「ザ・マンダロリアン」第2弾予告編&キャラクターポスター公開!スーパー・バトル・ドロイドなどの姿も

マンダロリアン
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 ディズニー独自の動画配信サービスであるDisney +(ディズニープラス)から配信される『スター・ウォーズ』初の実写ドラマシリーズ「ザ・マンダロリアン」の第2弾予告編(トレーラー)と、キャラクターポスターが公開されました!

 「ザ・マンダロリアン」の第2弾予告編は、第1弾予告編や、2019年4月の「スター・ウォーズ セレブレーション シカゴ 2019」で上映されたメイキングフッテージ、本編フッテージ、予告編に含まれていたショットを多く含みながらも、初めて公開されたカットも多々あり、シリーズのイメージがより感じられるものになっています。

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「ザ・マンダロリアン」第2弾予告編

 「革命以降、より平和になった世界。民がより苦しむようになったのは恥ずべきだ」

 こうしたモノローグから、「ザ・マンダロリアン」の第2弾予告編は始まります。写されているカットは、第1弾予告編と同じく串刺しとなったストームトルーパーのヘルメット。

 帝国軍が敗戦して新共和国が樹立されたものの、圧政を敷いていた政府が崩壊したことで混乱を極める銀河という、『ジェダイの帰還』の5年後となる「ザ・マンダロリアン」の時代背景が1ショットで表されています。

多数のカーボナイトブロック

 「だが、賞金稼ぎは複雑な稼業だ」

 バウンティハンターに捕らえられたと思われる人物のカーボナイトブロック。第1弾予告編でも登場したカットですが、第2弾予告編では「ザ・マンダロリアン」に新登場の宇宙船「レイザークレスト」から複数のカーボナイトフリーズされたブロックが運び出されています。

 その様子は、『帝国の逆襲』でスレーブⅠにハン・ソロを運び込むボバ・フェットを思い起こさせます。

 『帝国の逆襲』でハン・ソロがカーボナイトフリーズされたのは、生け捕りにしたいルークの前にテストするということでしたが、実用性が確認出来たので『ジェダイの帰還』の5年後のこの時代には賞金稼ぎの間ではメジャーな手段になっているのか…

 そんな背景はまだわかりませんが、少なくとも主人公のマンダロリアンは好んで使用する方法であるようです。「ザ・マンダロリアン」では、様々なキャラクターのカーボナイトフリーズブロックが見られそうです…

 「レイザークレスト」は今回の第2弾予告編で新たな飛行シーンも登場し、「スター・ウォーズ セレブレーション シカゴ 2019」でのトークパネルにて明かされたメイキングの過程(CGモデルから3Dプリンターでミニチュアを制作し、モーションコントロールカメラで撮影)を見ていると、伝統と最新技術の融合の結果を感じられ心動かされます…

「ザ・マンダロリアン」トークパネル現地レポート!会場だけで公開されたフッテージで、何を見たのか教えます【セレブレーション2019】
「スター・ウォーズ セレブレーション シカゴ 2019」で行われた、「ザ・マンダロリアン」トークパネルの模様をレポート!一足先に見た「ザ・マンダロリアン」の本編フッテージや予告編の内容を明かします。

おなじみのエイリアンだけではなく、新たなクリーチャーも

 マンダロリアンと2人のトランドーシャンの格闘戦の様子も。トランドーシャンといえばボスクですが、ボバ・フェットのようなヘルメットの戦士とトランドーシャンが戦っているところを見れば、どうしてもこの2人を連想してしまいます。

 カンティーナの入口でマンダロリアンが足を引っ掛けているのはクオレン。この前後のシーンは、これまで公開された映像にも登場していました。ほかのカンティーナのカットでは装甲服を着た女戦士などもおり、シーンの隅々まで魅力的なキャラクターを配した『スター・ウォーズ』らしさが本作でも感じられそうです。

 さらに、大きな角が生えた新たなクリーチャーが主人公のマンダロリアンを引っ張るカットも。マンダロリアンの装甲服と並ぶと『エピソード2/クローンの攻撃』に登場したリークが彷彿されますが、リークにある頬からの2本の角がないのでリークではありません。

スーパー・バトル・ドロイドなど独立星系連合の兵器が登場!

