「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」第15話「カミーノへの帰還」エピソードガイド【ネタバレ注意】



スター・ウォーズ:バッド・バッチ

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 Disney+ (ディズニープラス)で配信中の「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」第15話「カミーノへの帰還」のエピソードガイドです。

 このエピソードガイドは、「カミーノへの帰還」のストーリー、レビュー(感想・考察)、隠れ要素(イースターエッグ)やオマージュなどのトリビアの解説といった、このエピソードをより深く知るためのテキストをまとめています。

 この記事は「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」第15話「カミーノへの帰還」の本編鑑賞後にご覧ください。

 「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」の他のエピソードガイドは、以下をご参照ください。

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「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」第15話「カミーノへの帰還」ストーリー

 帝国軍に捕らえられたハンターは、ハイパースペースを航行するロー級輸送シャトルで輸送されていた。クロスヘアーはハンターのコムリンクを使い、バッド・バッチをおびき寄せようとしていたのだった。

 オード・マンテルではエコーやテクがマローダーを修理していたが、オメガはハンターを早く助けたいあせりのあまり、苛立ちを隠せない。

 クローン・トルーパーのグレガーをシドに預け、マローダーのシステムの復旧も完了すると、テクはハンターのコムリンクが起動されており、これによるとハンターはすでにダロにはいないと報告する。

 ハンターとクロスヘアーを乗せたロー級輸送シャトルはカミーノに到着。シャトルを出迎えたランパート中将に、クロスヘアーはバッド・バッチの残りのメンバーはいずれ追ってくるので、到着次第捕らえると言う。ランパート中将はクロスヘアーにこの件を任せ、予定通りにと告げる。

 クロスヘアーがハンターを連行した後、エリート分隊のES-02はクローン・トルーパーに昔の分隊の仲間を任せて良いのか、ランパート中将に疑問を呈する。ランパート中将は、クロスヘアーが失敗すればクローンはもう用済みであると言う。

 ハイパースペースを航行するマローダーの船内では、ハンターのコムリンクはバッド・バッチをカミーノにおびき寄せるためのワナであるとテクが見抜いていた。

 オメガは、帝国軍のトルーパーがいないというティポカ・シティの着陸パッドの座標へと導くが、そこは周囲に何もないカミーノの海上だった。オメガの指示通りにマローダーが高度を下げていくと、水面から着陸パッドがせり上がって現れる。高度を下げて近付くと起動する仕組みなのだ。

 オメガは、この着陸パッドからティポカ・シティへ移動する手段としてチューブ・システムへバッド・バッチを案内する。テクも知らなかったカミーノ中を網羅するチューブ・システムの存在を、オメガはナラ・セから聞いており、これによりナラ・セの私設調査ラボへ行けるという。

 ティポカ・シティでは、クロスヘアーに連行されるハンターが通常のクローン・トルーパーであるレックたちやカミーノアンの姿が見当たらないことに気付く。ハンターは、次に帝国軍が廃止するのはクローンに違いないと言うが、クロスヘアーは重要な者以外はなと返すのだった。

 ハンターが連行されたのは司令室で、エリート分隊のトルーパーが1隻の宇宙船がカミーノに侵入したものの、スキャナーから消えたことをクロスヘアーに報告。ES-02は偵察に知らせようとするが、クロスヘアーはバッド・バッチは「大抵の場合」、仲間を置いていったりはしないと連絡は不要にする。

 ハンターは、クロスヘアーは殺そうとしてきたから選択の余地がなかったと言うのだった。

 バッド・バッチとオメガは、チューブ・システムでナラ・セの私設調査ラボに到着。テクは引き続きハンターのコムリンクから、エコーはシステムに侵入してハンターの居所を探そうとする。

 オメガは、自身がこのラボで造られたことを明かす。さらにオメガだけではなく、バッド・バッチもここで造られたと言うのだ。ナラ・セの私設調査ラボが、突然変異を強化することで「実験ユニット99」を造った場所であり、オメガはそこに居合わせていた。

 その後、すぐにバッド・バッチは他のクローンの元へと送られたのだという。

 エコーは、システムには何も残されておらず、すべてのセントラル・ファイルは削除されていると報告。

 突然物音がして一同が警戒すると、AZI-3が現れた。他のドロイドは機能停止、カミーノアンの主要な医療スタッフは移送され、抵抗した者はクローンではない別の兵士たちに排除されたと説明する。さらにCT-9904、つまりクロスヘアー以外のクローン・トルーパーも全員惑星の外に移動したという。

