー・サーガにおいて、そのサブタイトルは映画の内容を表しているため、その発表は大きな関心事。そして日本のファンにとっては、その日本語タイトルも同様です。
『フォースの覚醒』以降のサブタイトル原題の発表から邦題の発表までの間隔を振り返ってみると、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は約2か月(2014年11月7日~2015年1月1日)、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、原題発表から1週間程度(2017年1月23日~2月3日)で邦題が発表されました。
『フォースの覚醒』は、『スター・ウォーズ』イヤーと位置付けた2015年の元旦に合わせたことで原題の期間が空いたと思われますが、比較すると『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が発表されるまでの約2か月半という期間は、やはり長く感じます。
これはやはり、「The Rise of Skywalker」という原題の中の「Rise」が、日本語に訳すと様々な意味合いを持つかも知れない言葉であるため、本編の全貌がわからない中で意味を断定してしまうと、映画の内容と大きくずれる可能性があるため、慎重にならざるを得なかったためでしょう。
「Rise」という言葉には、「昇る」「上昇」、「台頭」、「起源」、「はじまり」、「(〜に反抗して)立ち上がる、蜂起する」、「よみがえる(復活)」、「繁栄」と、「エピソード9 」に関係しそうなものだけでも様々な意味があります。
実際に、4月12日の「スター・ウォーズ セレブレーション」で「エピソード9 」のサブタイトルが発表されたトークパネルの直後、シカゴの会場では日本人同士で興奮冷めやらぬ中、その邦題はどうあるべきか、実に悩ましい…と話し合っていました。
『ジェダイの帰還』というサブタイトルが、「アナキン・スカイウォーカーのライトサイドへの帰還」、「ルーク・スカイウォーカーがジェダイとなることで、銀河に再びジェダイが帰ってくること」、「ルークの生還」といった様々な意味を持っていたり、『ファントム・メナス』に「影で銀河を操るダース・シディアス」や、「後にダース・ベイダーとなる少年アナキン」、「ダース・シディアス=パルパティーンが銀河支配に一歩進めたこと」といった様々な意味を持っているように、上記の「Rise」が持つ意味も、おそらくひとつではなく様々な意味を持つのではないでしょうか。
今回の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』という邦題は、太陽が地平線から昇るようなイメージの「Rise」から、『夜明け』という連想となったものと思われます。
意味合いとしては『最後のジェダイ』でルークが逝去し、残されたスカイウォーカー家はレイアとカイロ・レン(ベン・ソロ)だけであり、レジスタンスの生き残りは数少なく、銀河を闇が覆う状態となった中で、「エピソード9 」ではその「夜明け」が描かれるということが想像されますが、はたして…
12月20日、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』という邦題に納得!となるか否かは、その公開の際にわかることでしょう!
追記:朝日新聞に『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』全面広告
6月24日(月)の朝日新聞に『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の全面広告が掲載されました。
新聞広告で日本語サブタイトル決定を発表するのは、2015年1月1日に新聞広告を出した『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の時を思い起こさせます。
ところで…『夜明け』だから朝日新聞⁈
また、「スター・ウォーズ アイデンティティーズ:ザ・エキシビジョン」の全面広告も掲載。『スター・ウォーズ』史上最大規模、日本国内最後の展覧会であることを大きく謳っています。
2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。