 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でのジェダでの戦いのように市街戦のシーンもあるようですが、このカットの後方にはなんとスーパー・バトル・ドロイドの姿が!

 クローン戦争の終結から28年ほどが経っていますが、まだ動くスーパー・バトル・ドロイドがいるのか!

 さらに、上空にはドロイド・ガンシップらしき機影も見え、独立星系連合が使用していた兵器が現役のようです…一体、操っているのは何者なのか?

 ちなみに、このカットで戦闘から逃げまどう人たちは「スター・ウォーズ ホリデー・スペシャル」にてキャッシークの「生命の日」に着る赤いローブに似た衣装を着ています。

 主人公のマンダロリアンは、「スター・ウォーズ ホリデー・スペシャル」のアニメパートでボバ・フェットが使用していた武器を用いていますし、製作総指揮のジョン・ファヴローは、新たな「ホリデー・スペシャル」の制作に興味を示していると聞きますが、まさかね…

おなじみの要素を盛り込みながら語られる新たなストーリー

 第2弾予告編までを見ると、「ザ・マンダロリアン」は『スター・ウォーズ』が持つ様々な魅力の中から、ならず者が繰り広げる西部劇のようなエッセンスにフォーカスし、これまでのシリーズからのおなじみの要素を盛り込みながら、よりダイナミックに新たなストーリーを語っていくシリーズであることが感じられます。

 マンダロリアンとカーラ・デューンが拳をぶつけ合うカットからは絆が感じられますし、マンダロリアンのヘルメットに手をかける女性のカットもあり、「ザ・マンダロリアン」のシリーズ全体でのドラマも気になるところ。おそらく、名前も明かされていない主人公のマンダロリアンの正体がシリーズの中で重要になるのではないでしょうか…

 「ザ・マンダロリアン」本編フッテージの内容や、第1弾予告編と本作の撮影に使用されたスピーダーバイクのプロップについては、以下のエントリーをご覧ください。

「ザ・マンダロリアン」トークパネル現地レポート!会場だけで公開されたフッテージで、何を見たのか教えます【セレブレーション2019】
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 また、「ザ・マンダロリアン」に出演するペドロ・パスカル、ジーナ・カラーノ、カール・ウェザースが第2弾予告編を見たリアクション動画も!

「ザ・マンダロリアン」キャラクターポスター公開

 合わせて、「ザ・マンダロリアン」のキャラクターポスター5点も公開。映画ではないので、ここまでキャラクターポスターを作らなくても良い気がしますが、こうして作ってしまうところが素晴らしい!

https://www.starwars.com/news/the-mandalorian-character-posters

 「ザ・マンダロリアン」のキャラクターポスターは、主人公のマンダロリアン、カーラ・デューン、グリーフ・カーガ、IG-11、そしてこのポスターの発表にてキャラクター名が判明したアグノートのクイール(Kuiil)。ひげが白くなっているので、年を取ったアグノートなのでしょうか。

 マンダロリアンの装甲服は、カットによって異なるのでシリーズ中で強化・改装されていくのかも知れません。

 「ザ・マンダロリアン」シーズン1は全8話で、アメリカのディズニープラスでの配信日は以下の通りです。

  • #101- 11月12日
  • #102- 11月15日
  • #103- 11月22日
  • #104- 11月29日
  • #105- 12月6日
  • #106- 12月13日
  • #107- 12月18日
  • #108– 12月27日

 だいたい1週間間隔で次のエピソードが配信され、なんと2019年内にはシーズン1最終回までいってしまうという!

 11月12日から配信されるアメリカやオランダのファンは、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の公開もあるのに、この年末は頭の中が大パニックになりそうですね…

 イギリスやフランス、スペインといった世界のほかの国々は、2020年以降の配信となっているので『スカイウォーカーの夜明け』が落ち着いてから見られそうです。

summer2005

2005年より「スター・ウォーズ ウェブログ」を運営。「『スター・ウォーズ』究極のカルトクイズ Wikia Qwizards<ウィキア・クイザード>」世界大会優勝者。ディズニープラス公式アプリ「Disney DX」のオリジナル動画や記事など、様々な出演/執筆も行っています。2010年、『ファンボーイズ』日本公開を目指す会を主宰しました。

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