 AZI-3はオメガに危険だから逃げるように言うが、オメガのハンターを助ける決意は変わらない。

 テクは、ハンターがセントラル・クローニング・プラットフォームからハンターの信号が出ていることを確認し、一行はそちらへ向かう。

 ハンターは、惑星を占領し、逆らう者を黙らせるというこれまでの旅の中で見てきた帝国のやり方を間違っているとクロスヘアーに説き、行動抑制チップによって利用されているのだと言及した時に、プラットフォーム5に侵入があったと報告が入った。

 AZ-3を連れたバッド・バッチは、動き出したハンターの信号を追ってティポカ・シティ内を移動。ハンターの信号が出ている、訓練場の真下にたどり着く。訓練場は開けた場所のため、クロスヘアーが狙撃するのに好都合だ。そのため、メインエントランスから入らずにリフトで上がって裏をかくことに。

 テク、レッカー、エコーは、クロスヘアーの狙いは自分たちだとして、オメガに隠れているように言う。何かあったら信号を送るので、その時は船に戻りレックスに連絡をすることを指示する。

 リフトで訓練場に上ると、クロスヘアーとエリート分隊が待ち構えていた。クロスヘアーに作戦を読まれていたのだ。テク、レッカー、エコーは武装を解除する。クロスヘアーはオメガのことを尋ね、答えたレッカーのウソを見抜いてエリート分隊のトルーパーを捜索に向かわせる。

 エコーが密かに送った信号を受けたオメガは、事前に言われていたように避難せず、訓練場に戦闘用ドロイドを送り込むことを思いつく。

 エリート分隊のトルーパーにバッド・バッチを包囲させたまま、帝国よりは仲間に忠実であるべきと言うハンターに、クロスヘアーは仲間だったはずの俺に忠実ではなかったと言い放つ。さらに、ハンターがクロスヘアーに与えなかったチャンスを与えようと言うのだった。

 ドロイドの起動準備をしていたオメガは、トルーパーに発見されてしまう。報告を受けたクロスヘアーは、オメガとハンターのために、オメガを船に乗せて追い出すよう指示する。

 オメガに危険と隣り合わせの逃亡生活を強いず、あの子を守りたいなら手放すことだと言うクロスヘアーは、さらにレックよりも優れ、帝国が銀河を守るための力として生まれてきた我々はまた兄弟に戻るのだとハンターを解放する。

 クロスヘアーが銃を下ろすよう命じたエリート分隊は、その命令には従えずブラスターを構えたまま。

 おもむろにブラスターを撃ったクロスヘアー。その一発は、反射を利用してエリート分隊を一発で全員倒してしまった。

 オメガの元に現れたエリート分隊のトルーパーは、AZI-3が戦闘用ドロイドのラックをぶつけたことで倒された。これにより、オメガは戦闘用ドロイドを送り込む準備を終える。

 クロスヘアーがなおもバッド・バッチの残りの面々を帝国軍に加わるように説得する中、オメガによる戦闘用ドロイドが続々と訓練場に現れる。ハンターはそのスキにクロスヘアーを取り押さえようとし、残るバッド・バッチのメンバーは戦闘用ドロイドと交戦。

 やがてクロスヘアーも戦闘用ドロイドに応戦し、5人のバッド・バッチは再びともに戦うのだった。

 エリート分隊のトルーパーが倒され、クロスヘアーがバッド・バッチと共闘する様子を見てES-02は訓練場を離れてランパート中将に報告。ランパート中将は、残りの全兵力を撤退させてクローンはともに死なせろと言う。

 ES-02が乗ったシャトルがティポカ・シティを離れ、ヴェネター級スター・デストロイヤーへと戻る中、ランパート中将はターキン総督に主任科学者も含めた重要なスタッフは移送完了であり、クローン技術は帝国の管理下にあると報告。ターキン総督は、準備出来次第砲撃するよう指示する。

 ティポカ・シティ攻撃のため、ヴェネター級スター・デストロイヤーが迫る中、訓練場でのバッド・バッチと戦闘用ドロイドとの戦いの行方は、そしてクロスヘアーが明かした驚きの言葉とは…

Disney+ (ディズニープラス)
「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」はDisney+ (ディズニープラス)にて独占配信中

「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」第15話「カミーノへの帰還」レビュー

スター・ウォーズ:バッド・バッチ

 まず最初に、「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」セカンドシーズンが2022年に配信されることが発表された。

 いよいよシリーズ最終2話というタイミングで発表されたということは、シーズン1のエンディングですべては解決されず、バッド・バッチの旅が今後も続くことがわかるわけだが、第15話「カミーノへの帰還」から始まる最終2話は前編・後編のような構成で、当然ながら続きが気になるエンディングとなっている。

 物語は、再びクローン・トルーパーの故郷であるカミーノへと戻り、第1話から続くクロスヘアーのバッド・バッチからの離脱について向き合うとともに、数々のクローン・トルーパーの兄弟たちを生み出してきたティポカ・シティとクローンの時代の終焉を描いていく。

 クローン・トルーパーの故郷の終焉が象徴的に表れているのは、ラストのヴェネター級スター・デストロイヤーから砲撃されるティポカ・シティのシーンだ。

 かつてはジェダイ・クルーザーとも呼ばれ、クローン戦争で共和国のために戦った艦がクローン・トルーパーを生産し続けてきたティポカ・シティを破壊するのは、オーダー66以降の共和国から変貌した帝国の姿に重ね合わせているようだ。

 クローン・トルーパーが生まれてきたクローニング施設や、彼らが食事をともにした食堂といったティポカ・シティ各所の誰もいない情景が砲撃直前に映し出されるカットは、まさに劇中のクローン戦争という時代、そしてプリクエル・トリロジーや「クローン・ウォーズ」というシリーズの終わりまでも表しているようで象徴的だ。

 こうしてクローン・トルーパーは「生産」されなくなり、TKナンバーを付けられたトルーパーがストームトルーパーへと変わっていくのだろう。「バッド・バッチ」シーズン2では、この変化も描かれていくのかも知れない。

 さらに、最終話の前編エピソードということで重要な要素が、衝撃的な事実を少しだけ暴露し、気になる謎を振りまいたことだ。

 オメガはナラ・セと特別な関係にあるどころか、自身を造った産みの親とも言える存在のようだ。そして、同じことはバッド・バッチにも言えるし、バッド・バッチが造られる様子をオメガが見たということは、彼らは本当に兄弟である上に、実はオメガはお姉さんだということになる。

 まだオメガが子どもであるのは、第9話「失われた賞金」で明らかになったようにジャンゴ・フェットのオリジナル遺伝子が手付かずのままで、ボバ・フェットと同様に成長加速の遺伝子操作をされておらず、バッド・バッチはクローン・トルーパーなので成長加速されていたということだ。

 オメガが第1話のバッド・バッチとの初対面で、全員の名前を知っていたのも納得がいく。チューブ・システムを知っていたように、オメガにはまだまだ知っていることがあるはずだ。これが最終話でどこまで明かされるのか…

 そして、クロスヘアーの帝国への転向は行動抑制チップによるものではなく、自身の意志なのだという。さらに、その行動抑制チップも取り去ったと明かす。

 第1話「余波」でナラ・セは、クロスヘアーの状態を分析して遺伝子変異により行動抑制チップや脳内活動に大きな影響を受けており、通常のクローンほどではないものの命令が伝わっていると言っていたので、この時点では行動抑制チップがあるものと思われたが、いつの段階で切除したのか?

 行動抑制チップを取り外し、何らかの理由があって従うフリをしていたのか。

 バッド・バッチと同様に、クロスヘアーの本心がつかめないところだ。しかし、クロスヘアーは仲間から裏切られた思いを抱えているようである。

 様々な謎を振りまきつつ、次回の第16話の最終回はどのような収束を迎えるのだろうか。

「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」第15話「カミーノへの帰還」トリビアチェックポイント

準備でき次第撃て

 ランパート中将からクローン技術の主要スタッフの移送完了の知らせを聞き、ティポカ・シティを砲撃する際に言う、「準備でき次第撃て(You may fire when ready)」というセリフは『エピソード4/新たなる希望』でターキンがオルデランに向けてスーパーレーザーを発射する際に言うセリフと同じ。

 また、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でもデス・スターのスーパーレーザーをスカリフのシタデル・タワーに向けて発射を指示する際に、ターキンは同じセリフを言っており、ターキンの砲撃の合図としておなじみだ(ここまで来ると、少し多用し過ぎなネタにも感じられるが)。

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